木曜日, 7月 23, 2009

昨日の日蝕写真の整理


45年振りとかで、考えてみれば人生初めて(かろうじて)の日蝕チャンス。
しかも、普段通りの生活の中で体験できるなんて、宝くじ並のラッキーな出来事。

ハンターと呼ばれる人たちが、何年も前から計画して、準備して、心構えを持って挑むのに対し、申し訳ないほど安易に当日を迎えた僕。
そんな体験をダイジェストにまとめておいて、25年後に、確認するのも良いかもしれないと、写真をupしてみました。
(元データは、そのまんまNMP-1000絡みで取得したflickrに全てupしてみた。)


①朝
素人なりに待ちに待った朝。自宅二階から望む天願の海。
いつもは、白波が立っていないか見るのだけれど、今日は、雲行きを確認。
うーむ。ちょっと雲が多い気もするなぁ。


②いよいよ始まった。
まず、癖で、オフィスの裏の川をチェック。
おぉ。ここ何日か見かけなかった亀の姿が。

③撮影に試行錯誤
なにしろ、太陽を撮るなんてやったことがなかった。
ここで、「目に見えるもの」「デジカメに写るもの」が違うんだと言うことを学習。
とにかく、ホワイトバランス?をめいいっぱい暗くして、さらに、同僚が用意してくれた車窓用フィルムを使って撮影。
自分の目には、くっきり黒く欠けた太陽が見えているのに、カメラにはまん丸に写る悔しさ。



④用意した穴あき背もたれの椅子。
こちらは、太陽が雲に隠れたためか今ひとつくっきりした三日月にはならない。
もう一つ用意した穴あき段ボールは、穴の精度がいまいち(ボールペンを突き刺して空けた穴)で即却下。
この辺で、朝にはうるさく鳴いていた蝉の声が止んでいることに気がついた。鳥の鳴き声もない。
辺りは夕方にさしかかったぐらいの薄暗さ。



⑤撮影成功
遮光フィルムを細く丸めてなんとか写せるようになった。
相変わらず雲は多めなものの、たまに雲からクッキリ顔を出すと、椅子の影も三日月型に!


⑥終わっていく~
長いようで短い時間。
この頃になって(もしかしたら熱の関係?)薄く広がっていた雲もスッキリ晴れ渡り、と、蝉が鳴き出した~。

⑦終わりに
ハンターでなければ、一生に一度か二度しか巡り会うことのない皆既日食。
地元で育った同僚には87年の金環蝕を体験したヤツもいました。といっても、20年以上前。
多分、日本を出ることは無いであろう僕は、次は25年後。
その時に晴れた青空や、自由のきく仕事や、自由のきく身体や、目や、、、いや、生きているか!?
と考えると、なんと恵まれた今回の体験。幸せものだ~♪

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