木曜日, 11月 06, 2008

困ったチャンに感謝


アメリカ初の黒人大統領(っていうカテゴリが存在する程度のまだまだ原始人間社会。日本初の黒人首相はあるのか!?)に関係ない私的話題。


「真面目というか融通が効かない、柔軟性が無い人」

いるんですよ。こういう人。
そんな人と世間話をしていた時に、
「○○さん、動物は何が好き?」
こう質問した時に、
「動物は餌が好きです」
と、僕の日本語の使い方の間違い(僕は○○さんが好きな動物を聞いたつもりだった)に気がつかせられた人。


一事が万事こーゆー調子なので、仕事上の何気ないやり取りでの意思疎通はなかなか叶わず、周りに言わせれば苦労させられる困ったチャン。

一般的な企業活動は「株主というギャンブラー」や「儲けてナンボの経営者」や「上昇志向のサラリーマン」等の要請で困ったチャンの存在は本当に困ってしまうわけだけど、きっと、学校の先生や公務員だったらそこそこ「変わった人」で通るのかもしれない。

よく思う、、いや、たまに思うのは、こーゆー「変わった人」達のお陰で河豚を嗜む事ができ、ホヤという珍味を味わい、お酒を楽しみ、唄を歌い、踊ったりする楽しみを貰っているのだということ。
多様性に対し、なんだかんだと許容してきた人間社会の面白さは、正にそこにある。


「株主のために存在する」企業もあってもいい。
だけど、「変わった人」を受け入れられる社会であり続けて欲しい。
(と、あの素晴らしい大統領就任演説的なオチに辿り着くわけだ)


0 件のコメント: