水曜日, 9月 19, 2018

井戸掘りの記録(09 鞘管/井戸本体の加工 給水穴の作成 掘り機の延長)

給水用の穴の作成


というわけで、3mm以下の給水穴を鞘管先端50cm分作成。
作成と言っても、「ひたすら穴を開ける」です。
ドリルを管に当てて正回転1秒、逆回転1秒、場所をずらして・・・・
電動ドリルがヤバイほど熱くなる。
1000個ほど穴を開けました。

この穴の空いた部分を、掘って掘って水が滲み出る「砂礫層」に収めることになります。

穴あけを終え、先端により丈夫な継ぎ手を装着して強化します。


掘り機の延長

先日作成した穴掘り機、穴掘り機自体は1m足らずで延長しないと使い物になりません。掘り機を鞘管に差し込んで土を掻き出して、引っ張りあげて土を捨てて、の作業を考え、延長する棒の部分と掘り機の繋ぎ目は「カクッ」と曲がるようにします。

で、延長してこうなります。計画ではもう一回延長して水脈に届くはずです。
犬(チワズー)がチェックしています。

早速、掘っておいた下穴に鞘管を差し込んでみます。


既に鞘管の先端は胸のあたり。その鞘管に掘り機を差し込むとこうなります。

今日はここまで。
いよいよ穴掘り作業が始まるぞ~♪

水曜日, 9月 05, 2018

井戸掘りの記録(08 井戸本体等の入手)

必要品を続々入手

しばらく本業多忙(商売繁盛!!)でしたがポツリポツリと作業を進めてたのでそのまとめ。

近所のホームセンターでは売っていない「VP75塩ビパイプ」。
どうやって入手するか、遠くのホームセンターなのか通販なのか、考えてましたが、結論。近所の水道屋さんにあたってみることにしました。

結果、近所に設備資材専門業者が小売りもしている事がわかったので、早速伺って「VP75塩ビパイプ」を2m×4本入手しました。
本来は一本4mなのですが、掘りながら埋める作業を考えると2mが現実的だろうと判断。一応、4mのままでも持って帰るつもりで簡易着脱式のルーフキャリアを車に装着して訪問したのですが、購入時にパパッと切ってもらえたので普通に車内に積んで帰ってきました。
ツルッツルッの塩ビパイプ

ちなみに、先に井戸を掘って後から井戸本体を埋める方法なら最長の4mという手もあります。でも、掘りながら井戸本体を埋めていく、というか井戸本体の中に掘り器を入れて掘っていく、ので2mでも取扱いが大変。作業時に地上に出ている分を考えないと、掘り器を井戸本体に挿入してからの作業が大変なことになります。地上4mにそびえ立ったパイプの先端から掘り器を挿入、、、に事前に思い至ったのは良かった。

それから、本管VP75を繋ぐVPソケットが業者にも在庫が無い。ホムセンで売ってるVUソケットでも繋がるのだけどしばし悩みました。で、翌日になって「VPにはVPソケット」の方が安心、という理由で本管を購入した業者に取り寄せをお願いしました。

ついでに、掘り器を接続する長い棒、をゲット。
金属にするか塩ビにするか、接続はどうするか、いろいろあるようだけど、軽く取り回しやすそうな塩ビ(VP20)にしました。接続はVP20用のソケット♂♀を使って掘った深さに合わせてネジ式で接続する方式。
規格化されたパーツはレゴブロックのよう


この数メートルもの長い棒の先に掘り器を接続することになる。掘り出した土は掘り器をひっくり返して捨てる事を考えると、長い棒の先で掘り器だけがクルッとひっくり返せないといけない。長い棒が邪魔になる。ということで、掘り器と長い棒の接続用の小さな鉄の板とパイプと繋ぐネジをゲット。
このネジは、パイプ同士の接続部の補強にも使います。塩ビパイプは通常の使用方法ならソケットと接着剤でしっかりくっつくのだそうだけど、力作業で使うので補強が必要。万が一、掘り器が分解して井戸に落ちてしまうと拾うのが大変らしい。
やってみなきゃわからない部品たち


それから本管の先端1mほどに取水のための無数の穴をあけなければなりません。3mm以下で開ける必要があり、先日の掘り器に開けた穴とは大きさも数も違い過ぎます。手持ちの木工用のドリルピットでは心もとないので鉄工用のドリルピットも注文。
樹脂用でもよいけど汎用性の高い鉄工用にした

穴掘り作業は未着手のまま準備作業のみ進捗。次は掘り器の接続部分の作成と井戸本体の先端の加工になります。

どっとはれ