土曜日, 4月 19, 2008

ディープブルー(完)

読み終わりました。ディープブルー。

うーん、前回書いたのは、イルカ達の素敵なコミュニケーションについてかぁ。
中盤~後半はその能力が、鯨やシャチなど海の哺乳類全般に及ぶこと、、、
そうすると、鯨なんてすごーーーい能力がある。。。
この辺から話は、ややSFチックに展開し、好みだけど、最後は環境問題を克服するハッピーエンドな物語。ちょっと、今の時代だと想定範囲で、僕はちょっとシラけてしまいました。


ただ、荒唐無稽な話でもなく、そもそも、地球上の生物で人間だけが「環境に抗って」生きる生物で、愚かな歴史を刻んでいるのは明白。
この話の云わんとしている事には否定の余地がありません。愚かな人間の目を覚まさせるものがイルカなのか、それとも自分で気がつくことができるのか、自分を振り返っても愚かな生き物だからなぁ。。

でも、何年も気がつかなかった過ちに気がつく事ができるのも人間。
なーんて、そんなストーリーと別に、読んだ人が思い思いに想像を膨らますことができる本でした。

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