金曜日, 2月 05, 2010

CASIO ハイブリッド・プロジェクター

去年、密かに期待していた「LEDプロジェクター」。
何種類か発売されていたものの、どれもこれも、いかんせん低輝度。
期待していた、いわゆる「ホーム・シアター」で使用できるレベルのものはなかった。

高輝度にできないのは、青色・緑色LEDの出力が弱いからなのだそうだ。
というわけで、CASIOは、レーザー光源と組み合わせハイブリッド化した製品を発売した。
http://www.casio.co.jp/release/2010/xj-a155.html

青・緑については、レーザーを使って、赤はLEDを使っているのだという。
そもそも、レーザーとLEDの違いが良くわからないのでwikiってみた。

よくよく読んでみたが、理解不能だった。(汗)
ただ、レーザーの発明にフォン・ノイマンが一枚噛んでいたのは驚きだ。
久しぶりに「ノイマン型コンピューター」を思い出した。
当初、固定された計算機械としてのコンピューターに、ソフトを読み込ませるという概念を考え出した人だ。(ったと思う)
じゃあ、ノイマン型コンピューターでない非ノイマン型コンピューターとは何か?ということになると、それは「機械」だ。
もう少し丁寧に言うと、「単機能コンピューター」。

で、ノイマンさんの話を読んでいくと、驚くべき逸話が紹介されていた。
そもそも、彼は、算数が超得意で、「暇つぶしに電話帳を適当に開き、そのページの電話番号の総和を言って遊んでいた」らしい。

ちなみに僕は総和は計算しないが、「前を走る車のナンバーを読んで語呂合わせ」ならよくしている。

そんなフォイマンさん、一方で、「何十年も暮らしている家の棚の食器の位置すら覚えられなかった」ということで、興味が無いものには全くその知性は働かなかったようだ。
ちなみに僕は、食器の位置どころか、食器の数まで把握しているので、この点において、ノイマン超級の男ということになる。

話をもとに戻そう。

CASIOがハイブリッド・プロジェクターを発売した。
これにより、その他の高輝度のプロジェクターに使われる「高圧水銀ランプ」を使用しない製品になったというのがウリらしい。
電源OFF時のクールダウン不要、光源寿命20000時間(高圧水銀式では、数千時間止まり)などハイブリッド化でランプ交換の負担(2~3万円)が軽減されるのは嬉しい。

とはいえ、まだまだ高嶺の花。
いろんなハードルを越えながら、SANYO LPZ-2に頑張ってもらわなければならない。
部屋の隅においてレンズシフト機能で部屋中央のスクリーンに投影して使ってます。


0 件のコメント: