月曜日, 8月 04, 2008


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←写真は文末のはみ出しの写真。きれいなので本文より先に掲載しちゃいます。
※パックマンみたいに映し出されているのが日食中の太陽の光。












先日、会社の同僚(うちなんちゅ)に最近"ミルクぜんざい"にはまっている事を話すと、「だったらフジヤのぜんざいは食べたほうがいーさー」などと言われ、不二家ってペコちゃんの?と思いきや、"富士家"という県内でチェーン展開する専門店の話なのでした。


そして週末、今週は波も無く、波チェックの帰りに目的も無くチャリを走らせていると目の前に巨大スーパーが出現。(既に目的無しの散歩が半径10kmぐらいになっている。行動範囲はバッテリーの持続時間に依存するようになってきました。)
あまりに陽射しが強いので涼を求めにスーパーに入ると、あーるじゃありませんか、富士家さん。
よくあるフードコート(グローバルなハンバーガー屋さんとか、新進気鋭っぽい看板のラーメン屋さんとか、ミスマッチな男子高校生が焼くクレープやさんとか並んでいる)の中に一番小さいスペースで販売していました。

そもそも、他の食べ物やさんは壁際に並んで営業していて、いくらフードコートとはいえ厨房もあるのに、この"富士家"さんはフードコードの利用客が食べるテーブルの片隅、フロアのど真ん中に、まるで実演販売のような3畳ほどの小さいスペースで営業している。
そのスペースには片側めいいっぱい5台ほど床置きの冷凍庫が並んで、反対側に調理スペース。
そして、店員は女の子一人。


ちょっとエアコンの効き過ぎた店内で食べるのはイマイチだなぁ、などと思いつつも、注文しました。
「ミルクぜんざいくださーい」と注文すると「直ぐ召し上がりますか?」との応対。
と、メニューを見ると、食べる時間(今なのか、一時間後なのか、二時間後なのか)を選ぶようなメニュー。
「今すぐ食べまーす」とお願いすると、冷凍庫の一つを開けてカップを取り出します。既にこのカップに氷が入っているようです。
そうなのです。この店は、店頭でカキ氷をガリガリ作るのではなく、あらかじめ凍らせておいた氷を販売しているのです。(これじゃあ、コンビニの氷アイスとおんなじ!?)
取り出したカップに大粒の小豆をタップリ(カップの1/4ぐらいが小豆か!?)載せ、その上に、練乳をかけて出来上がり。


さて、フードコートの片隅に陣取り、エアコンが効いていないとこで食べたいなぁと考えながらも、「直ぐ食べるバージョン」を買った以上、直ぐ食べなければならないなぁなどと思いながら、カップをつつきます。

冷えた小豆は充分にやわらかく、でも、一粒一粒がしっかりしていて、冷えていて、美味しい。
そして、その下の「直ぐ食べるバージョンの氷」にスプーンが届きます。
やや黒味がかった氷は、小豆の煮汁を凍らせたものだそうです。この氷にいとも簡単にスプーンが沈んでいきます。かといって溶けているわけではない。
なるほどぅ、どうやっているのか良くわかんないけど、食べやすい氷のやわらかさで販売しているわけです。
多分、"2時間後バージョン"なんかはカチカチに凍っているんでしょうねぇ。


タップリの小豆とさっぱりした甘さで、充分に軽いランチとなりました。

【はみ出し】
写真は8/1、カザフスタン・バイコヌールで撮影された日食による幻想的なスナップショット。
ぶどう棚を通して"たまたま"この様な景色が広がっていたようです。

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