土曜日, 5月 28, 2011

東電女性社員の被曝、保安院が厳重注意(1mSv/年を超え)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110525-OYT1T01213.htm?from=tw
このニュースが根深い問題をあらわにしているのは、保安院が東電に対し厳重注意をした被曝量が、年間1mSvだということ。
じゃあ、国民に対しての20mSv/年間っていう基準はどうなのか。
福島の避難区域に指定されない地域の子供たちは20mSvまでよくて、フクシマ原発で一般業務に従事する東電社員は1mSvで問題になるって。。。

非常事態に、法で定められた原発関連従事者は過剰に守られ、法の想定外の一般の国民は守られない。
と、そんなことより、東電の女性社員に対しても福島の子供たちに対しても、自分の身に置き換えて考える事ができない官僚の存在意義は無い。

※はみ出し
 ここへきて、「20mSv/年は、まぁ、妥当な線だ」的な論評が増えてきている。あるいは諦め?のような空気が出てきている。
 確率論的には生活習慣などの影響にかき消される程度しか影響が顕在化しないからなのだそうだ。
 あの事故以前には無かったモノを許容せよと、放射能をばら蒔かれた地域の人に面と向かって言えるのか?
 福島の方に受け入れて貰えるなら、国会も文科省も他の省庁も職員ごと福島に移転してもらいたいものだ。

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