金曜日, 5月 02, 2008

ポイントチェック


暑いっす。夏です。常夏です。


昨日から二日間引越し用にレンタカー(四駆)を借りていたので、近所のサーフポイントへのアクセスを完璧に把握した。近いじゃーん。いい波じゃーん。人ほとんどいないじゃーん。
と、いう感じ。沖のリーフ(さんご礁)で割れた波は延々と岸まで運んでくれる。
後で、写真の人が海から上がってきたときに確認したら、波が割れる(確実に同じ場所で割れるのです!)ところには、台状に盛り上がったさんご礁があって、そこにうねりがぶつかってそのまま割れて岸まで届くのだそうだ。びゅーてぃふぉー、わんだふぉー、えくせれんと、はっぴーにゅーいやー!!!

もう、絶句、このまま海に入ろうかというぐらいの、僕みたいな初心者に優しそうな波でした。
写真は昨日のです。住まいから1kmの所。


さて、今日、ようやく食事と着替えができる程度に片付けたので、もう一度波チェック。
結論は、みずうみーーー。まぁ、そんな日もあるさ。

その波チェックする高台での出来事。
昨日は見るからにサーフィンやってます的な若者がチェックしに来ていた(しかも社会人で勤務中の昼休みに)のだが、今日は真っ黒なおじいが独り双眼鏡を手に立っていた。
挨拶すると、おじいは真っ黒な顔から前歯のかけた白い歯を光らせ満面の笑みで語りだした。いや、何も僕は聞いてないぞー。挨拶しただけだぞー。


かなり強い沖縄訛りでこんな事を言っていたようだ。
・眼下の桟橋、湾を挟んだ向こうの港(金武港)、辺りの船舶、これを監視しに来ている事。
・警察は悪いやつ(米軍関係者)を逮捕しないで悪いやつを見つける私を逮捕する
・結局無罪放免なのに40日拘留されたことがある。
・昭和45年から戦っている
・横浜に出稼ぎに行ったことがある。都会では(女)遊びができて楽しかった。
・置いていった奥さんが病気になったので都会暮らしはやめた。
・奥さんは今も健在。
・70才ちょい手前。
と言うような話。訛りが強いので、次の話題を聞きながら前の話をリピートするような感じで聞き取れたのがそんな内容。
彼の言うことの是非はおいてといて、滞在しての感覚としては人口の2割ぐらいが米兵のような感じのこの土地。
日本全体の安全保障の為に、犠牲を強いられるこの土地ならではの出会いだった。


受験戦争を勝ち残った、ただそれだけの偏った官僚達は、この、おじいの言葉の影にある感情は理解不能なんだろうなぁ。


おじいが「悪いこと見つける方が取り締まられて、悪いことしてる人はのさばる」ような話をした時に、神様は見ているよみたいな、まるで子供に話すような話をついしたのだが、とても嬉しそうだった。
少なくとも僕はおじいともっと話していたいと思ったもの。悪いことしてのさばっている人だったら長く話を聞くことも無いだろう。。


別れ際、「お兄さん(僕のこと)もせっかく沖縄に住むんだから頑張って!」と言われた。
せっかく千葉に住むんだから、とか、せっかく横浜に住むんだから、とか、せっかく春日部に住むんだから、とは違う「せっかく沖縄」には深い意味があるような、、、、無いような、、、そんな、なんかいい出会いだった。

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