IT系のニュースサイトで『問題のある顧客を見抜く12の項目』というのが紹介されていた。
原文:http://www.sitepoint.com/blogs/2009/05/22/12-signs-of-problem-clients/
紹介していたニュースサイト:http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/03/049/?rt=m&t=pl&n=2805
これを読んで、そのまんま、『問題のあるリーダーを見抜く12の項目』に読み替えられると感じた。
原文は上記のリンク先を見ていただくとして、読み替えるとこんな感じになる。
『問題のあるリーダーを見抜く12の項目』
1.とにかく給料や経費削減に拘る。必要だから残業申請しているのに毎回嫌みを言われる。
※経費削減は多くの企業でマネジメントやファイナンス部門が評価される。削減したのは"現場"なのに、である。
2.担当業務以外で親切さを要求してくる。いつのまにか専属ヘルプデスクのように便利に扱われる。
※ともすると、顧客に親切にする事を『サービス外』と言い切るリーダーが自分に対してサービスするように言いがちである。
3.達成不可能で問題があり、すでにほかの部下と経験した恐ろしいストーリーをいくつも持っている。
※飲み屋での愚痴レベルなら可愛いもの。心的ストレスで会社に来られなくなったりしたのでは目も当てられない。
4.思いつきが多い。すぐに別の思いつきに興味が移ってしまい、以前の指示を忘れて「なんでそんな事をやっているんだ」などと発言する。
※指示する前に相談して欲しいが、得てして、その相談が既に決定事項だったりする。。。
5.良いリーダーは自身の分野においてエキスパートであって、やりたいことや指示が明確になっているが、問題のあるリーダーはそうではない。指示が不明瞭であるだけでなく、悪い事に本人だけが革新的だと思う思いつきがあり、詳細は明らかにしないのに成果は求めてくる。
※この手のリーダーは『うちの社員のスキルでは限界』などと当然の事のように発言する。
6.計画や目標を頻繁に変更する
※この手のリーダーは同類のリーダーの元にぬくぬくと生きている事が多い。
7.最終的な指示が当初の指示と真逆になっていたりする。
※信念とかポリシーとかあるわけもない。
8.仕事の相棒を飲みに連れ出してしまう
※そもそも、誰も、そんなリーダーと飲みになど行きたくないのだが、そのリーダーは全員が自分と飲みに行きたいのだという幸せな誤解を抱いている。しかも割り勘だったりする。。。
9.継続的に昇進や昇給を諦めるようなネガティブな話をしてくる
※あなたの元で昇進など期待しないので、繰り返し、経済動向の厳しさなどを言ってくれなくてもいいのです。
10.不当な条件を付けた指示(報告の為の報告をしろ、工数増やさずに業務を追加する、など)をする
※そんなリーダーだけが満足する、そのリーダー以外誰の目にも触れない報告を無くせば残業など不要なのです。
11.いいプロモーション(昇進理由)になるからと言ってくる
※万が一プロモーション理由になったとして、そのリーダーが自分自身の成果として報告しているのは見え見えなのです。
12.指示しようとしている仕事は自分たちにもできる簡単なものだと言ってくる
※『俺に言わせれば』とか『俺が担当だったら』とか『俺が若かった頃は』など、"俺ならば"攻撃好きなリーダー。そんなリーダーに限って現場の苦労は見て見ぬふりをして通り過ぎていったりするのでした。
いずれもサーバントリーダーシップでは、厳に慎むべき行動なのは言うまでもない。
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