金曜日, 7月 29, 2011

北九州の社員食堂で

盛岡冷麺。

火曜日, 7月 26, 2011

名前の"フリガナ"は通称


気がつかなかった世の中の常識。

名前のフリガナ。これがないと、なんて読んだら良いのか困る名前は多い。
というか、むしろ、困る名前のほうが多いぐらいではないか?

話題の「菅首相」からしてそうだ。
カン首相なのか、スガ首相なのか、常識の範囲でも読みは二通りある。
もしかすると、クダ首相かもしれない。←クダは"管"なので、字が違いました。ハイ。

そんな、大切なフリガナなんだけど、同僚が銀行のオンライン口座登録の際に間違ってフリガナを登録したらしい。
そもそも、自分のフリガナを間違って登録、自体が「ナンデヤネン」という事なんだけど、どうも、漢字を入力する際の平仮名をそのままフリガナとして表示されていたようなのだ。

カンナオト→菅直人、なら良いのだけど、"カン"だと候補がいっぱい出てくるみたいな状況で、
スガナオト→菅直人、と入力して、フリガナに「スガナオト」と表示されていたことに気がつかなかったのだ。

そんなんで、後日、フリガナ違いに気がついて銀行に訂正したいと申し入れた。

が、ここからが意外に大変だったそうだ。
僕はこの話を聞くまで知らなかったのだけど、「フリガナ」は、住民票にも戸籍謄本にも載っていないらしい。
最近は要求すれば戸籍などに書き加えることもあるようだけど、基本は無いのだそうだ。

公的には、個々人の名前に"フリガナ"は存在しないのだ。

これには驚いた。ググッてみたが確かにそのようだ。

これを知って、もう、今直ぐに、自分の名前のフリガナも「ピエール」にしようかと思った。
菅直人と書いて、ポールマキと読む、みたいな事も不可能ではないわけだ。

ということで、話し戻って、フリガナ間違いの彼。
そんなフリガナだったら、本人の申請に合わせて直してあげればよいだけなのに、まぁ、そんな簡単ではなかったらしい。
銀行は「パスポート」の提示を求めたそうだ。が、彼はたまたまパスポートを持っていない。
あーだこーだ、すったもんだの挙句、結局、何枚かのローマ字刻印済みのクレジットカードのコピーを提出して訂正に至ったらしい。

うむ、機会があったら、是非、「ピエール」で登録してみたい。
苗字は何にするか。「ロペス」かな。

ということで、●● ●●は、今後、ロペス・ピエールをフリガナとしますのでよろしく。
ピエールと呼んでね。


月曜日, 7月 11, 2011

北九州スタンダード

鮭弁ならぬ鯖弁(甘塩)

日曜日, 7月 10, 2011

梅雨明けて

掃除、洗濯三昧の週末。
ランチは夢の三萩野"キスミー餃子定食"。

金曜日, 7月 08, 2011

イノベーションの第一歩(前提条件)



ワールドカフェの事を考えていて気がついたこと。
・結局、ワールドカフェのメリットは、参加したみんながお互いに「共感できる」事だ。
 同じ結論でも、上司から言われるのでは「理解できるけど・・・」とテンテンテン付きになる。
 ワールドカフェを経て至った考えというのは、例え自分自身のイチオシの考えでなくとも「共感できる」のだ。
 共感できるから心が動く、心が動くから行動が変わる、わけだ。
・今、共感する場が少なくっている
 タバコ部屋コミュニケーション。部署や世代を越えた、リラックスしたコミュニケーション。
 以前なら「会社の飲み会」や「社員旅行」「社員運動会」なんかも共感できるコミュニティとして機能していたのだと思う。
 残念ながら、現在の会社組織ではそうはいかないので、「ワールドカフェ」が必要になるのだ。

ということで、いくら情報共有できても、どんなに優秀なコンサルタントが分析した結果であっても、共感に至らなければイノベーションなんて起きない。共感できている組織でなければイノベーションは起きないのだ。

だから、イノベーションの第一歩としてワールドカフェを開催するのだ。

木曜日, 7月 07, 2011

セキュリティリスクとモチベーション



もう、驚くことも少なくなった、個人情報の漏洩ニュース。

発生状況は国内だけでも相当なものだ。(文末参照)
ほとんどが紛失系なのだけど、「不正アクセス系漏洩」も後を絶たない。

紛失と違って、不正アクセスの場合は、不正アクセスしようとする人がいて、不正アクセスされると大いに困るサイトがあって成り立つ。
そして、通常、企業規模が大きければ大きいほど、より強固な不正アクセス対策をしている。

興味深いのは、中小規模のサイトもそこそこ被害にあう一方で、巨大サイトの被害も無くならない。
これが、ピッキング犯罪なんかだと、ひたすら狙いやすい一般家庭が被害にあう。
これは、狙う人達が、犯罪ではあるものの一種のビジネスのように「効率性」を働かせるためで、何も、警備が厳重な銀行を狙う必要は無いからだ。ピッキング犯罪の目的は「お金」なのだ。

一方、不正アクセスは、中小サイトに留まらず、巨大サイトも被害にあっている。
単純に「個人情報の不正入手によるビジネス」であれば効率が良くて、かつ、捕まるリスクの少ないシステムを狙えばいいのに、巨大サイトも被害にあっているのだ。

と、ようやく本題なのだけど、ちょっと前にニュースになったけど、SONYサイトがハッキングされた。
ハッキングする側から見ればリスクは大きすぎるはずなのに、これに挑む連中のモチベーションは何なのか。あるいは、先日は、Appleに不正侵入してその証拠をハッカー集団が公開した。

ピッキング犯罪と違い、金品を得るのが第一優先の犯罪者ではないのだ。

彼らが金品を得る事と同じ、もしくはそれ以上に大切にしている事(モチベーションの源泉)は、
1.強固なセキュリティを破ることができるスキルを誇示すること
2.同じようなスキル至上主義的な価値観のコミュニティから一定の敬意を得ること
なのだ。

例えば、食糧危機を救うための募金を集めているグローバルなサイトでも、クレジットカード情報が取り扱われている。が、彼らはそういうサイトは通常は狙わない。
ネットのコミュニティから嫌われたくないのだ。

一方、SONYはPS3をオタクたちがカスタマイズして使うことを徹底的に排除しようとした。
それが原因で、ネットのコミュニティ(もちろん一部だけどネット文化としては主要な派閥と言える)がSONYを嫌悪する空気が充満していた。

そんなSONYへの風当たりを感じての不正アクセスだったのだ。
だから彼らは得意げに不正アクセスの成果を発表し、今後も不正アクセスを継続するとの宣言までする。
一部の国では関わったとされる若者が逮捕されたりしたが、ハッカー集団とは関係なかったようだ。


これは、一種の政治闘争のようだ。
ネットカルチャーのあるべき姿を追求していると思っているハッキング集団と、ネット以前の経済主義を持ち込む大企業。

セキュリティの基本は、強固な鍵をかけると同時に、犯罪者に目を付けられないように目立たないことだ。銀行なら、本当に守りたい金庫は、入り口すぐのATMの隣には置かない。
ネットで、目を付けられないようにするということは、ある程度、ネットのカルチャーを理解し、相互扶助的な部分に対しても貢献しなければならない。
間違っても、「うちのサイトは安全完璧だ」キャンペーンなんか打ったら、あっという間に陥落するだろう。目立ってはいけない。


ネットは、そこに生きると感じている人々にとっては明らかに彼らが属する社会であり国家だ。
企業は「社会貢献」が必要なように、ネットで企業活動を進めるのであれば、ネット社会に対して何らかの貢献を認めてもらわなければ、なんかの拍子にターゲットにされるだけだ。

リスク管理の項目に、ネット社会、ネットカルチャーへの貢献、も含まざるを得ない。
ネットはツールではない。ひとつの社会・コミュニティだ。
企業は所属するコミュニティに意識的に貢献することが必要だ。

※はみ出し
昔ながらの暮らしを続けている離島なんかでは、ピッキングどころか空き巣もない。
そして、現在も、鍵どころか玄関や部屋を仕切る戸がない家で暮らす島がある。
沖縄県渡名喜島村。「戸が無い島」が島の名前の由来だそうだ。
本当は、こんなコミュニティがいいさー。



【最近のセキュリティ事故】
ソース→http://www.security-next.com/category/cat191/cat25
2011/07/01
カードローン契約者の顧客情報含む書類を紛失 - 京都信金
2011/07/01
営業先担当者の電話番号など含む業務用携帯電話を紛失 - 名古屋市交通局
2011/06/30
顧客情報含む携帯端末を紛失 - 中部電力
2011/06/28
患者情報2万4000件含むUSBメモリが所在不明 - 慶大病院
2011/06/28
シニア向け情報提供サイトで会員情報が一時閲覧可能に - 一部カード情報も
2011/06/27
ATM取引データが記録されたCD-Rを紛失 - 宮崎太陽銀行
2011/06/27
JCBの「エコ・アクション・ポイント」サイトで個人情報を誤表示 - 原因はログインプログラムの不具合
2011/06/24
個人情報記載のコンクール受付画面が一時閲覧可能に - 埼玉県舞踊協会
2011/06/23
患者の個人情報や検査結果含むHDDが盗難 - 北大病院
2011/06/22
生徒の個人情報含むUSBメモリを出張先で紛失 - 富山高専
2011/06/21
セガ欧州子会社に不正アクセス、約129万人の顧客情報が流出
2011/06/21
メール誤送信で会員のアドレス500件流出 - 映画クーポンサイト
2011/06/20
生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 横浜市の中学校
2011/06/20
顧客情報含むPCとHDDを電車内で紛失 - 日本通運

水曜日, 7月 06, 2011

アカデミー賞あげたい「ボロボレロ」

僕的にはアカデミー賞級の大ヒット、いや、大ホームラン動画に出会った。
タモリ倶楽部とこの動画は構成に残したい。そんな大ホームラン。

人によっては画面上を流れるコメントに慣れないかもしれないが、そんなのは気にせず、まずは、この動画を見ていただきたい。
(一人で見るよりも何人かで見て、画面のコメントに加え家族(仲間)同士でコメントしながら見るのが尚良い。)

そのリンクはこれ↓
http://www.nicofire.com/item.aspx?v=sm551121&i=20110705111621497&d=20110705111621

フクイチ以降、ニコ動やustreamを見て過ごす時間が増え(テレビを観る時間が減り)てきた。
そして、このホームラン動画で、ネット動画の面白さは疑う余地がなくなった。

それは、有象無象の双方向性の面白さだ。

フクイチの統合対策本部の記者会見や東電会見にも、このノリがあったんだけど、まぁ、大人としては不謹慎だと感じるケースもあったし、コメントがウザイ事もよくあって、コメントを非表示にして見ていることもあった。
一方で、「今の発言、みんなはどう感じるの?」という時にはコメントを表示。

でも、このボロボレロはコメントと楽曲と、その意味はよく分からないけど癒し画像、が完璧なバランスで完成している。
いわゆる三位一体なわけです。


こーゆー面白くて、参加可能で、だからヒキコモリが増えるんだ、的な考えも一瞬よぎったのだけど、それは間違い。(キッパリ)
新しくて面白いものが登場するたびに風当たりは強くなるのは昔からのこと。
特に、メディア系の場合は、旧メディアが危機感を抱いて叩きまくるからね。
(個人的には、ヒキコモリの問題は家庭、家族関係の問題だと思う。
ヒキコモリで餓死者が増えてるならネットやテレビゲームも問題の原因になるかもしれないけど、そんなニュースは聞いたことがない。)

うどん巻き

ランチ。

火曜日, 7月 05, 2011

昔のことは忘れないのに。。。



●チャリ通勤の爽やかなオジサン
久しぶりの晴れ。
今朝は気持よく、「よおし、今日は久々にチャリで会社に行くぞー」ということで、チャリで会社に。

チャリ通は気持ちが良い。
そして、環境にもお財布にも優しい。
だが、お財布に優しいということと、お財布がいらないということは違う。


●財布を忘れた間抜けなオジサン
家を出て、そんな事を考えた時、「おぉ、お財布忘れてんじゃん」と気がついた。
が、既に家を出て数分。今さら戻るとなると遅刻も覚悟ということになる。

同僚の顔を思い浮かべる。
「よし、なんとかなるだろう」
そのまま会社に向かった。


●同僚にお金を借りて財布を忘れた重みから解放されたオジサン
そんなこんなで、会社に着くなり同僚に千円借りた。
日中に飲むベンダーマシンのコーヒーやお茶、社食のチケット代、千円あればどうということはない。
大船に乗った気分で、それはいつしか、借りたことすら忘れるほどのいつも通りの一日だった。

就業間近、そういえば今日は財布を忘れていたんだと思いだし、返すのを忘れてはいけないとカレンダーに書き込んだ。
この時、もっとしっかり、「僕は財布を忘れてきている」と最確認すべきだった。


●お財布にTカードが入っていることを忘れたオジサン
今日は財布を忘れたにもかかわらず、TSUTAYAにDVDを返さねばと、DVDは忘れずに持ってきていた。
帰り道、チャリでTSUTAYAに寄る。

DVDを返しながら、
「あぁ、現金は持ってなくてもTカードで借りていけるな」
と頭をかすめたけど、まぁ、今日はいいやと、そのままTSUTAYAを出る。

今日は財布を忘れたのだから財布に入っているTカードだって無いのに、だ。


●財布を忘れたことを忘れたオジサン
財布を持たずにTSUTAYAに入り、その上、DVDを借りようと思えば借りられる、そんな思い込みがTSUTAYAを出る頃には、、、、「財布を忘れていることを忘れているオジサン」になっていた。

TSUTAYAの先に、割と馴染みの定食屋がある。
TSUTAYAに行かなければ定食屋に寄ることはまずない。が、今日はTSUTAYAに寄った。
ということで、もはや習慣的に、その定食屋に寄った。

いつも通りに、日替わり定食二種から一つ選ぶ。
今日は天ぷら定食にしよう。
美味い。定食屋のカウンターで、天ぷらを味わい、食後のお茶を頂く。

お茶をいただきながら、お代を、と財布を取ろうとカバンに手をかけた瞬間、目の前が真っ暗になった。
血の気が引き、なお、抵抗するように、ズボンのポケットに残る千円のお釣りを頭の中で計算、確かめ算、確かめ算の検算、どう考えても足りない。


●引きつった笑いを浮かべるオジサン
こんな時、どんな顔だったのかはわからないが、ひきつっていたことだけはわかる。
ともすると、ヘラヘラしていたかもしれない。
なにしろ、事情を話し、カバンに残っていた名刺に電話番号を書いて謝った。

不幸中の幸いとは、これまで注文以外一切の会話が無くとも馴染みの定食屋。
お店のいつものオバちゃんは「知らない顔じゃないし明日でいいよ」と言ってくれた。ありがたい。

こうしてここに書くのは、こんな事件があったことすら忘れそうだから。
忘れるのは昔のことではない。今起きてることだから。

えっと、ところで、何の話をしていたっけ。