木曜日, 9月 24, 2009

1979「ラビング・ユー・ベイビー:キッス」



1979年頃、自分のキャラを「本物志向」とか「クール」とか「大人」とか、そんな風に見られたがっていた(割と最近まで、その見栄っ張りは続いていた)15歳の僕。
当時のキッスは、僕にとって、超憧れている一方で、そんなミーハーな自分は許せないという、矛盾した存在だった。

でだ、卒業式に展示する「将来の自画像」を書くことになった。
教師には「将来、サーカス団に入ってピエロになりたい」と強引な理由を主張し、キッスメイクをした自分の自画像を書いたのだった。卒業式に出てその絵を見た母が寂しそうな顔をしたのは今でも悪いと思っている。。

そんな少年が密かにお慕い申し上げていたキッス。
そういえば、当時、初めてのガールフレンドの超可愛い(←ここ強調)彼女が、キッスファンで、もしかしたらそんな事も意識してキッスメイクな自画像を描いたのだろうか。。。

ハードロックといえば肌露出ぐらいしかビジュアル的な特徴の無かった時に、とってもわかりやすいメイクとファッションで登場した彼らは、特に日本で人気を博したのでした。
(本物志向を気取っている僕にとって、日本の女の子と一緒にキャーキャー言うわけにはいかなかったわけだ。)

ちなみに、中学で坊主頭だった反動で、その後、僕は過激な(と本人は思っていた)頭髪実験に挑むことになる。
坊主→超長髪→カーリー→アイパー→テクノ。。。
単なるアホなのであった。

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