火曜日, 6月 05, 2012

テレビ、まだ売れる!?


IKEAのテレビコマーシャルを見た。Youtubeで。

 ポイントは「ケーブル隠したよ」「ネットもMP3も楽しめるよ」「周囲の家具と合わせられるよ」といったとこ。 (当面はヨーロッパで販売するようです。) 

いわゆるテレビ(地上波)を見るための何か、解像度だとか色の鮮やかさだとかそんな話は出さない。 それはもう「当たり前」なのだ。

気にしているのはヨドバシの店員と宣伝担当者ぐらいだろう。 
今から「どら焼き」を売り出すときに、衣は、とか、餡が、とか言っても、名だたる老舗に敵うわけがない。 イチゴ餡とか抹茶餡とか、衣が低カロリーとか、そんな辺りで勝負を仕掛けなければ可能性は少ないだろう。

そもそも、イチゴ餡なんかを食べたい客層に「どら焼き」を出すかはわからないが。。 かといって、家具屋さん(IKEA)の視点から見て、今のテレビは満足できるものではない。
配線だらけになり、家具との調和は壊され、その上、ネットも使いやすいとは言いがたい。

だったら自分たちでプロデュースする、というのは当然の結果。 

その昔、音楽業界に気を使いながら「使えない」音楽プレーヤーを大メーカーが販売した時期があった。音楽業界に気を使わない「ダサい」音楽プレーヤーをアジア無名メーカーが販売していた時期があった。

そこに登場したのが音楽業界とシガラミがなく、かつ、確固としたブランドイメージのあるAppleだった。

 テレビは家具屋さんがプロデュースするもの、になるのか、電気屋さんが家具的なテレビをプロデュースするようになるのか、わからない。
でも、売れない、とされるテレビ販売に、大きなチャンスがあるのは間違いない。 

テレビの世界でApple的なモノが登場するのは秒読み段階に入ったのは間違いない。 Apple-TVもGoogle-TVもまだこれからだ。
旧電機メーカー系TVが巻き返すのか、面白いことになりそうだ。 ちなみに、このニュースを知ったのは↓ http://wired.jp/2012/06/04/ikea-tv-uppleva/

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