水曜日, 12月 22, 2010

ヘアスタイル



エグゼクティブの新しいヘアスタイルなのか、極東への出張で枕が合わなかったのか。。。
米Nimbula マーケティング担当バイスプレジデント レザ・マレクザデ氏の記事よりも写真に注目してしまいました。

ちなみに読んではみたものの?だった記事はこちら。
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/16/009/?rt=m&t=pl&n=3154



寝癖ヘアスタイルは往年のIT業界っぽいスタイルだ。今となっては、レガシーなヘアスタイル、とでも言うべきか。


某Microsoftが本格的にWindowsを世に広めるちょっと前、80年代の終わり頃、某ビルゲイツがなんかの催し、太丸デパート東京駅八重洲口店の特設催事会場での歳末赤札市with全国駅弁大会、ではなく、Microsoftのなんかの催しで来日していたことがあった。
たまたま、会場のパイプ椅子に座った彼のすぐ後ろが僕の席(やはりパイプ椅子)だったことがある。

そうです。その数分間、私はビルゲイツの次席だったのです。
「よう、ビル」と声をかけ「WindowsでIBM OS/2を打ち負かしトップを取るぜ」と未来を告げることも可能な(相手の反応を無視すれば)距離だったわけです。


当時、すでにMicrosoftは大企業になりつつあったけど、まだまだ成功したベンチャーって感じだった。
旧来の大手老舗メーカーが寡占して高値だったコンピューターを、パーソナル用に安価にする鍵を担っていたのが彼の率いるMicrosoftだったのだ。

月刊アスキーで読んでいた通り、彼の背広は肩から背中にかけてフケと思われる白い埃が目立っていて、髪の毛も後ろから引っ叩いたような状態だった。
なんか、ガソリンを入れすぎたエンジンのような熱気というかオーラを感じたものだ。

と、ヘアスタイルにかこつけて、あの時すれ違った有名人を紹介してみた。
当時は、まだまだPCは「ハードありき」の時代で、会社のPCなんて、PC1台にソフトは良くて三本(三種類)みたいな時代だった。PC1セット50万円でも安い、そんな時代。

ソフトウェア一本の値段も相当なもので、相当な値段に相応しい相当なパッケージに収まって販売されていた。ワープロ一本5万円とか、そんな感じ。定番表計算ソフトは定価だと10万円近くしていた。
百科事典か広辞苑のような分厚いパッケージに分厚いマニュアル数冊とフロッピーが3枚とか入っていた。

話はそれるが、「ソフトバンク」も、言葉を話す犬のようなお父さんや、黒人のような息子や、孫より若い旦那さんと結婚したお祖母ちゃん、光の道がどうこうなどと複雑怪奇な現象を宣伝する会社ではなかった。

新しい商品「ソフトウェア」を専門に取り扱う卸業者のパイオニアとして「ソフトバンク」が地位を築き始めた頃だ。ったと思う。
ソフトバンク登場以前は、書籍を取り扱う卸業者が片手間にやっていたようだ。



そんな時代の中で、高額のPCやソフトを手当たり次第に試したい欲求を満たすために考えたのは、週末を秋葉原の(当時はまだまだ怪しい)PCショップでバイトすることだった。
あれは今思えば楽しかったし、随分、勉強させてもらった。

当時は気がつかなかったが、多分、僕も、横から殴られたようなヘアスタイルになっていたはずだ。


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