金曜日, 11月 27, 2009
日曜日, 11月 22, 2009
金曜日, 11月 20, 2009
木曜日, 11月 19, 2009
日曜日, 11月 15, 2009
沖縄の結婚式
沖縄での最後の週末に、縁があって、結婚披露宴に出席させて頂いた。
沖縄でも北部に近い本部町(美ら海水族館が近い)出身の新郎と新婦。
最近は島んちゅ同士の結婚は案外少ない(新郎か新婦のどちらかが内地出身)のだそうで、ましてや同じ町の同級生同士の結婚は滅多にないのだそうだ。
会場こそリゾートホテルの会場だったけど、披露宴は、沖縄式というのか、地域性の濃い披露宴だった。
親族もたくさん出席していて、300名を超える宴会だった。(出席者が多いのも沖縄の特徴らしいです。)

親族数名で奏でる三線で幕開けし、古くからの踊りや唄、同僚や若い人たちのよく練られた踊り、お祭りでは勇壮なイメージのエイサーは雰囲気を変えて披露宴おめでたいバージョン、締めのみんなで踊るカチャーシーは最後には舞台に人が乗り切らなくなりました。
そうやって、三時間あまりの宴会はあっという間に終わりました。
300人もの出席者、会が始まるだいぶ前からお酒を飲み始める、上座から「舞台→友人・同僚→親族→新郎新婦」という席順、ご歓談タイムがない(ずーっと出し物が続く)、とても居心地の良い、なのになぜか出席した僕の心まで引き締まる感じの披露宴でした。
たくさん飲んで騒いでいたのに、終わりには、なんか「僕もしっかりしなくちゃ」と感じていました。
お二人ともお幸せに。
ちなみに、新郎新婦は中学から10年以上の付き合いで、地元の友人や親戚みんな周知の仲。
20代後半で10年以上の付き合い。
うらやましいぞ。金婚式目指して末永くお幸せに。
こちらはコッソリ練習を積んだクラッパラで足腰が痛い。。。
金曜日, 11月 13, 2009
「やらない」を続ける
来週末の引っ越しまでの間、福岡で仕事をして週末に沖縄に戻る生活。
空港からはタクシーで一時間ほどかけて帰る。
一時間もあると、タクシーの運転手さんと結構話ができる。
夕べの運転手さんとも楽しく話をした。
沖縄から内地への引っ越しは日数がかかる。
だから食品、生ものは極力食べ尽くしている。冷蔵庫を空にしないと捨てて行かざるを得ないからだ。
そんなわけで、帰ってもビールぐらいしか無いのでコンビニに寄って貰った。
朝食とスナック菓子かなんかを買って、ついでに、コンビニの前でタバコを一服させて貰った。
タクシーに戻り、運転手さんとしばしタバコ談義。
運転手さんは50才ぐらいだろうか。
ヘビースモーカーだったのが20年ぐらい前にタバコはやめたのだそうだ。
タバコをやめる切っ掛けを楽しそうに話してくれた。
小学生のお子さんから「お父さん、タバコをやめようよ」と言われ、「うーん、それじゃあ、今度の親戚の結婚式、その日をもってタバコはやめるよ」と答えたのだそうだ。
この時、それほどの覚悟はなかったそうだ。
一・二ヶ月後の結婚式の頃にはすっかりそんな約束は忘れていた。
結婚式から帰ってきていつものようにタバコを吸おうとすると、子供から「約束したでしょ」と言われ、そうだったと思い出しとりあえず家族の前で吸うのをやめたのだそうだ。
それから、しばらく、家族には隠れて吸うようになったのだそうだが、だんだん面倒なこともあって、断続的に職場でも吸わないようになってきた。
運転手さん曰く、「とてもいい仲間で、集まるとみんながタバコの煙を私に吹きかけるんです。そして、『おまえにやめられるはずがない』と言われ続け、意地になったんですよねぇ。」と。
そうして、タバコを吸わなくなったのだそうだ。
僕がお酒の席なんかで吸いたくはならないのか聞くと、「なりますよ。お酒の席に限らず、今も吸いたいと思っています。でも、一本だけと思って吸ってしまうと、もう、やめられなくなっちゃうんです。実は、そんなことがやめようと思った20年前に何度かあって、それからは、一切吸わないことに決めたんです。」
そして、僕が、まさか禁煙の切っ掛けになったお子さんが大人になって吸っていませんよね?と聞くと、
「もちろん。子供には『おまえのせいでお父さんはタバコをやめたんだから、おまえは吸うんじゃないよ。』と言ってます。」
その後、タバコをやめて風邪をひかなくなって、子供には感謝してるとも嬉しそうに話していた。
なんとか子供との約束を果たそうとしたお父さん。
冷やかしながら見守る同僚。
一本吸ったら元に戻ってしまうという自分の弱さを認め、吸いたい気持ちを抑えるのではなく、吸いたい気持ちを認めた上で、禁煙したことを良かったと心から思っている。
運転手さんの禁煙は、お子さんはもちろん、彼の周囲との関係の中で20年以上続いている。
なんだか、聞いていて温かい気持ちになる話だった。
タバコを吸いながら、そんな話を思い出しているのでした。
空港からはタクシーで一時間ほどかけて帰る。
一時間もあると、タクシーの運転手さんと結構話ができる。
夕べの運転手さんとも楽しく話をした。
沖縄から内地への引っ越しは日数がかかる。
だから食品、生ものは極力食べ尽くしている。冷蔵庫を空にしないと捨てて行かざるを得ないからだ。
そんなわけで、帰ってもビールぐらいしか無いのでコンビニに寄って貰った。
朝食とスナック菓子かなんかを買って、ついでに、コンビニの前でタバコを一服させて貰った。
タクシーに戻り、運転手さんとしばしタバコ談義。
運転手さんは50才ぐらいだろうか。
ヘビースモーカーだったのが20年ぐらい前にタバコはやめたのだそうだ。
タバコをやめる切っ掛けを楽しそうに話してくれた。
小学生のお子さんから「お父さん、タバコをやめようよ」と言われ、「うーん、それじゃあ、今度の親戚の結婚式、その日をもってタバコはやめるよ」と答えたのだそうだ。
この時、それほどの覚悟はなかったそうだ。
一・二ヶ月後の結婚式の頃にはすっかりそんな約束は忘れていた。
結婚式から帰ってきていつものようにタバコを吸おうとすると、子供から「約束したでしょ」と言われ、そうだったと思い出しとりあえず家族の前で吸うのをやめたのだそうだ。
それから、しばらく、家族には隠れて吸うようになったのだそうだが、だんだん面倒なこともあって、断続的に職場でも吸わないようになってきた。
運転手さん曰く、「とてもいい仲間で、集まるとみんながタバコの煙を私に吹きかけるんです。そして、『おまえにやめられるはずがない』と言われ続け、意地になったんですよねぇ。」と。
そうして、タバコを吸わなくなったのだそうだ。
僕がお酒の席なんかで吸いたくはならないのか聞くと、「なりますよ。お酒の席に限らず、今も吸いたいと思っています。でも、一本だけと思って吸ってしまうと、もう、やめられなくなっちゃうんです。実は、そんなことがやめようと思った20年前に何度かあって、それからは、一切吸わないことに決めたんです。」
そして、僕が、まさか禁煙の切っ掛けになったお子さんが大人になって吸っていませんよね?と聞くと、
「もちろん。子供には『おまえのせいでお父さんはタバコをやめたんだから、おまえは吸うんじゃないよ。』と言ってます。」
その後、タバコをやめて風邪をひかなくなって、子供には感謝してるとも嬉しそうに話していた。
なんとか子供との約束を果たそうとしたお父さん。
冷やかしながら見守る同僚。
一本吸ったら元に戻ってしまうという自分の弱さを認め、吸いたい気持ちを抑えるのではなく、吸いたい気持ちを認めた上で、禁煙したことを良かったと心から思っている。
運転手さんの禁煙は、お子さんはもちろん、彼の周囲との関係の中で20年以上続いている。
なんだか、聞いていて温かい気持ちになる話だった。
タバコを吸いながら、そんな話を思い出しているのでした。
土曜日, 11月 07, 2009
火曜日, 11月 03, 2009
いちゃりばちょーでー
先週は同僚からの送別会が続き、そして、先週末からは娘夫婦と孫娘、そして、母が訪れ、賑やかな日々でした。
中でも、日曜日に恩納村の豊年祭に大家さんちに招いて頂いたのは、ちょっと、言葉に出来ないほど嬉しかった。
●「いちゃりばちょーでー」
遊びに来ていた私の家族も含め、大家さんちの夕食会に招いて頂いた時に教えて貰った言葉。
「袖振り合うも多生の縁」という事とほぼ同じ意味なのだけど、"ほぼ"と書いたのは、うちなんちゅ(沖縄人)同士では使わないから。
その意味を考えてみると、「島の人は皆家族」が大前提での、「島の外の人とも一度会ったのなら家族同然」という意味なんだなぁと思った。
豊年祭、も素敵だった。
地域の人が演じ、地域の人が楽しむ祭り。
気がついたのは、この地域内で演じて楽しもうとすると、必然的に演じる側は若者や子供達、見る側は主に老人、ということになる。青年や中高年達といえば、もっぱら会場設営や運営など裏方中心になっている。
なにか、健全な社会は、働ける大人が子供達や老人を支え敬うものなんだなと、今更、気がつかされました。
いい大人とは、自分個人の楽しみを後回しに出来るかどうかなんだなぁ。今更だけど。。。
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