日曜日, 7月 22, 2018

井戸掘りの記録(03 斫り作業2:覆い隠すコンクリートを剥がし掘るべき地面を剥き出しにする)

4日目
 一晩、寝ながら「斫ったのは間違いないか」何度も思い返すも間違いなく3辺(1辺は端っこ)斫っている。
 では、「何故、ビクともしないか」を考える。長年の経過でコンクリートが地面と溶け合っている、、訳はない。ジュラ紀に土間コンを引いたのならまだしも、昭和である。いくらなんでも地面の上に乗っかっているだけのはずだ。
 結論は、もっと馬鹿力で浮かしてみる、しかない。それでだめなら、もう少し小さいサイズに斫るかぁ。また斫るのか。。。

 と翌日、もう一度バールを差し込む。
 満身の力を込めて差し込んだバールを押す。推す。雄す。オッス。♂。動かない。バールはしっかり突き刺さっている。
 突き刺さったバールを見て、ふと、足で押してみる。全体重をかけてググっと踏み押し込んでてみた、、、
 グッと浮き上がるコンクリートの板。たかだか数十年で地面とコンクリートが溶け合うことはなかった。やりました。なんとかかんとか板を取り外しました。
ズルズル引きずり出されたコンクリート板

 このコンクリート板をどう処分するか、はこの際考えないでおくことにしよう。なにしろ、1m動かすのもやっとなのだ。今は、めでたく、おそらく50年?ぶりぐらいに登場した土、昭和の土の香りを楽しもう。
剥き出しの地面(嬉しくて思わずちょっと掘ってみた)

 これで、井戸掘りが始められます。
 次は露出した地面をスコップで1mほど掘ること、井戸掘り道具の材料調達、道具作り、かな。

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