水曜日, 9月 01, 2010

「混乱を来しているプロジェクト」に必要なこと。


↑本文に全く関係ありません。。。ただ、すごい!

そんな事を考えて(考えているからと言って私が担当してるプロジェクトではないかもしれません。汗)見つけたサイト。
漠然と考えていたことがとても良くまとまっていました。
【マネジメント過剰、リーダーシップ不足】
http://people.weblogs.jp/ppf/2010/04/style16.html



特に気に入った点は、
●階層別のマネジメント特性について
・トップマネジメントにはリーダーシップしか期待できません
←全くもってその通り。普通、財務部門出身の上司の下で仕事したいとは思いません。
・ミドルマネジャーのマネジメントとリーダーシップのバランスで組織はどうにでも変わる。
←筆者は「実感」しているそうです。私は経験不足からか「組織はどうにでも変わる」実感まではありませんが、リーダーシップだけのミドルマネージャーのもとでは、とても心配になって変わるどころではない、、、という経験を振り返ってみたりするとその通りだと思います。
・ジュニアマネジメントには、自身が率いるチームに対するリーダーシップは期待できますが、組織全体にはマネジメントしか期待できません。
←「期待できません」まで言うのは哀しいけど、組織全体を考えれば、確かにその通りです。また、マネジメントだけのミドルマネージャーの下で強引にリーダーシップを発揮すれば、自らが出る杭として打たれるならまだしも、チーム全体も存在危機に晒されることでしょう。

こう整理すると、実際にW/Lやコストを削減するのは現場なのだから当たり前だということと、実際は、その組織のプロセスがマネジメントしていくという事にも気がつきます。社長が(お金を直接)マネジメントするわけではないのです。


ちなみに、分かっているつもりでも直ぐにゴッチャにしてしまうので改めて整理。
●マネジメントとリーダーシップの違い
・マネジメント:管理する事。人員配置、予算管理、スケジュール管理。課題管理。
先のサイトでは「コントロールと問題解決」だと。
・リーダーシップ:導くこと。ビジョン/目的の共有。指針やシナリオを示す。
同じく先のサイトでは「動機づけと啓発」。なるほど。

というわけで、「混乱をきたしているプロジェクト」に必要なことの答え。
「混乱を来さない体制(マネジメント)」を作ること。
往々にして、責任論の末、担当者もPMもマネジメントも次々交代し、最後に行き着くのがそこなんじゃないかな。と。


先日観た「The Wave」の衝撃もあって、ついでに、独裁とリーダーシップを考えてみて一つ気がついた。
独裁とリーダーシップの決定的な違いは、配下の一人一人の成長や変化を停止させる事。だ。なるほど。
言い換えれば、部下が育たない上司はリーダーシップを発揮していない、ということだ。これまた、なるほど。

リーダーシップ論?の講義ノートのようなページ。
http://www6.ocn.ne.jp/~tetugaku/page33.htm



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