火曜日, 7月 26, 2011

名前の"フリガナ"は通称


気がつかなかった世の中の常識。

名前のフリガナ。これがないと、なんて読んだら良いのか困る名前は多い。
というか、むしろ、困る名前のほうが多いぐらいではないか?

話題の「菅首相」からしてそうだ。
カン首相なのか、スガ首相なのか、常識の範囲でも読みは二通りある。
もしかすると、クダ首相かもしれない。←クダは"管"なので、字が違いました。ハイ。

そんな、大切なフリガナなんだけど、同僚が銀行のオンライン口座登録の際に間違ってフリガナを登録したらしい。
そもそも、自分のフリガナを間違って登録、自体が「ナンデヤネン」という事なんだけど、どうも、漢字を入力する際の平仮名をそのままフリガナとして表示されていたようなのだ。

カンナオト→菅直人、なら良いのだけど、"カン"だと候補がいっぱい出てくるみたいな状況で、
スガナオト→菅直人、と入力して、フリガナに「スガナオト」と表示されていたことに気がつかなかったのだ。

そんなんで、後日、フリガナ違いに気がついて銀行に訂正したいと申し入れた。

が、ここからが意外に大変だったそうだ。
僕はこの話を聞くまで知らなかったのだけど、「フリガナ」は、住民票にも戸籍謄本にも載っていないらしい。
最近は要求すれば戸籍などに書き加えることもあるようだけど、基本は無いのだそうだ。

公的には、個々人の名前に"フリガナ"は存在しないのだ。

これには驚いた。ググッてみたが確かにそのようだ。

これを知って、もう、今直ぐに、自分の名前のフリガナも「ピエール」にしようかと思った。
菅直人と書いて、ポールマキと読む、みたいな事も不可能ではないわけだ。

ということで、話し戻って、フリガナ間違いの彼。
そんなフリガナだったら、本人の申請に合わせて直してあげればよいだけなのに、まぁ、そんな簡単ではなかったらしい。
銀行は「パスポート」の提示を求めたそうだ。が、彼はたまたまパスポートを持っていない。
あーだこーだ、すったもんだの挙句、結局、何枚かのローマ字刻印済みのクレジットカードのコピーを提出して訂正に至ったらしい。

うむ、機会があったら、是非、「ピエール」で登録してみたい。
苗字は何にするか。「ロペス」かな。

ということで、●● ●●は、今後、ロペス・ピエールをフリガナとしますのでよろしく。
ピエールと呼んでね。


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