火曜日, 10月 13, 2009

VBBQの日(お客様、仲間/家族)

※この週末、同僚宅でのBBQに寄せて頂いたのだが、その話を書こうとしていて、書き終えていた(09/04/20)のに操作ミスで下書きのままになっていた話を発見。とりあえず、昔の分をそのままUPします。

●VBBQ開催
先週末、とうとう我慢できずに自分ち(ベランダ)でバーベキューをやった。
一人バーベキューも考えてはみたけど、道具も無い。買いに行くにもチャリでは無理。
そんなわけで、職場で課外クラブ活動?みたいな事をやっていた経緯もあってクラブ活動の仲間中心に「日時・場所」を伝えて当日を迎えた。
当日まで何人来るのか、誰が何を調達するのか、まったくもってよくわからないままの開催だった。

結果、昼過ぎから始め、深夜まで、バーベキューなのかwii大会なのかわからないけど、とにかく盛り上がった。延べ何人来たんだろう。20人以上30人未満ぐらいか?



●見事な連係プレイ
準備不足のBBQ。BBQセットやwiiも含め、仲間が持ち込んだ器材、食べ物や飲み物などで楽しめたのは良かった。(事前に調整したのはコンロとお肉のみ)
早めに来る人は、もしかしたら事前に相談していたのだろう、おにぎりやおツマミ、デザートなど分担してきてくれた。典型的なうちな~タイムで、夜にかけてパラパラ集まった人達は、到着前に電話をくれる。
足りないものありませんか~?」「炭がありませ~ん」「紙コップ買って来ま~す」などと、足りないものもあっという間に揃ってしまう。一度に集合したら、こうはならない。
そんなわけで、準備してなかった割に、何一つ不足が無いというか、不足してもリカバリーされて、結果、ありえないほどの盛り上がりだったのが嬉しかった。


●"さほど準備なしでもダイジョーブ"
「仲間」と「お客様」の違いは、こういう事なのかもしれない。
もし、お客様を迎えるぞ、と気合を入れれば、それなりに準備は必要で、「不足するもの」など許されない。そもそも時間にも神経質にならざるを得ない。
遅くなるから欠席します。となるわけだ。


●想定外の出来事
もう一つ、集まった大量の車。飲む人は徒歩や乗り合いで来ていたものの、それでも10台以上の車。
家の駐車スペースは二台しかないので、事前に、お隣の商売に使っている駐車場を使わせてもらう了解は頂いていた。
とはいえ、想定外の数で、商売用の駐車場全てを同僚達の車がテトリスのごとくビッシリ占有。
もう、怒られるの覚悟でお隣にお詫びに行くと、「また集まりがあったら使っていいよ。」と、想定外の優しいお返事。
見るとそこのお客様の車が駐車場に停められずに歩道や路肩に駐車している。。。。
なんだか申し訳ないを通り越して、「???」と嬉しいけど、どうしてそんな風にお隣もお隣のお客様も大らかにできるのかと、驚いてしまいました。


●うちなー文化
、、、、と、ここまで考えて、なるほど、うちなー文化は、お客様をお客様としてではなく、「仲間・家族」として迎えることなのだと思った。
迎えられるほうも、「お客様」よりも「仲間」として迎えられたほうが、(少なくとも僕は)数段気持ちがいい。
お隣の店に来たお客様は、当然、不便を感じていただろう。
でも、その不便はさほど困らない代替手段で回避できるのであれば、「てーげー(いい加減)」に済ませればいいのだ。もちろん、毎日だったら許されないだろうけど。


●家族の意味
そういえば、先日、大家さんの家で夕飯をご馳走になった。
その時に、多少は遠慮ししている僕に、おばあは、「家族なんだから」と言った。僕はちょっとドギマギした。
あまりに普通に、そんな言葉をかけられ、一瞬、耳を疑った。なんの事だかよくわからなかった。少なくとも僕は「家族」という言葉をそんな風に使ったことはなかった。

"家族"の意味合いが違うのか?。
いや、家族には「同じ家に暮らす家族」「血縁の家族」の他に「同じ地域で暮らす家族」の意味があったような気がする。地区(部落)とか集落のような共同体のイメージ。
そうかぁ。そうやって、うちなー文化は、(ここの暮らしを考えれば大人気ない事が多すぎる)東京の暮らしのようにならずに保たれているのかもしれない。

ちょうど、「家族狩り(幻世まぼろよ)」っていう本を読んでいた事もあり、なお更、そんな感慨に浸る週末なのでした。

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