月曜日, 7月 28, 2008

台風

今回、ようやく(などと言えるのは今のうち?)台風の誕生を感じることができた。
ホームとする近所の浜は、太平洋側でかつ大きな湾の一番内側なのでこの二ヶ月、サーフィンからは干されていた。
(実際には可能な日は二・三度あったのだが、他の予定などでできなかった。)
この干されっぷりが半端ではない。なにしろ、最後に入ったのが5月の中旬じゃあないかぁ。
いくらここの生活で「波にさえガツガツしない」と新たな信条という名の言い訳をこしらえた所で、これはまずい状況だ。
老体の筋肉はあっという間に衰え、なにが残念って、いくらチャリでどこまで遠乗りしようが、下半身しか鍛えられないということだ。


そんな二ヶ月間、毎朝、職場のそばの河口でうねりが入っているかチェックするのだが、まったく、うんともすんともだった。
しかし、先々週の終わりに、「??」と思うような日があり(わずかだがうねりが入り始めていた)、先週半ば~先週末にかけては、会社の帰りにポイントチェックに出かけたり、先週末は早起きして波を確認しに行ったり、もう、気分はどんどん高揚していった。
もう、パンツを何枚も降ろしながら「できる?できない?まだできなぁんい♪」とのけぞる程度に波が入り始めていたのだ。
その辺りから天気予報を注意して見るようになり、その時点で「熱帯低気圧」が南東海上に留まっていたのだった。


この熱帯低気圧を応援する日々。前回の台風は西側過ぎて、僕の(敢えて"僕の"と言わせてもらう)東側には波が入らなかった。
そして、沖縄はリーフブレイクなので、まして湾の内側でサーフ可能になるのは干潮時になる。
干満表をみながら、着々とベストタイミングを予想。今度はいい角度に熱低がネばっティいてくれる。がんばれネッテイ!


そして、先週いっぱいかけて、このネッテイは、無事に台風8号「フォンウォン(山:ラオス語)」君を無事に出産し、着実に育ってくれたのである。
もう先週後半には、週末にドンピシャだと確信し、一ヶ月のブランクに備え、ヤモ君のベース基地となっている物置からボードを運び出し、ワックスを塗り、金曜の夜にはもうバッチシの状態だったのだ。

そして、遂に土曜日。
いつものポイントは、干潮前後の3時間ほど、波を立たせる沖の浅瀬できっちり割れてくれる。
なんだかんだで朝寝坊はしたものの、7時過ぎには入水、きっちり入ってくれるウネリに、強風で面は荒れているものの、
干潮までの1時間ほどを堪能し、パドルに疲れ家に帰り、前日に作りおいたおにぎりを食べ、睡眠をとり、夕方の干潮時にもう一時間ほど入り、久々の筋肉痛と疲労に翌日は昼過ぎまで寝ていたのでありました。

今週はフォンウォン君が去った後の風が収まった辺りが狙い目か。

ちなみに、今回の台風は距離が遠かったせいか、
・海は荒れている
・風は強い。風にチャリで逆行は、平地や緩い下り坂でもアシストが必要。
・雨は時々短時間(30分ほど)風とともに強く降る。この時は台風中継並みの嵐。ただし、時間がたつと青空。
という感じで、生活には支障はありませんでした。


【読書】
とはいえ、昨日は一日降ったり止んだりの中、J.アーチャーの「ケインとアベル」を読み終え、いまさらながらアメリカは黒人や移民を社会に受け入れる事で自らイノベーションを起こし成功したんだなぁと、感心したのでした。
「ケインとアベル」中高生ぐらいのときに一度読んでおいて、社会人になってもう一度読むといい、そんな感じの壮大な物語でした。


【映画】
「転々」を、観ようとしました。
三浦友和の演技に惹かれつつ、寝ました。実はこれ、映画館でも観たのですが、その時も寝てしまい、今回は観た事も忘れて借りてしまった。。。。
僕の記憶が"点々"という事でした。

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