日曜日, 6月 05, 2011

もしドラ(映画)を観た


一応、"ドラッカー"物でもあるし、どうなのかということで観に行った。
一応、ドラッカーの教えを一言で言うと、という感じの内容だった。

とか何とか言うより、まず、驚いたのは、映画館。
会場に入っていくと、中学生男子しかいない。
大げさではない。入りは、まぁ、席の半分ぐらいが埋まっている感じなのだが、なにしろ、全て中学生男子なのだ。

理由はその時にようやくわかった。
アーカーベー48の前田ナンタラが主演だからだ。

なるほど、世の中、この映画はそーゆー捉えられ方だったのか。
先週末に、職場の方々に「もしドラ観に行くように」などとメールした僕は、アーカーベーマニアと思われたのだろうか。。。

そんなわけで、中学生男子たちの真ん中で見ることとなった。

知ってる役者は全二名。
監督役の大泉ナントカと、マネージャーの親友の母役のナントカぐらい。
あ、あと、ドラッカー本に出会う書店のシーンで、石ちゃんとお笑い女性タレントも知ってる顔だった。

後は、とにかく、若い若い。観に来てるのが平均年齢14歳だとすれば、出演者の平均年齢も18ぐらいなのではないか?
少なくともあの映画館での最年長が僕だったのは確信を持てる。

で、肝心の、ドラッカー。
ストーリーに沿って「ここぞ」という場面でドラッカーの教えが唱えられるのだ。
0.真摯でありなさい
1.存在意義を顧客視点でしっかり考えなさい
2.存在意義を共有しなさい
3.シンプルな目標を共有しなさい
4.イノベーションを起こしなさい
5.成果は結果でしかない。プロセスを大切にしなさい。
ぐらいかな。

まぁ、あの中学生たちにドラッカーの言葉が伝わったようには思えないのだけど、おかげさまで、エンドロールに流れる「♪カチューシャー♪」という鼻にかかった曲がアーカーベーの曲だということがわかっただけでも行ったかいがありました。と日記には書いておこう。

どうでもいいけど、エンドロールで曲が流れだすと、中学生たちも一緒に歌い始めた。
オジサン的には居たたまれなくなり、久しぶりにエンドロール途中で退席したのでした。
いや、前田ナンタラは、大物演歌歌手のほら、小柄な人、彼女に似ているように見えて仕方がなかった。
そんな事を考えながら、たまに、大泉ナンタラの演技に涙ぐみつつ見終えたのでありました。

映画そのものは映画館で見なくてもいい映画だと思うけど、あの中学生男子たちの雰囲気は面白かった。
映画開始前のCMも、必ず声を出して唄ってたし。
違法コピー防止のCMに至っては、あのカメラ頭男の踊りを席で一緒に踊ってるヤツもいたし。

昔も今も中学生男子は元気だ。
よしよし。


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