おばぁのご冥福をお祈りいたします。
木曜日, 8月 27, 2009
水曜日, 8月 26, 2009
火曜日, 8月 25, 2009
月曜日, 8月 24, 2009
今年の夏は終わった(全然まだ暑いけど)
●久しぶりの盛り上がり
もう20年振りぐらいだろうか。
今年の夏は、久しぶりに高校野球に熱中した。
そして、やはり20年振りぐらいで「今年の夏は終わった」と感じた。
理由は、郷里の岩手代表が勝ち進んだからだ。一回戦突破すらままならない岩手代表が、あわや決勝かというところまで勝ち進んだのだ。
自分でも面白いと思ったのは、第二のふるさと?横浜と対戦することが決まった時だ。
暮らした年数で考えれば、岩手よりも横浜の方が長い。
万が一対戦したら自分はどちらを応援するのか、というのは、僕にとって面白い仮定の質問だった。
でも、決まるまでは「どっちも応援する。」ぐらいの感覚でしかなかった。
僕はどうも仮定の設問にリアルに想像する事ができない。想像力が足りない。
●故郷への愛着
そして、対戦が決まった。
結局、こうなると、やっぱり勝って欲しいのは岩手、だった。
横浜よ、君たちは何度も甲子園を沸かせてきたじゃないか。今回は譲ってくれ。
そんな風に思った。
もちろん、毎年岩手代表が優勝に絡むような土地柄なら違う感覚だったかも知れない。
しかし、数十年振りとか、、、って、もうとにかく、昔見慣れた名字が並ぶチームに、俄然、頑張って欲しいと思った。
川村、佐藤、佐々木、吉田、、、一人だと普通の名字だが、こんなセットになると生まれ育った郷里を特徴付ける名字だ。
彼らのお陰で、本当にこの夏は楽しませて貰った。
10代の、子供の純真さと大人に負けないほどの体力と、微妙なバランスの年代の彼らでなければ起こし得ない奇跡。
自分がその年代だった時は全く気がつかなかったが、あの時代はホルモンバランスなのかなんなのか、不思議な力を持っているのは違いない。
●高校野球離れ
そして、勝ち負けは結果でしか無く、日々、積み重ねた努力が・・・・と、感傷的に考え始めた時、そんなきれい事なのか?と疑問が頭をよぎった。
20年ほど前、僕が、高校野球の興味を失っていった時期は、甲子園で公立学校が勝ち進むのは難しくなった時期だ。
全国規模で選手を集められる学校が、スター選手を産み、当然、勝ち進んだ時代。それが当たり前になった時代だと思う。
●高校野球とお金
多分、巨大化したチームを擁する学校が確実に上位に上がってきた。エースピッチャーなどは甲子園に来ても温存できるぐらいのチームだった。
そして、スター選手が、破格の契約金額でプロ野球に進んでいった時代。
選手だけではないだろう。有力選手を抱えるチーム、監督にだって、プロのお金がちらつくだろう。
大金が動くから、大人達は、簡単に目が眩んでしまう。
純粋に野球に没頭する大勢の選手達のすぐ隣で、目が眩んだ大人達も少なくなかったに違いない。
●傷ついた球児
こんな話をここ沖縄で近所のオジサンが「気の毒な子がいてね、、、」と話してくれた。
沖縄でも、少し前に、いわゆる「特待生問題」が問題になったのだそうだ。
全く高校野球に関心の無かった僕は「特待生問題」を知らなかった。
要は、全国規模で選手を集めるのはもとより、その地域の選手を集めることで、他校の戦力を落とすことができ、結果、「確実に県代表になれる」状態になるのだそうだ。
悲惨なのは、他校の戦力を貶めるために集められた特待生だ。
有力チームの有名監督に「君には特待生としてうちのチームに来て欲しい」と言われれば、夢を膨らませて、通学の困難とかも乗り越えて参加するに違いない。
大人の言葉の裏など読み取れない。
ところが、入部して、自分が際立った能力を買われたのではなく、むしろ、他校の戦力にならないようにするために呼ばれたのだ気がつく。塩漬けするために呼ばれだのだ。
頑張ればいい、と、周囲は簡単に言うかも知れない。
しかしどうだろう。同じポジションの選手が10人以上いるのだ。よほど目立つような力が無ければ、あとは、監督や先輩に気に入られるかどうかがレギュラー入りの鍵になる。
そうやって「来て欲しい」事が、実は「他校で実力を発揮して欲しくない」という意味だと、気がつくのだ。
僕が聞いた話では、その選手(そのオジサンの親類らしい)は、失望し、野球部を辞めたそうだ。
特待生では、転校もままならなかったようだ。
きっと、「特待生」という事でもてはやされた分、退部は、彼自身、相当傷ついただろう。
裏の事情を理解しない周囲にも傷つけられただろう。
傷ついた分、強い大人になっていて欲しいと思うが、出来ることなら、好きな野球で思う存分チャレンジして成長できるのが望ましいのは言うまでもない。
野球に限らず、10代の心と体の微妙な時期に、夢中になれるのは素晴らしいこと、は、疑いようもない。
●優先すべきもの
選挙真っ盛りの今、「未来を担う子供達の事を考える」事が大切だとよく聞く。
大人の都合の陰で、「野球が好き」という無垢な気持ちを裏切るような、ビジネスという名の金儲けを優先する大人達の価値観を、高校生の世界には持ち込まないで欲しい。
20数年前、高校生の僕に教師は言った。
志望する大学(私立)に、合格ラインに足りなければ、10点○○万円で買わなきゃならんぞ、と、当たり前のように言われた。そういう時代だった。
これが全てではないものの、その時に、大学入試なんてアホらしい、と感じた事をよく覚えている。チャレンジする価値など何も感じなくなった。
もちろん、軟弱な僕にとって努力を避ける言い訳にできた、という面もあったが、そうやって大人達が"新人類"をどんどん生産していった時代だった。
10代の多感な時期を、大人達がビジネスを理由に立ち入ってはいけない。
子供達は、勝手に新人類や宇宙人になるわけではない。今の社会が、大人達が彼らを創っているのだ。
などと、「大人の責任」をもう少し若い時に考えられれば良かったなと思う新人類なのでした。
日曜日, 8月 23, 2009
PS3が1万円値下げ
PS3が1万円値下げ。\29800になるらしい。
これって、Blu-rayプレーヤーとしても使えるし、外付けHDDがNTFSフォーマット対応しちゃったら、、、どうしよう。。
なんて思っている矢先に、携帯メールに○ドバシカメラから、先行予約受付中のメール。
良かった。NTFSの確認が必要、って考えてなかったら、クリックしてしまってたかも。
「購入しない」という最も賢い選択がなかなかできないのです。
これって、Blu-rayプレーヤーとしても使えるし、外付けHDDがNTFSフォーマット対応しちゃったら、、、どうしよう。。
なんて思っている矢先に、携帯メールに○ドバシカメラから、先行予約受付中のメール。
良かった。NTFSの確認が必要、って考えてなかったら、クリックしてしまってたかも。
「購入しない」という最も賢い選択がなかなかできないのです。
土曜日, 8月 22, 2009
海賊と呼ばれて
WFP(国連世界食糧計画)のメールニュースを購読していて、たまたま目に付いた"ソマリアからの報告"。
そこからなんの気無しにソマリア関連のネットサーフィンをして知ったこと。
●ソマリアの海賊って誰?
気の毒な写真。
ネットで、ソマリアの海賊の写真を探してみると、海賊の方が気の毒だ。
ニュースでは「凶悪」「組織的」「海賊は母船からボートで接近し攻撃」などと報じられているが、その、母船ですらこんな小さな船の写真しか見つからなかった。
沖縄の離島に向かうフェリーの方が、よっぽどでかい。
ちなみに海賊退治の軍艦の写真はこちら。
Japanese frigate helps Maltese ship off Somalia
●海賊の起源は漁師達?
ソマリア・アデン湾地域のこんな歴史を見つけた。
(東京新聞の1月19日付け『本音のコラム』欄の記事を引用したとの情報が多かった。)
①豊かな漁場のアデン湾で漁をして暮らしている地域住民がいた。
②外国船団による海洋資源搾取。
③(揉め事が増えたためであろう)外国船団がソマリア人民兵を雇い"安全に"操業を継続。
④混乱するソマリア政治状況に乗じ、有毒廃棄物をアデン湾沖に投棄する外国船団も現れるようになった。(外国船団を抱える企業のいくつかは、時のソマリア政府と契約し投棄は法的に許された状態になった。)
⑤2005年のスマトラ沖地震津波により、外国船団が海洋投棄し海底に沈んでいた放射性廃棄物と有害な化学物質が沿岸に拡散することになり、アデン湾地域住民に健康被害を及ぼすことになった。この事態を迎え、ようやく、国連は調査を開始した。
⑥この地域の漁師達は、「海賊行為」とされる事をするようになった。
●イメージのギャップ
これって、もう聞き飽きたほどの
『アメリカ型経済至上主義が貧しい地域で搾取』
→『貧しいながら生活を支えた地場産業の崩壊』
→『壊した連中に対するテロ』
の構図だ。
事の真偽や見方はいろいろあるだろうが、先に紹介した「軍隊が捕らえた海賊母船の写真」を見る限り、先端技術の粋を集めた巨大な戦艦を向かわせる事に、とても違和感を感じる。
この話を知るまで、ソマリア沖海賊のイメージは、少なくとも母船には数十人から数百人の海の猛者達がいて、その上で、近代的な武装もしている、そんなイメージだった。
だから世界中から軍隊が行くんだと、勝手にアホな理解をしていた。
●圧倒的な武力を使うお金を回せないのか
圧倒的な武力を行使するための「予算」を、単純にあの地域に配ることが何故できないのか。海賊業に従事する人達が、危険を冒すことなく生活ができるなら海賊業は廃業するだろうに。。。少なくとも僅か十数年前までは海賊業以外の仕事で生活してきたのだから。
本当に、ソマリア地域の漁場を荒らし、地域住民へ健康被害を及ぼしたことが事件の本質だとすれば、漁場を荒らした企業が責任を認めれば、何らかの形で、武力行使にかかる予算の代わりに、あの地域に償いができるのに。。。
●こちら側の論理
資本主義というのか経済至上主義で企業は「法的に問題がない」中で利益を追求し続けている。
「道徳・倫理的に問題がある」事が明らかでも、「法的に問題がない」なら企業は手を染めがちだ。
法が未整備であれば、間違いなく、食品偽装だってなんだってやり放題の社会がこちら側だ。
法的に問題がなければ企業イメージを損ねない限り儲けてナンボの社会だ。
そして、企業イメージに左右されない企業の方が数は多いわけだから、世の中全体としては、法的に問題がなければ何でもアリ、の社会なのだ。
事実、地域に健康被害をもたらした廃棄物を投棄した会社は、法的には問題がないと思われる。
倫理的には考えにくいが、今もなお、この地での廃棄物投棄ビジネスを続けているとしたら、むしろ、民兵を雇う必要がなくなって、利益が増えているかも知れない。
株価も上がっているかも知れない。
●海賊の家族
こっちの社会が海賊と呼んでいる人達にも家族がいて生活があって社会がある。
支えなければならない家族がいて、未来を託したい子供がいて、生涯を共にしたい伴侶が居る。
何処の国だか聞いた事もない国の船がやってきて、漁場を荒らしていった。
何処の国だか聞いた事もない国の人達の生活を潤した結果のゴミのせいで、家族の健康まで奪われた。
治療を受けさせたい。奪われた健康を取り戻したい。
納得のいくはずのない病気なのだ。なんとしても治療を受けさせたい。
漁もできなくなった海。漁ができず、生活は一層苦しい。
治療どころか、日々の食料に困る日々。
そんな時に視界に入るのは、遠く沖を行き交う、外国のタンカー。
残されたのは、つい数年前まで現役で使っていたのに、今は浜に打ち上げられたボート。
。。。ということなら、「今どき海賊!?」も、納得がいく。
何百年も続いてきた生活の糧を搾取された代わりに得た生活はどんなものなのか。。。
彼らからみれば、僕は搾取した側の社会に暮らす人間でしかない。
海賊と呼ばれずに「漁場を奪われた元漁民達」と伝えられていれば、彼らの行動も、こちら側の対応も変わったかも知れない。
ニュースで、
「西側先進国のソマリア沖への廃棄物投棄により漁場と健康を奪われた、とするソマリアの元漁師達が、西側先進国向けのタンカーを占拠し、代償を払えとの抗議をしています。」
と報じられれば、見方も変わったかも知れない。
●できること
何もできない。
せめて、自分の住む地域のモノを食べることを心がけたいと思った。
近所の八百屋さんにはこれからもお世話になります。
なんか情けないけど、それ以上のことは直接何かできるわけはない。
ただ、こちら側が海賊と呼んでいる彼らが、こちら側を「窃盗団」「破壊者」だと思っているかもしれない。
それだけは肝に銘じておこう。
==========================
※1/19付け東京新聞 堤未香氏の『海賊の正体』という記事からの抜粋
ソマリア海域の海賊事件が急増し、国際海事局が各国に協力を呼びかけている。海上自衛隊派遣の議論が高まる中でふと思う。そもそもこの「海賊」はだろう何者なのだろう?
UNEP(国連環境計画)の職員ニック・ナトール氏は英紙のインタビューで、1990年代初めに欧米の大企業がソマリアの政治家・軍幹部と交わした廃棄物投棄協定について指摘する。
内容はそれらの企業が今後ソマリア地域沿岸に産業廃棄物を投棄することを認めるというものでだ。その後、放射性物質に汚染された地域住民数万人が発病。国連が調査した結果、有害化学物質によるものであることが明らかになった。海域を汚染する外国企業に生活手段を奪われ、いくら訴えても動かない国連に見切りをつけたソマリア漁民は自ら武器をとり、やがては「海賊」と呼ばれるようになったという。
別な立場の人々に目線を合わせる事は、時にもっと大きな敵の存在に気づかせる。あるイラク帰還兵は私に言った。「本当のテロリストは誰なんだ?」と。
現実に起きている惨事への対応は待ったなしだ。そこに至る状況を作り出してきた時系列での丁寧な検証は、毎日各地で罪のない人々の血を流し続ける紛争の類似性と、欲望が作り出すもう一つの世界地図を浮かび上がらせるだろう。真の歴史教育が変革を後押しする。(ジャーナリスト)
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そこからなんの気無しにソマリア関連のネットサーフィンをして知ったこと。
●ソマリアの海賊って誰?

ネットで、ソマリアの海賊の写真を探してみると、海賊の方が気の毒だ。
ニュースでは「凶悪」「組織的」「海賊は母船からボートで接近し攻撃」などと報じられているが、その、母船ですらこんな小さな船の写真しか見つからなかった。
沖縄の離島に向かうフェリーの方が、よっぽどでかい。
ちなみに海賊退治の軍艦の写真はこちら。
Japanese frigate helps Maltese ship off Somalia
●海賊の起源は漁師達?
ソマリア・アデン湾地域のこんな歴史を見つけた。
(東京新聞の1月19日付け『本音のコラム』欄の記事を引用したとの情報が多かった。)
①豊かな漁場のアデン湾で漁をして暮らしている地域住民がいた。
②外国船団による海洋資源搾取。
③(揉め事が増えたためであろう)外国船団がソマリア人民兵を雇い"安全に"操業を継続。
④混乱するソマリア政治状況に乗じ、有毒廃棄物をアデン湾沖に投棄する外国船団も現れるようになった。(外国船団を抱える企業のいくつかは、時のソマリア政府と契約し投棄は法的に許された状態になった。)
⑤2005年のスマトラ沖地震津波により、外国船団が海洋投棄し海底に沈んでいた放射性廃棄物と有害な化学物質が沿岸に拡散することになり、アデン湾地域住民に健康被害を及ぼすことになった。この事態を迎え、ようやく、国連は調査を開始した。
⑥この地域の漁師達は、「海賊行為」とされる事をするようになった。
●イメージのギャップ
これって、もう聞き飽きたほどの
『アメリカ型経済至上主義が貧しい地域で搾取』
→『貧しいながら生活を支えた地場産業の崩壊』
→『壊した連中に対するテロ』
の構図だ。
事の真偽や見方はいろいろあるだろうが、先に紹介した「軍隊が捕らえた海賊母船の写真」を見る限り、先端技術の粋を集めた巨大な戦艦を向かわせる事に、とても違和感を感じる。
この話を知るまで、ソマリア沖海賊のイメージは、少なくとも母船には数十人から数百人の海の猛者達がいて、その上で、近代的な武装もしている、そんなイメージだった。
だから世界中から軍隊が行くんだと、勝手にアホな理解をしていた。
●圧倒的な武力を使うお金を回せないのか
圧倒的な武力を行使するための「予算」を、単純にあの地域に配ることが何故できないのか。海賊業に従事する人達が、危険を冒すことなく生活ができるなら海賊業は廃業するだろうに。。。少なくとも僅か十数年前までは海賊業以外の仕事で生活してきたのだから。
本当に、ソマリア地域の漁場を荒らし、地域住民へ健康被害を及ぼしたことが事件の本質だとすれば、漁場を荒らした企業が責任を認めれば、何らかの形で、武力行使にかかる予算の代わりに、あの地域に償いができるのに。。。
●こちら側の論理
資本主義というのか経済至上主義で企業は「法的に問題がない」中で利益を追求し続けている。
「道徳・倫理的に問題がある」事が明らかでも、「法的に問題がない」なら企業は手を染めがちだ。
法が未整備であれば、間違いなく、食品偽装だってなんだってやり放題の社会がこちら側だ。
法的に問題がなければ企業イメージを損ねない限り儲けてナンボの社会だ。
そして、企業イメージに左右されない企業の方が数は多いわけだから、世の中全体としては、法的に問題がなければ何でもアリ、の社会なのだ。
事実、地域に健康被害をもたらした廃棄物を投棄した会社は、法的には問題がないと思われる。
倫理的には考えにくいが、今もなお、この地での廃棄物投棄ビジネスを続けているとしたら、むしろ、民兵を雇う必要がなくなって、利益が増えているかも知れない。
株価も上がっているかも知れない。
●海賊の家族
こっちの社会が海賊と呼んでいる人達にも家族がいて生活があって社会がある。
支えなければならない家族がいて、未来を託したい子供がいて、生涯を共にしたい伴侶が居る。
何処の国だか聞いた事もない国の船がやってきて、漁場を荒らしていった。
何処の国だか聞いた事もない国の人達の生活を潤した結果のゴミのせいで、家族の健康まで奪われた。
治療を受けさせたい。奪われた健康を取り戻したい。
納得のいくはずのない病気なのだ。なんとしても治療を受けさせたい。
漁もできなくなった海。漁ができず、生活は一層苦しい。
治療どころか、日々の食料に困る日々。
そんな時に視界に入るのは、遠く沖を行き交う、外国のタンカー。
残されたのは、つい数年前まで現役で使っていたのに、今は浜に打ち上げられたボート。
。。。ということなら、「今どき海賊!?」も、納得がいく。
何百年も続いてきた生活の糧を搾取された代わりに得た生活はどんなものなのか。。。
彼らからみれば、僕は搾取した側の社会に暮らす人間でしかない。
海賊と呼ばれずに「漁場を奪われた元漁民達」と伝えられていれば、彼らの行動も、こちら側の対応も変わったかも知れない。
ニュースで、
「西側先進国のソマリア沖への廃棄物投棄により漁場と健康を奪われた、とするソマリアの元漁師達が、西側先進国向けのタンカーを占拠し、代償を払えとの抗議をしています。」
と報じられれば、見方も変わったかも知れない。
●できること
何もできない。
せめて、自分の住む地域のモノを食べることを心がけたいと思った。
近所の八百屋さんにはこれからもお世話になります。
なんか情けないけど、それ以上のことは直接何かできるわけはない。
ただ、こちら側が海賊と呼んでいる彼らが、こちら側を「窃盗団」「破壊者」だと思っているかもしれない。
それだけは肝に銘じておこう。
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※1/19付け東京新聞 堤未香氏の『海賊の正体』という記事からの抜粋
ソマリア海域の海賊事件が急増し、国際海事局が各国に協力を呼びかけている。海上自衛隊派遣の議論が高まる中でふと思う。そもそもこの「海賊」はだろう何者なのだろう?
UNEP(国連環境計画)の職員ニック・ナトール氏は英紙のインタビューで、1990年代初めに欧米の大企業がソマリアの政治家・軍幹部と交わした廃棄物投棄協定について指摘する。
内容はそれらの企業が今後ソマリア地域沿岸に産業廃棄物を投棄することを認めるというものでだ。その後、放射性物質に汚染された地域住民数万人が発病。国連が調査した結果、有害化学物質によるものであることが明らかになった。海域を汚染する外国企業に生活手段を奪われ、いくら訴えても動かない国連に見切りをつけたソマリア漁民は自ら武器をとり、やがては「海賊」と呼ばれるようになったという。
別な立場の人々に目線を合わせる事は、時にもっと大きな敵の存在に気づかせる。あるイラク帰還兵は私に言った。「本当のテロリストは誰なんだ?」と。
現実に起きている惨事への対応は待ったなしだ。そこに至る状況を作り出してきた時系列での丁寧な検証は、毎日各地で罪のない人々の血を流し続ける紛争の類似性と、欲望が作り出すもう一つの世界地図を浮かび上がらせるだろう。真の歴史教育が変革を後押しする。(ジャーナリスト)
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木曜日, 8月 20, 2009
鍵束の行方
若手の同僚、Tさんの話。
一週間ほど前、彼は待ちに待った夏休みを迎え、張り切っていました。
大いに張り切った彼は、沖縄本島北部の、誰も知らない、とびきり美しい海に遊びに行きました。
張り切っていたので、車で2時間以上かかる行程を苦にせず、家から海パンを履いて遊びに行きました。
張り切っていたので、自宅やら車やら全ての鍵という鍵がセットになっている鍵束を海パンのポケットに入れて出かけました。
途中、自分の車を降り、同僚の車に同乗しました。この時、鍵束を取り出し、丁寧に自分の車の鍵を鍵束に加えました。
Tさんが愛車の鍵を見たのはこれが最後になりました。
再びポケットに鍵束を仕舞いました。
この時既に、Tさんの意識は、「海パンのポケット」ではなく「普段着の短パンのポケット」という意識に変わっていました。
海に着きました。張り切っていたので、着くなり海に入りました。
青い空、温かい海、透明の水、揺れる波、やっぱり海パンを履いてきて正解だったと思いました。
張り切って海に入りました。飛び込みました。
張り切って遊びました。はしゃいでいました。
見るもの全てが輝いていました。
夏休み、虫の声、水の音、入道雲、、、魚になった気分、、、
「もう、何もいらない。幸せ。」
海に漂いながら、そんな事を考えていました。
何もいらない、そんな幸せな気分の中、水の輝きに紛れて、鍵束が太陽の光を反射して輝きながら、静かに海底に沈んでいきました。
しばらくして、Tさんは、海パンのポケットにあるはずの違和感がないことに気がつきました。
ゴツゴツした鍵束の不快な感覚がないのです。
鍵束と共に海パンが脱げていたなら、海パンの浮力がその場所を示していたことでしょう。
確かにTさんは思いました。何もいらない、と。
だったら、海パンすらいらなかったのに、、、、
しかし、鍵束は海パンに別れを告げていました。
鍵束は思いました。今、海に潜らなければ、一生、鍵束は海に潜ることは無い。と。
いや、二度と海を見ることも無いかも知れません。
そして、鍵束の鍵達も、もう、鍵穴に突っ込まれる人生いや鍵生は嫌だという事で意見が一致しました。
Tさんは、何度も、何度も何度も、ポケットを探りました。
しかし、ポケットを探る手に触れるのは、海パンの薄い生地を通して触れる自身の肉体ばかりです。。。
次にTさんは、何度も、何度も何度も、海底をのぞき込みました。
しかし、海底は延々と海底なだけで、見渡しても見渡しても鍵束らしきモノは見つかりません。余りに広い範囲をはしゃいで動き回っていたのだから仕方ありません。
鍵束は海のモズク、もとい、藻屑となりました。
被害金額2万5千円。
でも、鍵達は今も温かい海の底で幸せに過ごしているのかも知れません。
鍵束の幸せ、プライスレス。
一週間ほど前、彼は待ちに待った夏休みを迎え、張り切っていました。
大いに張り切った彼は、沖縄本島北部の、誰も知らない、とびきり美しい海に遊びに行きました。
張り切っていたので、車で2時間以上かかる行程を苦にせず、家から海パンを履いて遊びに行きました。
張り切っていたので、自宅やら車やら全ての鍵という鍵がセットになっている鍵束を海パンのポケットに入れて出かけました。
途中、自分の車を降り、同僚の車に同乗しました。この時、鍵束を取り出し、丁寧に自分の車の鍵を鍵束に加えました。
Tさんが愛車の鍵を見たのはこれが最後になりました。
再びポケットに鍵束を仕舞いました。
この時既に、Tさんの意識は、「海パンのポケット」ではなく「普段着の短パンのポケット」という意識に変わっていました。
海に着きました。張り切っていたので、着くなり海に入りました。
青い空、温かい海、透明の水、揺れる波、やっぱり海パンを履いてきて正解だったと思いました。
張り切って海に入りました。飛び込みました。
張り切って遊びました。はしゃいでいました。
見るもの全てが輝いていました。
夏休み、虫の声、水の音、入道雲、、、魚になった気分、、、
「もう、何もいらない。幸せ。」
海に漂いながら、そんな事を考えていました。
何もいらない、そんな幸せな気分の中、水の輝きに紛れて、鍵束が太陽の光を反射して輝きながら、静かに海底に沈んでいきました。
しばらくして、Tさんは、海パンのポケットにあるはずの違和感がないことに気がつきました。
ゴツゴツした鍵束の不快な感覚がないのです。
鍵束と共に海パンが脱げていたなら、海パンの浮力がその場所を示していたことでしょう。
確かにTさんは思いました。何もいらない、と。
だったら、海パンすらいらなかったのに、、、、
しかし、鍵束は海パンに別れを告げていました。
鍵束は思いました。今、海に潜らなければ、一生、鍵束は海に潜ることは無い。と。
いや、二度と海を見ることも無いかも知れません。
そして、鍵束の鍵達も、もう、鍵穴に突っ込まれる人生いや鍵生は嫌だという事で意見が一致しました。
Tさんは、何度も、何度も何度も、ポケットを探りました。
しかし、ポケットを探る手に触れるのは、海パンの薄い生地を通して触れる自身の肉体ばかりです。。。
次にTさんは、何度も、何度も何度も、海底をのぞき込みました。
しかし、海底は延々と海底なだけで、見渡しても見渡しても鍵束らしきモノは見つかりません。余りに広い範囲をはしゃいで動き回っていたのだから仕方ありません。
鍵束は海のモズク、もとい、藻屑となりました。
被害金額2万5千円。
でも、鍵達は今も温かい海の底で幸せに過ごしているのかも知れません。
鍵束の幸せ、プライスレス。
水曜日, 8月 19, 2009
最近のNMP-1000
稼働率高いです。近所のレンタルDVD屋さんが旧作100円レンタルをやっていることもあり、ISOイメージライブラリ拡充中です。
やはり、気軽に、気分で、リモコンで、観られるというのは快適。
使い込むほどに、途中まで観た場所を記憶しておける「しおり」機能が欲しいぐらいかな。
「概ね満足」と言いたいとこだけど、ちょっとした問題に遭遇している最中なので、「とりあえず満足」ぐらいかな。
●S/PDIF左右チャンネル逆疑惑
QNAPのフォーラムに、光出力の音声左右チャンネルが逆との情報がありました。
http://www.qnapclub.jp/viewtopic.php?p=205&sid=eaeaf2761ca106ef9bca5bad60b690be
ステレオ音源のクラシックピアノ曲の場合だと、高いキーほど右チャンネル寄りに再生されていた気がしたので、これは、正しい??
ちょっと前まではアナログ音声出力も繋いでいたので、すぐ確かめられたはずなんだけど、最近、S/PDIFだけにしちゃったんだよねぇ。
もしかすると、私のNMP-1000は、購入直後にS/PDIFの不調(出力されない)で交換した経緯もあるので大丈夫なのかもなどとも思いつつ、そのうち、アナログで繋いでみて確かめてみよっと。
●ビデオ再生
これまでは、快適に再生してくれていたのですが、最近になって、再生中の画面の一部が一瞬モザイク状に表示されたり、再生中に数分間分勝手にスキップして次のチャプターに飛んでしまう現象に遭遇しています。
ソースの問題なのか、バックグラウンドの処理負荷の問題なのか、ファームの問題なのか、ディスク空き容量の問題なのか、カタログ情報の問題なのか、、、
とりあえず、ファームは元に戻して、バックグラウンドのBTもサービスを停止、それでも特定のソースの特定の箇所で不具合が出る、ところまで確認。
まぁ、稼働率が高いので、焦らずとも、他のソースでの状況など見ながら原因を絞り込めていけるでしょう。
前述の音声チャンネルも含め、のんびり確認していこー。
●ファーム更新
以前、ファームを更新したのですが、1.0.1には公開版?(ビルド709)とテスト版(ビルド716)があるようです。私が更新したのは公開版でした。
ファイルサイズが大きくなっているテスト版(ビルド716)を試してみました。
うーん、特に違いは感じられません。懸案の市販Blu-rayから抜いたmkvファイルも相変わらず音声しか再生されませんでした。残念。
ビデオ再生不具合の原因追及もあって、ビルド709にとりあえず戻しました。
※ファーム(ビルド709)
http://www.unitycorp.co.jp/qnap/support/firmware/NMP-1000_20090709-1.1.0_NO_CONFIG_NTSC.zip
※ファーム(ビルド716)
http://q-rocks.ath.cx/download/category/57-nmp-1000.html?download=163%3Anmp-1000-ntsc-ver.1.10-beta
●Bittorent
僕にとって初体験のBT機能。
仕組みをざっとネットで調べたり、社会的な危険水域を確認したり、一応、その上で、当たり障り無いところから試してみました。
ま、動きます。もう少し使ってみないとわかりませんね。
感覚的なものかも知れませんが、BTを動かしていると全体のパフォーマンスに影響するような気がしていて、その辺りの情報が欲しいところです。
●Youtube
この機能は便利。日本語検索に対応してくれれば、って期待するほどいい。
事件で話題の動画なんかは、パパッと呼び出して検索して再生できる。いちいちPCなんか使う気になりません。
●Flickr
これも使ってみました。アカウントを持っていなかったのでユーザー登録して使ってみましたが、Picasaメインの僕としては、使う予定はないものの、ま、使えました。特に感動はなかった。。。
●NAS機能
これが目下最大のマイナス点。
NASとしては転送速度が遅い。遅すぎ。
結局、ISOイメージの転送なんかは、USB接続でやってます。本当は、ISO作成する時に直接イメージを書き込みたいぐらいなのですが、無理ですねぇ。。。
ただ、QNAPはNASのメーカーなんだから、今後の改善に期待ですね。
●操作全般
・ファイル移動
ファイル操作がリモコンでできるのは良いのですが、「ファイル移動」が無いのは仕方がないのかな。
そもそも、内蔵ディスクに対して、外部からアクセスできるので排他制御とか面倒そうだし(NASなんだから当然だけど)。。とはいえ、できることなら対応して欲しい。です。
・「プレイリスト」の概念が欲しい
再生中に、リモコンで次に再生したいフォルダなんかをどんどん追加していけるといいな。
今の仕様では、二枚組のCDをフォルダを分けて格納していると、連続再生はできない。ようだ。
●画面
・読み込み中のクルクル回るアイコン?はイケてない。
急にファミコンの画面に切り替わったような感じ。
・Windowsでいうところの「テーマ」が変更できない
デフォルト画面見慣れるとクールではないって感じる。っていうか、クールな画面にしたい。
トップメニューの枠内表示を指定した画像や動画再生にしておけるんだけど、トップメニューだけなんだよなぁ。しかも、指定できるのは一フォルダだけだし。。。
●その他
NMP-1000導入でDVDを観る機会がかなり増えます。お気軽ハードルがグッと下がります。
やはり、メディアをセットして・・・、というのは、レコードで音楽を聴くのとCD、いや、iPodになった時のインパクトぐらい違います。
面白いのは、気軽に観るようになると、気軽に中断もしちゃう。見始めても、なんか気分が違うなぁ、ぐらいで、他のソースに変えちゃう。逆に、気分次第で、随分以前に観た映画を繰り返し観る機会が増えてくる。付録のボーナスDVDとかの類も随分観るようになります。だからこそ、最初に書いた「しおり」機能が重要になります。できれば、任意の場所にしおりを挟み、次回、そのしおりから再生すると、しおりの5秒前ぐらいから再生してくれるのが理想ですねぇ。
●その他2
東芝REGZAシリーズがUSB外付けHDDをサポートしました。(他のメーカーの事はよく知らない。。。)
この外付けHDDの使い方、いずれ、マルチメディアプレーヤー機能がAV機器の中心になると期待させます。ちょっと前に話題になった「ホームサーバー」とか「メディアセンター」とかいう話です。
今は、ちょうどiPod登場前夜のように台湾や韓国製のMP3プレーヤーが注目を浴びていた時期なのだと思います。
あの当時の大手家電メーカーのMP3プレーヤーは、コピー保護のないMP3ファイルには積極的には対応しないことで使い勝手を悪くしていました。世の中でブームに火を付けるユーザーに見向きをされなかったのだと思います。
その後、iPod/iTunesの登場で、「怪しくなくて」「MP3も活用できて」「コピー保護技術にも対応して」「レコード会社を巻き込んで」一気に一般化したのだと思っています。
今、NMP-1000周辺には、そんな爆発前の空気を感じずには居られません。
●その他速報
マルチメディアプレーヤーとして、個人的には最右翼にあると思っていたPS3の新型が発表されました。
USB外付けHDDがNTFS対応ならいいのですが、その情報はまだ確認できていません。
これから、ボチボチ製品レビューが出てくることでしょう。
Apple-TVってのもあるわけだし。
やはり、気軽に、気分で、リモコンで、観られるというのは快適。
使い込むほどに、途中まで観た場所を記憶しておける「しおり」機能が欲しいぐらいかな。
「概ね満足」と言いたいとこだけど、ちょっとした問題に遭遇している最中なので、「とりあえず満足」ぐらいかな。
●S/PDIF左右チャンネル逆疑惑
QNAPのフォーラムに、光出力の音声左右チャンネルが逆との情報がありました。
http://www.qnapclub.jp/viewtopic.php?p=205&sid=eaeaf2761ca106ef9bca5bad60b690be
ステレオ音源のクラシックピアノ曲の場合だと、高いキーほど右チャンネル寄りに再生されていた気がしたので、これは、正しい??
ちょっと前まではアナログ音声出力も繋いでいたので、すぐ確かめられたはずなんだけど、最近、S/PDIFだけにしちゃったんだよねぇ。
もしかすると、私のNMP-1000は、購入直後にS/PDIFの不調(出力されない)で交換した経緯もあるので大丈夫なのかもなどとも思いつつ、そのうち、アナログで繋いでみて確かめてみよっと。
●ビデオ再生
これまでは、快適に再生してくれていたのですが、最近になって、再生中の画面の一部が一瞬モザイク状に表示されたり、再生中に数分間分勝手にスキップして次のチャプターに飛んでしまう現象に遭遇しています。
ソースの問題なのか、バックグラウンドの処理負荷の問題なのか、ファームの問題なのか、ディスク空き容量の問題なのか、カタログ情報の問題なのか、、、
とりあえず、ファームは元に戻して、バックグラウンドのBTもサービスを停止、それでも特定のソースの特定の箇所で不具合が出る、ところまで確認。
まぁ、稼働率が高いので、焦らずとも、他のソースでの状況など見ながら原因を絞り込めていけるでしょう。
前述の音声チャンネルも含め、のんびり確認していこー。
●ファーム更新
以前、ファームを更新したのですが、1.0.1には公開版?(ビルド709)とテスト版(ビルド716)があるようです。私が更新したのは公開版でした。
ファイルサイズが大きくなっているテスト版(ビルド716)を試してみました。
うーん、特に違いは感じられません。懸案の市販Blu-rayから抜いたmkvファイルも相変わらず音声しか再生されませんでした。残念。
ビデオ再生不具合の原因追及もあって、ビルド709にとりあえず戻しました。
※ファーム(ビルド709)
http://www.unitycorp.co.jp/qnap/support/firmware/NMP-1000_20090709-1.1.0_NO_CONFIG_NTSC.zip
※ファーム(ビルド716)
http://q-rocks.ath.cx/download/category/57-nmp-1000.html?download=163%3Anmp-1000-ntsc-ver.1.10-beta
●Bittorent
僕にとって初体験のBT機能。
仕組みをざっとネットで調べたり、社会的な危険水域を確認したり、一応、その上で、当たり障り無いところから試してみました。
ま、動きます。もう少し使ってみないとわかりませんね。
感覚的なものかも知れませんが、BTを動かしていると全体のパフォーマンスに影響するような気がしていて、その辺りの情報が欲しいところです。
●Youtube
この機能は便利。日本語検索に対応してくれれば、って期待するほどいい。
事件で話題の動画なんかは、パパッと呼び出して検索して再生できる。いちいちPCなんか使う気になりません。
●Flickr
これも使ってみました。アカウントを持っていなかったのでユーザー登録して使ってみましたが、Picasaメインの僕としては、使う予定はないものの、ま、使えました。特に感動はなかった。。。
●NAS機能
これが目下最大のマイナス点。
NASとしては転送速度が遅い。遅すぎ。
結局、ISOイメージの転送なんかは、USB接続でやってます。本当は、ISO作成する時に直接イメージを書き込みたいぐらいなのですが、無理ですねぇ。。。
ただ、QNAPはNASのメーカーなんだから、今後の改善に期待ですね。
●操作全般
・ファイル移動
ファイル操作がリモコンでできるのは良いのですが、「ファイル移動」が無いのは仕方がないのかな。
そもそも、内蔵ディスクに対して、外部からアクセスできるので排他制御とか面倒そうだし(NASなんだから当然だけど)。。とはいえ、できることなら対応して欲しい。です。
・「プレイリスト」の概念が欲しい
再生中に、リモコンで次に再生したいフォルダなんかをどんどん追加していけるといいな。
今の仕様では、二枚組のCDをフォルダを分けて格納していると、連続再生はできない。ようだ。
●画面
・読み込み中のクルクル回るアイコン?はイケてない。
急にファミコンの画面に切り替わったような感じ。
・Windowsでいうところの「テーマ」が変更できない
デフォルト画面見慣れるとクールではないって感じる。っていうか、クールな画面にしたい。
トップメニューの枠内表示を指定した画像や動画再生にしておけるんだけど、トップメニューだけなんだよなぁ。しかも、指定できるのは一フォルダだけだし。。。
●その他
NMP-1000導入でDVDを観る機会がかなり増えます。お気軽ハードルがグッと下がります。
やはり、メディアをセットして・・・、というのは、レコードで音楽を聴くのとCD、いや、iPodになった時のインパクトぐらい違います。
面白いのは、気軽に観るようになると、気軽に中断もしちゃう。見始めても、なんか気分が違うなぁ、ぐらいで、他のソースに変えちゃう。逆に、気分次第で、随分以前に観た映画を繰り返し観る機会が増えてくる。付録のボーナスDVDとかの類も随分観るようになります。だからこそ、最初に書いた「しおり」機能が重要になります。できれば、任意の場所にしおりを挟み、次回、そのしおりから再生すると、しおりの5秒前ぐらいから再生してくれるのが理想ですねぇ。
●その他2
東芝REGZAシリーズがUSB外付けHDDをサポートしました。(他のメーカーの事はよく知らない。。。)
この外付けHDDの使い方、いずれ、マルチメディアプレーヤー機能がAV機器の中心になると期待させます。ちょっと前に話題になった「ホームサーバー」とか「メディアセンター」とかいう話です。
今は、ちょうどiPod登場前夜のように台湾や韓国製のMP3プレーヤーが注目を浴びていた時期なのだと思います。
あの当時の大手家電メーカーのMP3プレーヤーは、コピー保護のないMP3ファイルには積極的には対応しないことで使い勝手を悪くしていました。世の中でブームに火を付けるユーザーに見向きをされなかったのだと思います。
その後、iPod/iTunesの登場で、「怪しくなくて」「MP3も活用できて」「コピー保護技術にも対応して」「レコード会社を巻き込んで」一気に一般化したのだと思っています。
今、NMP-1000周辺には、そんな爆発前の空気を感じずには居られません。
●その他速報
マルチメディアプレーヤーとして、個人的には最右翼にあると思っていたPS3の新型が発表されました。
USB外付けHDDがNTFS対応ならいいのですが、その情報はまだ確認できていません。
これから、ボチボチ製品レビューが出てくることでしょう。
Apple-TVってのもあるわけだし。
火曜日, 8月 18, 2009
おばぁ、頑張って!

いつもお世話になっているお向かいの大家さん。
ここのところ、大家さんのおばぁの体調が芳しくなかった。
週末、大家さんちのお子さん達の企画で、「頑張って会」というのがあった。
昼下がり、特に何も聞かされずに呼び出された大家さん夫妻へのサプライズ激励会。
会場には、夫妻の古くからの友人知人、子供達、孫達が集まり、待ち構えていた。
会場に掲げられた手作りの垂れ幕。
生バンドよろしく三線を中心とした生演奏バンドまで入った手作りながら大がかりな会場。
そして、友人達の励ましの言葉、唄、踊り、子供や孫達の琉球スタイル?の滑稽な踊り、孫達の唄。
おばぁの頑張って会なのに、僕は、時間を忘れて楽しんだ。
友人知人の方々は、当然、高齢の方が中心だ。
だけど、本当に元気だ。
輪の中心にいるおばぁの笑顔で、僕まで嬉しくなる。
笑顔は無限に共有できる。
滅多にない、一生忘れることがないと確信した貴重な時間でした。
こんな二人と一緒だと、僕はまだヨチヨチ歩きの小僧ってところです。
応援する会なのに、僕が元気な気持ちにさせられて、ほろ酔い気分で帰ったのでした。
みんなありがとう。
おばぁ、頑張って!
火曜日, 8月 11, 2009
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先週末、知り合いの家族連れと共に一日過ごしたのだが、お笑い芸人の小学生への人気振りに驚いた。
小学生の兄弟達の会話が、あまりに、お笑い系の話題が多かったので、
「最近の小学生はアイドルよりもお笑い系の方が好きなんだねぇ」などと話したら、その子供達の即座の反応が冴えていた。
「ゆってぃゆってぃ」。。。。
うん。アイドルだな。確かに。
===========
閑話休題。
今日、Googleニュースを見ていて面白いニュースが紹介されていた。
それは、Googleニュースの"ビジネス"にあった。
カテゴリ毎に10個ほど表示されるサマリー。
ビジネスカテゴリのニュースタイトルに、
「この記事を印刷-関連記事38件-」
と表示されていた。
まさか、「この記事を印刷」という事件があったのではないよな、と、思いつつ開いて確かめた。
やはり、そんな事件はない。
多分、普段はこんなキーワードをニュースタイトルとして関連づけないから、何かしら、プログラムの変更かなんかで生じたアクシデントなんでしょう。
もしくは、Googleのニュース注目度合いを図る指数の関係で、今日はビジネスでは注目のニュースが無かったのかも。
いつもはどうやって回避しているのかわかんないけど、プログラムが頑張っているのが垣間見えたな。
木曜日, 8月 06, 2009
水曜日, 8月 05, 2009
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