土曜日, 11月 12, 2011

シースルーモバイルHMD


出ました。HMD新作。
ンニーが席巻しそうな勢いだったHMDに、あのEPSONがやってきました。
しかもシースルーです。モバイルです。

そこのオジサン!シースルーですよ。
もう、何もかもがシースルーに見えるかのような響き。

シースルーモバイルヘッドマウントディスプレイ。
コントローラーはandroid2.2らしいです。
アンドロイドツーポイントツーコントローラー付シースルーヘッドマウントディスプレイ。
もう、カタカナ塊レベル最強です。

しかも、プロモーションキャラクターは黒木メイサさん。
メイサがプロモーションキャラクターのアンドロイドツーポイントツーコントローラー付シースルーヘッドマウントディスプレイなのです。
※読むのは面倒くさいけど、こうやって、キーボードで打ち込むのはカンタン。


価格もンニー製とほぼ同等。
解像度は落ちるみたいですが、まぁ、シースルーだから、単純比較は出来ません。

ということで、例の光スキャナも出てきたことだし、仮想現実感の実現に世の中は動いているのは間違いありません。



さて、興味ある、「没入感」なのですが、ンニー製がシースルーではなく視界を全て塞ぐため、没入感がある、と思われますが、よくよく考えてみれば、シースルーHMD(カタカナ略)は、単に、部屋を暗くすれば同じ状態になるわけで、最近パラパラ出てきたンニー製試用レポートで指摘されていた「視界を塞ぐのはアリかナシか」問題は、なんとなく、視界を塞ぐのは無しになるような気がしてきます。
完全に外界の視界を塞いでしまうと、家で映画を見ながらコーヒーを飲んだりなどのチョットした制約がツライのは間違いありません。ま、ゲームならいいかもしれません。

まだ発展途上のHMD市場。まずは、市場を確立してもらって、競合製品がいくつも出てくるかどうか。
没入感も、シースルー度合いを調整できれば良いわけで、ボーイング787でも採用された電子カーテン?的に、透明度を調整できると使いやすそうです。

XBOXが普及させたテレビゲーム+モーションキャプチャにHMDを組み合わせても面白そう。
キャプチャーした人をアニメキャラに置き換えるぐらいは既にできるけど、あくまでテレビ画面上で実現されているだけ。でも、HMDと組み合わせれば、目の前にいる人そのものをアニメキャラに置き換えられる。
と、僕が思いつくぐらいだから、既にやってる人がいるわけで、探してみたらこんな動画があった。


自分がアニメキャラになりたいとは思わなかったけど、これって、夫婦でブラピとアンジェリーナ・ジョリーになってみるとか、できちゃうよなぁ。あるいは、亡くなった人ともう一度会うような(感覚になる)事とか、あぁ、最近はあまり噂を聞かない「Second Life」でも、活用されていきそうだなぁ。
他人の視点に入り込むことで、その人の生活を体験できるなんて辺りは、もう、直ぐにでもできちゃうわけだ。
映画"マルコビッチの穴"は映画だけの奇想天外な話ではなくて、もう、今直ぐにでもできちゃう。

うーん、その意味や意義はわからないけど、そういうことに惹かれるのは、究極的には人は自分の遺伝子を複製するために生まれてくるわけで、ヒトの特性なのかもしれない。
とはいえ、前にも書いたけど、最高の仮想現実感は、今、まさに体感している"現実"なんだけどね。

仮想現実を使った洋服の試着シーンの、理想と現実。
●理想

●現実

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