月曜日, 5月 19, 2008

FileStorageサービス

file storageサービス

ネットの便利さは、もはや便利な事すら気にしないほどになっている。
日々新たなサービスが産まれては消えていっている中で、最近、「便利だろうなぁ」と思ったサービスにFileStorageサービスがある。


これは、ネット上にファイルを格納するエリアを無料~有料で開放しているサービスで、各社、容量や格納期間の制約を設け利用者獲得にしのぎを削っている。


各社のサービスの紹介は、いろんな方やニュースサイトでやっているので置いといて、このサービス、10年以上前のBBSあるいはNewsを使い始めた頃の状況と同じような事が置き始めている。何かというと、意図しない情報の共有。


私が初めて「意図しない情報の共有」で痛い目にあったのは、パソコン通信の掲示板の世界では緩やかな閉鎖性(会員であり、かつ、掲示板の利用者として登録している)に守られた世界から、インターネットNewsサービス(っていうのか?とにかくインターネットに公開されているNews(掲示板)のペット関連の情報にアクセスした時だ。


当時、犬の散歩に凝っていた私は、自分の住む地域の公園で犬を放せるような場所を尋ねた。そうしたら、「犬を放すのは何事か」的な議論が巻き起こり、もう、収拾が付かなくなったのだった。まぁ、その内容は本題からずれるので触れないが、何しろ、大雑把&気にしない私でも、相当凹むようなやり取りが一週間ほど続いた。


そんな風に公開されているという事の怖さを経験し、それ以来、滅多にネットに書き込むような事はしなくなったが、最近では、圧倒的に増えた利用者の数やある程度リテラシーが成熟しつつある事などから、こうやってblogなども書いていたりしてます。


はぁ、前置きながーっ。
で、FileStorageサービスである。

無料、会員登録不要!?などの文字が躍るサイト。そうなのだ、ある程度の匿名性すら保たれたまま(正確にはプロバイダの情報を集めれば匿名性など無いのだか)数GBもしくは数十GBのデータを出し入れできるサービス。

ちょっとテストで使ってみて、非常に使い勝手がよいのは理解したが、試しにGoogleの検索キーワードに「zip site:"そのサービスサイトのURL"」なーんて検索すると、ぞろぞろぞろぞろ、お仕事のファイル?やら、彼女とのデートの写真、やら、もう、ヒットするのである。
そういえば、Googleの画像格納サービスPicasaも、非公開の設定ができるにもかかわらずデフォルトが公開だったりすることもあって、2ch辺りでは話題のアルバムなんかもあるようだ。


ということで、ファイル格納サービスは便利だけど注意しなさいって話でした。
でも便利だよう。ご利用は計画的に。

1 件のコメント:

tabclear さんのコメント...

ちなみに、最近のホームページの複雑なメニュー階層を辿らないとアクセスできない字用法を「ディープウェブ」と呼ぶらしい。グーグルの検索エンジンは、すでにJavaScriptで、多少の階層や操作しないと現れないメニュー構造ぐらいは自動的に解析して情報収集してしまうらしい。