木曜日, 1月 12, 2012

メンタムの話(オジサンのメンタル含む)


50絡みのオジサンの冬は痒い。
去年まで、まだ50絡みではない去年まではなんでも無かったのに、今年は酷く痒い。

最初はダニでもいるのかと思った。
あるいは聞いたことはあるが体験していないタムシというのも調べてみたりした。

Wikipediaでどんなに詳しく調べても、痒みが治まるわけではない。

そうこうするうちに、お尻を中心に、脇腹、もも、脛、と、ととと、とにかく痒みはおさまらない。
寝ているうちに掻きむしっていることもあるようで、ももの辺りには、掻きむしった痕までできた。

そんなこんなしているうちに、その、痒みのある周辺が「カサカサ、パサパサ」になり、なんだか粉を吹いているような感じになったのだ。

ここまできて、ようやく、あ、これは肌が乾燥しているんだ。と気がついた。
そして、冬の乾燥肌にはクリームを塗って保湿するのが良い、とも聞いた。
この時期、そのテのクリームは薬局にたくさん並んでいる、ということも聞いた。

聞いてから10日ほどして、薬局に行った。
聞いて直ぐに行かないということは、それぐらいは我慢できる程度だったことと、勝手に薬局に感じている敷居の高さから、と、痒みというのは心ゆくまで掻きむしった後にいったんは治まるからだ。

なるほど、何種類も並んでいる。
見慣れた赤十字社幼児虐待もしくは幼児コスプレマークのメンタム製を手に取る。
更に箱に貼られたPOP広告は「関根勤」だ。彼の笑顔が「50絡みのオジサンにオススメ」と僕に語りかける。
※この時はまだ、「メンタム」と「メンソレータム」が違う会社だと気がついていません。

しかし、他の製品もどうなんだ。と、その分野に関してなんの選択基準もない事をわかっていながら、パッケージや効能、使用方法などから読み取れる情報を元に妄想を膨らませ、なんらかの理由を持って選ぼうとする僕。

結局、その陳列棚に並んだ各社製品で、単位グラムあたりの値段の最も高い(といっても僅かな差だったが)メンタムメンソレータムにした。
何がどう違うのかわからないが、"第二類"というのも他の"第三類"より良いのかもしれない、とも思った。

で、結果。
なんで早く塗らなかったんだろー、っていうぐらい、絶好調だ。
少なくとも乾燥肌に関しては、50絡みのオジサンであることを忘れさせてくれる。

メンタムメンソレータム、ありがとう。

※はみ出し
 ちなみにメンタームのキャラクターは頭にインディアンっぽい羽を付けた男の子でした。

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