水曜日, 6月 23, 2010

非テラペタ派、親カチパタ派。


出ました。TOSHIBA Dynabook AZ。
ニュース的には二画面/リアクションバイブ付液晶キーボードLibrettoが脚光を浴びてますが、いやいやAZでしょう。クラウドブックって言うんだ。へー、まぁ、良いでしょう。

ネットブックにLinuxを入れた製品は、これまでもあったんだけど、今回のAZは、気合入ってます。
10.1型液晶で870g。そうでしょ、10インチは欲しいでしょ、1Kgは重いでしょ。
そして、連続動画再生7時間というバッテリー寿命(消費電力5w!)。
そうだよ、一日、電源気にせずに使いたいよ。
天板のやけにデカイ「TOSHIBA」ロゴもプロトタイプ?の時からずいぶん洗練された「Dynabook」ロゴに変更。
そーでしょうとも。Youtubeで見た天板のロゴは、まるでリンゴに喧嘩をふっかけているかのようなデカさでした。


Linuxがandroidは良しとして、HDDレスという思い切りの良さ。ついでに「Intel outside(入っていない)」だ。某Microsoft製品が一つも入っていないのが良い。
当然ながら、android用のキーボードになり、意味不明の場所食い窓キーもありません。
従来のWindows用PCのandroid化とは一線を画します。

製品詳細ページはこちら。


要するに、僕は、あのテラテラ液晶をペタペタしながら文字入力するのが嫌だったんです。
本だって、端をつまんで捲るのです。何か書いてあるところをベタベタ触りたくない。
だいたい、テラテラをペタペタって、いやらしいオジサンの香りがします。
そこへくると、カチカチをパタパタって、一本筋が通った職人の香りとでも言いましょうか。
やはり、こうやってキーボードをカチカチパタパタがいいのです。
非テラペタ派。親カチパタ派の巻き返しです。要するにPCが好きなのです。




あと、興味深いのは、MS-Officeの代わりに入るDocuments To Go。これはiPadでも使えるということで脚光を浴びている。なんだかんだ言って、EXCEL(広義の表計算ソフト)が使えないと、ダメなのです。
次世代PCなるものがあるとすれば、EXCELの世代交代が必須。テラペタではEXCELを使う気にならないし。
この出来が、もしかすると、ひょっとすると、歴史の分岐点になるやもしれぬわけなのです。

Windowsの歴史はEXCELの歴史。EXCELの代替さえ満足できるレベルになればWindowsにこだわりは無い。
そして、androidの巻き返しで、ライセンス・ビジネスに取り憑かれている某Appleジョブス氏も目を覚ますことになるかもしれません。
MP3プレーヤー勃興期、iPodのガジェットとしての成功は素晴らしかった。けどねぇ。


ヨドバシで予約したら「発売日納品」との事でした。ポイントを差し引くとほぼ4万円なり。
いやー、楽しみです。製品はもとより、この製品がネットブック以降のムーブメントになることに大いに期待!

0 件のコメント: