「できるだろ」と思っていても、なかなか現実に商品化されなかった、「光を取り込んでおいて、後で、再現する装置」がようやく登場した。
これがどんなことなのか、思っていた割に今ひとつ理解はしていなかったけど、とにかく、全部記録しておけば、後でどうにでもなるだろー、ってことだけは思っていた。
うーむ。言葉での説明は難しいので、そのイメージ動画。
撮影後に、人が見たいものにフォーカスを合わせられる。
もっと具体的なイメージはこちら。
https://www.lytro.com/living-pictures/282
今はまだ「Picture Revolution」ってメーカーは言ってるけど、将来は、カメラと言うよりも、光スキャナという意味になる。
その時の光の状態を記録するマシン。
このマシンを、何十個も球状に用意して、その空間の光の状態を記録。
その光の状態をコンピューター上に再現すれば、究極のバーチャルリアリティが再現できるはずだ。
一つ一つCGで作りこむのと違って、自然にあるものを取り込むのだから、リアリティは格段に増すだろう。
以前書いたけど、あと、何十年かで、人間の目には判別できない精細な360度ディスプレイ(もしくはヘッドマウントディスプレイかもしれない)と、こんな光スキャンマシンでスキャンした空間情報で、ようやく本当のバーチャルリアリティ空間を体験できるかもしれない。
次は匂いのスキャンと再現だなぁ。
数十年後にバーチャルリアリティ空間ができるとして、その凄さを今感じる方法がある。
それは、今、あなたが見て聞いて感じているこの空間がバーチャルなのだと思えば良いのだ。
だからなんだ、って話だけど。
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