月曜日, 1月 12, 2009

夕べから寒い 初めての沖縄ストーブ生活



昨日はとても良い天気で家中の窓を開け放ち、一日掛けて掃除をした。
とは言っても気合を入れて掃除したわけではなく、まず、台所のテーブルの上に積まれたダイレクトメールやレシートなんかを捨てて、久しぶりにテーブルの表面全体が目に見えたので、テーブルクロスを洗濯し、ではということで、テーブルの上をきれいに拭いて、テーブルクロスを干すついでに布団を干して、ついでに来客用の毛布を干して、こんな感じで一日がかりで家中の掃除を終えた。
「では」「ついでに」「んじゃあここも」「あぁこれも」見たいな感じの掃除。
ついでに、ちょうど痛む肩のリハビリにもなったわけだ。


そして今日。
夕べからちょっと寒いなぁ、と思ってはいた。
でも、夕べは痛んだ肩のためにも、ゆっくりお風呂に温まり、湿布を取り替え、そんなんで寝たのだ。
そして今日。昼はそこそこ天気が良かったのだが、今日は昨日と違って昼から肌寒い。
夕飯のスープ(ソーキを煮込んでみた)が出来上がって、台所で火を使わなくなったら、いっそう肌寒い。
風邪?とかも一応考えてはみたが、怪我の痛みはあるものの体調はすこぶる良い。お腹も空く。


そんな時に沖縄で知り合った元同僚(現在は転職活動中)からメール。
灯油を買ってきたとか書いてあった。
おぉ、沖縄でもストーブをつけていいのか。暖房を使っても罰金を取られたりしないのか。
大家さんや近所の人たちが見学に来て「いやぁ、これがうわさで聞いた内地のストーブですかぁ。ちばりよー。」とか言われたりしないのかぁ。
そうなんだ。沖縄でも灯油を暖房に使うんだなぁ。いい事を聞いた。


そんなんで、夕方に、一念発起して、引越し以来初めて空のポリタンク、仕舞ってあったストーブ、を出してきて、灯油を調達に。
とはいえ、痛む肩でチャリで行くわけにはいかない。秘策があった。
プロジェクトマネジメントで言うところのリスク管理ができていたのだ。


灯油の入手先は家の倉庫だ。そう。この家の湯沸かし器は灯油式なのだ。
ドラム缶ぐらいの灯油備蓄装置が倉庫にある。
お風呂なんかはこの灯油備蓄装置の先に繋がっている湯沸かし器がお湯を供給する。
そのドラム缶の蓋を開けて中をのぞく。ゲージがほぼ「満」になっていた通り、ポリタンクにつきものの、なんと呼ぶのかわからないけど水は低きに流れる原理の給油ホース「ぱふぉぱふぉホース君」でドラム缶風灯油備蓄装置からポリタンクに5Lほど移す。
そして、給油を終えてそのホースの先を取り出すときに、なぜ、「垂らしちゃいけない。慎重に。」と緊張するのかわからないが、しっかり緊張してホースの先を取り出し、それでも二滴ほど垂らしながら給油作業をドラム缶→ポリタンク、から、ポリタンク→ストーブへと作業したのでした。


計四滴ばかりの灯油を垂らしながら、ついに、初沖縄ストーブ生活が始まりました。

ストーブをつけて、かじかんだ手を温めながらしばらくすると雨が降ってきて、「あぁ、それで急に冷え込んだんだ」などと思いながら、部屋を見渡す。
部屋のど真ん中、リビングの吐き出しのサッシをよくよくよく、目をこすってよくよく見直して、近くに行ってもう一度確認してよくよく見ると、開きっぱなしでした。
あぁ、夕べから寒かったのは、ここがずーーっと開きっぱなしだったのね。
そういえば、夕べから米軍の飛行機の音が激しいと思った。
夕べ深夜の暴走族のバイクの爆音もよく部屋の中に響いていた。

ヤモリ君たちが姿を消して、いい気になって気軽に窓を開けたのが、こーゆーオチになるわけで。
ということで、戸締りはきちんとしましょぅ、という話でした。

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