日曜日, 3月 30, 2008

お花見


今日は花冷え。雨まで降っている。


この「花冷え」とか「花曇り」とか、この時期だけ、花をかけた言葉にはどんな言葉があるのだろうと、ふと思い、調べてみた。そもそも、こういう言葉は「桜言葉」というのだそうだ。
そもそも、「桜言葉」という言葉がWikipediaやYahoo辞書なんかにも無い言葉で、定義とかはよくわからなかったが、慣用句の中での一つのカテゴリーになるのかな。


http://www.gos1dos1.jp/otogiyahp/sakura/gogen/sakurakotonoha.htm
ここにいくつか紹介されていました。

さて、今日は桜雨ともいうそうで、桜雨は桜に降る雨と桜の花びらそのものを雨に見立てた場合の二通りの意味があるそうだ。
興味深かったのは、
・花篝(はなかがり)
かがり火なんだけど、夜桜を見るためのかがり火をこう呼ぶのだそうだ。
・桜狩(さくらがり)
野山の桜を、一つ一つ訪ね歩き見ること。
・零桜(こぼれざくら)
満開になった桜が散っていく様子。
・花の雫(はなのしずく)
鼻水じゃないよ。花から滴り落ちる露なんだそうだ。
・花雪洞(はなぼんぼり)
なんと桜のトンネルはこー呼ぶらしい。
などなどなど。

僕のお気に入りは掃部山(かもんやま)~伊勢山の辺り。
みなとみらいをバックに、夜桜を楽しめるのがいいな。

桜は花に顕る(顕はる、、、と表記が正しい?"あらわる"と読むようです。)
普段、何の変哲も無い雑木と変わらない木が、花を付けたときに桜だとわかった。
=>目立たない人も機会があれば才能を表す、とか
=>心に留めなかった人もきっかけがあれば最愛の人になる
のように使われるようです。
なんか、日本的で回りくどくって大好きだなぁ。こういう言葉。

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