火曜日, 8月 19, 2008

すかいらーくは応援したいけど投資会社は応援したくないなぁ。。

↑応援って言ったって、お店でGチキンを食べるぐらいだけど。。。

10代後半の何年かを過ごした事もあって、とても気にかかっていた"すかいらーく"の経営は、投資元が自らが担いだ創業家出身経営者を交代させることになった、、とのニュースを見た。
新経営陣は500人のリストラ350店舗の閉鎖も考えているとの事で、結局、ワリを食うのは末端の社員だったりアルバイト。。


(投資会社)
→この会社はデカイ会社の割りに業績が悪い(株価が安い)
→株価が安いので株を掻き集めやすい
→投資家のお金を掻き集めやすいような経営再建計画を立案
→計画が"実現可能"に見えるようにカリスマ経営者(創業経営者)を担いでしまえ
→ついでに一旦非公開にして全部株を買い占めてしまえ
→さぁて業績回復したら公開して一気に利益を回収!ヤッホー!
→業績回復しない!?じゃあ社長は交代。
→計画は変更しないよー。お金集めちゃったもん。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080818/168102/


なんであれ残念ながら、「すかいらーく」は法的に株主のモノである。
株主/投資会社から見れば投資先はお金を産むモノ以上の価値は無く、そこに働いている人や、そこのサービスに期待する顧客などは見えていない。彼らは投資のリターンを稼ぎ出したいだけだ。
投資会社で計画立案しているコンサルタントや偉い人は自分のお金を賭けているわけではない。もしかしたらすかいらーくで食事すらしていないのかもしれない。


先日、テレビで糸井重里と対談していた"原丈人"という実業家が気になって調べてみました。
この人、去年の秋に文藝春秋に論文を発表しているようで、テレビでもこの主旨の発言をしていました。それは、、、

・アメリカはあと10年くらいは金融中心の国家にとどまる
・マネーゲームは何も生み出さず、収奪していくばかりなのでいずれ破綻する
・金融と言うのは新たな産業をつくるための脇役
・金融を主役だと煽るアメリカの風潮、この分野の自由化こそが構造改革だと勘違いする一部のメディア、知識人は、世界を破綻に導く。
・アメリカの猿真似をしているようでは、日本に未来はない
・日本発の新しい基幹産業を創出して、世界経済を牽引する国になるべく、まず一歩を踏み出すことが必要

という事です。

●「(行き過ぎた)防衛」 = 戦争
人類の英知を"人間の殺戮に使う"人間の活動。
愚かな活動なんだけど、一方でコンピューターの発展や原子力技術やインターネットなど戦争起源の技術は少なくない。

●「(行き過ぎた)金融」 = 短期的な投資
人類の英知を"投資家の利益に使う"人間の活動。
少数の勝った投資家は一生かかっても使えないほどの莫大な利益を得られる。
多数の負けた投資家は、、、、
大多数の関係しない人たちは、、、、
投資の対象となって人生を左右された人たちは、、、、


とりあえず、頑張れ!すかいらーく(の現場の人達)!

1 件のコメント:

のり さんのコメント...

これ、おもしろい
いっそのこと、破綻したほうが新しい価値観が創出されていいかも?
人間とは愚かなものですから~
そのときは、環境?農業?原始的生活!?

けども、破綻するきっかけが思い浮かばない・・・
サブプライムだって持ちこたえそうだし、何度も恐慌経験したし、よほどの金融メルトダウンでもないとね~

p,s 四分の三だけシューリョーとなりました 残りの人は・・・アノ人ではありません