という言葉に出会った。
リーダーが組織に受け入れられるためのリーダーアシミレーション、あるいは、ビジョンを組織の所属員に浸透させるためのビジョンアシミレーション。
アシミレーション(assimilation)とは、「同化」という意味なのだそうだ。
具体的には、リーダーアシミレーションの場合は、新しいリーダーが着任したような時に行う会議の方法を指す。
①リーダー抜きで、「リーダーについて知っていること」「リーダーについて知らないこと」「リーダーに知ってほしいこと」などをファシリテーターがまとめる。
②まとめ終わったらメンバーは会議室から出て、リーダーに入ってもらい、ファシリテーターが①で出された事柄を紹介し、リーダーはコメントしていく。
③全てのコメントが出揃ったら、メンバーも加わり、改めてリーダーが一つ一つ説明する。
そうすると、一気に、チームとリーダーの一体感が得られるのだそうだ。
ビジョンも同様。ビジョンを訴える企業トップが、上記のような手法で伝えると効果的なのだそうだ。
これはまだ体験していないので想像でしか無いのだけど、①、②で、ファシリテーターを介して直接会話しないのがミソだと思う。
立場が違うということは、残念ながら、そういうことだ。
よほど、カリスマに満ちたリーダーならそんな苦労は不要なのだけど、実際は、そんなカリスマはいない。
そして、強引な(嫌われる)リーダーになってしまうか、弱気な(リーダーシップに欠ける)リーダーになってしまう。
ワールドカフェを垂直展開しようとしていたのだけど、その前に、アシミレーションをやるといいかもしれない。
会社でのコミュニケーションは深い。面白い。
http://www.managementcheck.de/Downloads/Articles/NewManagersAssimilationPlan.pdf
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