水曜日, 6月 18, 2008

怪我続き

昨日、自転車で転んだ。
転んだといっても、普通に走っていて、砂に滑って転んだとか、そんなつまらない転び方ではない。
冒頭につまらない転び方ではない、などと宣言して大丈夫かと思われるだろうが、かなりレアな転び方だ。
YouTubeに公開したら話題の動画になること間違い無しの転び方だ。
録画していないのが残念。。。


その瞬間はルンルンでベルピュンの直後に起こった。
(筆者訳;その瞬間は高揚した気分で契約勤務時間満了の直後に起こった。)

18:03:00、まだムッとする空気の中、チャリに颯爽と飛び乗り、オフィスの敷地内駐車場を抜け、ガードマンの立つ踏切に向かう。
18:03:46、アシストされなくたってスイスイ進むチャリ。この時間はオジイガードマン。ニコニコ笑いながらゲートを開けるスイッチを押す。
18:03:51、開いたゲートの下を通り過ぎようとする
18:03:52、突然ゲートが落ちてくる。
・既にゲートの直前なので見えていない。最初に気がついたのは額と鼻・口に何かがぶつかった事。
・この瞬間、慣性の法則どおり、僕のピカピカの耳無し芳一号は、私の体を離れようと全身を続ける。
・私の体はゲートに阻まれた私の鼻を中心にして下半身だけが自転車に付いて前進しようとする。
18:03:53、わけもわからず自転車/私が地球にハグをする。おぉ母なる地球よ。Love earth。
18:04:00、何が起こったのか、頭の中を整理しながら起き上がる。口の中に違和感。歯の詰め物が取れている。
18:04:15、脇に自転車を寄せ、言葉を失っているオジイガードマンに「顔、なんかなってますか?」と確認。
     オジイ「・・・・・」
     僕「ナンデコウナルノゥ」
18:10:00、しばらく詰め所で体の埃を落とし、顔をよくよーく触って出血が無いのを確かめ、自転車のペダルが欠けている事を確認するもの使用に問題が無いと判断し、腕の擦り傷が深くない事を確認し、オジイが言葉も失ったままそばを離れない事に、こちらが申し訳ない気持ちになる。
18:10:35、さて、気を取り直して外に出る。オジイも外に出る。
     ゲートがなんか辺だ。ぶらんと地面に着きそう。ゲートが僕の進行方向に曲がってしまって、降りた際にゲートを受けるU字型の柱に収まらなくなっているのだ。力尽くで直そうとするオジイ。「ゴメン、それを直すほど僕は元気が無い。」と心の中でオジイに声をかえけ、「大丈夫そうです。では、お疲れ様。」と言ってチャリで立ち去る。
18:12:54、敷地を出てしばらく走るも、顔の違和感(なにしろ顔面が痛いのだ)を感じながら、別の違和感に気がつく。
     「メガネが無いっ!」
     メガネを拾いに事件現場まで戻る。犯人は現場に戻るのだ。
18:14:03、現場に知恵の輪のように曲がった遺留品A(メガネ)、遺留品B(社員証/入館証)、遺留品C(ペダルの破片)を発見、回収する。
18:15:07、引きつった笑いをオジイに見せながら帰路に着く。「なんでなんだー」と呟きながらペダルを漕ぐのでした。

翌日。
夕べは鼻の回り全体が痺れていたが、今日はもう大丈夫。
そういえば、夕べ鏡を見たら鼻が曲がっている気がして、鼻の軟骨をクネッとやってみたら、治った。
今朝からは鼻のとおりも良く快適。まだちょっとだけ痺れてるけど。
そして、「ゲートは歩行者/自転車/バイクはゲートをくぐらずに詰め書の前を通る事」という新たなルールが検討される事になった。
オジイよ、新たなルールが出来た日にはヨロシク。


あ、タイトルが「怪我続き」となっているのは、先日のボート海釣りで、ハマったアンカーを引き上げる時に胸を圧迫したらしく、余りの痛みに病院に行ったら「肋骨を損傷している(ひびや折れた訳ではない)」との事で、バストバンドなる腹巻みたいなのをしていたのでした。ちょうど痛み止めも飲んでいるので、オジイイターゲート事件の痛みも一緒に緩和してくれているのでした。
ちなみにこちらの病院は、待合室はやはりオジイ/オバアの集会所と化していて、全く聞き取れない言葉を話しているのでした。
外国に来ているみたい。

0 件のコメント: