土曜日, 5月 28, 2011

ビバ、犬!



数多い人物分類指標の一つに 猫派?or犬派? というのがある。
個人的感覚では、血液型よりはちゃんと分類できるマトモな指標だと思う。
全般的に、犬派のほうが正義の側であることが多いし、犬派のほうがお金に執着がないし、犬派のほうが包容力もある。
残念なのは犬派のほうが異性にだらしないことぐらいか。
うん。間違いない。

そういう僕は犬派である。


そして、犬派的には嬉しいニュースがあった。これだ。
http://wiredvision.jp/news/201105/2011052619.html

このニュース、要するに、犬も猫も同じような方法で水を飲んでいた、っちゅう話だ。
何でそんな事がニュースになるかというと、これまでは違う飲み方だと思われていたからだ。
それに加えて、この研究発表が何故かMIT(マサチューセッツ工科大学)だったからだ。
多分、同じ研究発表を僕がしても、誰も相手にしないであろう。


これまでは、「猫は高度、犬は原始的」という感じ。
猫は零すこと無くスムーズに飲むのに対し、犬はピチャピチャ方々に飛ばして飲む。
だから、これまでは、当然、犬の飲み方は猫とは違うだろうと思われていた。

【これまで】
・猫は水面に舌先を付け引き上げた瞬間の水の柱を啜り飲む(高度な)飲み方、
・犬は舌を柄杓状にして、水を舌で引き上げて啜り飲む(たいして高度とは思えない)飲み方。


しかし、前述のニュースで犬の権威復活である。
【ニュース】
・猫は・・・以下略
・犬は、これまでは柄杓云々不器用と思われていたが、実は、猫と同じ高度な飲み方だった。で、ただ、それが"下手"なだけだ。
ということだ。


どうだ。見たまんまだ。犬は水を飲むのが下手なのだ。
猫と同じ高度な方法を使っていたものの、結局、不器用なのだ。
「不器用ですから」by高倉健(犬)なのだ。これからは、「不器用ですから」byワン、というパターンもアリなのだ。

そして、そこが愛おしいと思えるのが犬派なのだ。

ちなみに、水を飲み終えた犬が、「おいしいワン、ポポポポーン」と言ってるように見えてしまうのも犬派だ。
やっぱり楽しいよ。犬派。
(公園の猫の観察も楽しいけど。)

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