火曜日, 12月 20, 2011

pogoplug(ポゴプラグ)


ボックスPCというジャンル?の製品。
家で使っているハードディスクをインターネット越しにアクセスできるようにしてくれるもの。
ネーミングはいまいち。日本語的には読みづらい。
ポゴプラグ。

ただの黒い箱に電源ケーブルとLANポートとUSB差込口があるだけのシンプルな箱。
ブラックボックスの中身はLinux PCで、Linuxマシンとしても使おうと思えば出来るようです。
Linux化はここを読むとできそう→http://ichi84.blogspot.com/2011/04/pogoplugopenpogo.html


この箱に、LANケーブルを差し、普段使っている外付HDDを繋ぎ、電源ケーブルを差し込むと作業完了。
その後はメーカーのホームページにアクセスしてアクティベーションすれば、あらら、自分のHDDがネット越しに見えちゃいます。
(正確には、私の場合は、最初、ルートのフォルダしか見えないHDDがあって焦りました。HDDの容量や内容に応じてインデックスファイル作成に時間がかかるようです。)

これを意図せずに裏でやったら単なるウィスルなわけだけど、それがウリのこの箱。
メーカーのサイト(https)経由でアクセスすることで所謂ハッキングからは守られる、らしい。
SSL通信も選べる。

少なくとも、自前で自宅のPCをDDNS登録してフリーのSSL入れて、とか面倒はない。
たまにルーターのログを見る機会があると、結構、アタックってされてるみたいだし。

さて、使用感。
久しぶりに「ワクワク感」だけで手を出した箱なのだけど、ま、便利。
出先のPCだろうがAndroidだろうが、良くできたサイト並みに普通に自宅のHDDにアクセスできる。
ダウンロード速度はクラッシー経由のPCで1.5MBほど。
Android君で3G経由でも、普通のサイト並みに動画を見ることが出来ました。
(動画などは接続先のデバイスにストリーム最適化する機能もあるようです。)

と、持ち上げておいての結論。

日常的には使いません。←ここ、ツッコむところです。

だって、HDDに電源入れっぱなしなのもなんだし、日常的にアクセスしたいわけではないので。
貧乏性なのか、電源を切らない、と思った瞬間に、「壊れそう」と心配になり、UPSもRAIDも欲しい、となり、「マイ・データセンターかよ!」と一人ツッコミしてしまう状況になりそうだし。
※電源を切ったからといって壊れる時は壊れるのだけど。

プライベートクラウドとは今っぽくて聞こえはいいけど、年がら年中アクセスしたいわけではない。

というわけで、僕の場合の利用するシチュエーションは、
・大容量ファイルを誰かに手渡したい
・長期家を開けるので、旅先からデータを見たい
ぐらいか。

年に数回の利用のために約\7,000円の出費となるワクワクボックスの話でした。
(月額使用料金とかかからないのが良い。)

※ハミ出し
でも、よくよく考えると、カテゴリー的にはVPNソフトだよ。っていうか、VPNソフトの単機能版みたいなもの。
企業的には「会社のPCでは使わないように」という風になる気がします。
ポゴ君をマウントしたPCがハッキングされるのも怖いし、それ以上に怖いのは、このサービスのサーバー自体がハッキングされる、なんて、考えるのも恐ろしい。

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