木曜日, 10月 16, 2008

健康が気になる中高年

←サッシを通り抜けられないほど立派に成長したヤモリ。











会社の健康診断の検診結果が届いた。
で、最近はこんなのもシステム化されていて検診結果もWEBで閲覧するのだが、ログインで一苦労。
IDにパスワード、で、こんなシステム結果閲覧ぐらいでしか参照しないので、パスワード期限切れ、パスワードも文字数や数値混在などガチガチ。変更するも何度も拒否られて、検診結果を見るためにイライラしてこれでは健康を害してしまいます。
医療情報は超個人情報ということで本人にもできれば見せたくないのだろうか。


ようやくアクセスを許可され閲覧。
いずれも"A"なのだが、
最高血圧120以下→130
中性脂肪150未満→173
この三点は"A3"で、「要生活改善」なのだそうだ。


うーん、当日の朝食もしっかり食べただけに、その影響も多少気にはなるが、こういうことは対処しても損は無い中高年。
ということで、血圧は誤差の範囲として(既にいい加減。。)、中性脂肪に着目。


そもそも中性脂肪は、、、、とググってみた。
・脂肪はエネルギー
  ・直ぐ使われるエネルギー脂肪酸
  ・備蓄型エネルギー中性脂肪
・高中性脂肪状態の弊害
  ・過剰分が血液に蓄積される
    ・いろんな意味でドロドロになる
・高中性脂肪状態を放置すると
  ・脳卒中系でやばい
・原因
  ・消費量に比べ脂肪を多量に摂っている
・対策
  ・摂取量を減らす
  ・消費量を増やす
ということらしい。


うむ。確かに、運動は適当(適度にではなく、適当に。。)にしていても、最近はたまの一人自宅焼肉とかも気に入っていたりして、脂肪摂取は大いに違いない。
大体、肉は美味しいし、特にロース系はたまらん。
何故、肉の脂身は食べると頭がスーッとするのか。これはまた別の機会に調べてみよう。
そんなこんなで、脂肪分の摂取量を減らして脂肪の消費量(家計ではなく体内の)を増やす事を考えてみた。
(前フリ長っ!)

うーん、うーん、うーーーーん、、、、
運動量増は根気が続きそうに無いので諦めます。
ということで、脂肪摂取量を減らす方法で攻めたいと思います。(何を攻める~。何処を攻める~。)

(とはいえ、昨日は「業務スーパー」なる所で大量の冷凍肉をゲットしているしなぁ。)


この話の続きはまたいつか。

水曜日, 10月 15, 2008

貧困


今日は予定通り「貧困」について考えてみた。

「貧困」にもいろいろな意味があって、考えが発散しがちだったんだけど、テーマとしての「貧困」は、あくまで「生きるための最低限の欲求すら充足しない状態」なのだろう。食べられなかったり医療が受けられなかったり。

でも、ふと考えたぐらいでは、「貧困って言われても普段は考えないなぁ」(だからテーマになるわけだけど。)と思う。
そもそも、身の回りではみかけない。稀にニュースで観たり、ホームレス風の人を見かけたときに感じる程度。

うーん、そうか?確信があるのか?
ニュースで観たじゃないか、現金が無いためにネット難民にすらなれず日雇いの仕事にありつけなければ生きていけないと嘆く住所不定の若者。友人の住まいに身を寄せブログすら書いている、けど、「食べるのもやっと、病気は致命的」と言い切る若者。
若者はまだニュース価値があるからメディアに露出する機会も多い。
ニュースにもならない、ニュースになるとすれば若者に襲われた時ぐらいの、いつの間にか日本社会に定着してしまったホームレス。
「おにぎりが食べたい」と、生活保護申請が受け付けられずに餓死した人。。。


実は、興味を持てばいくらでも身の回りに貧困は存在するのかもしれない。
さっき通り過ぎたフラフラと歩くホームレスは、もしかしたら一週間も何も口にしていないかもしれない。
ホームレスが大声を上げて貧困を訴えても、「変な人が騒いでいる」と通り過ぎるだけだろう。
飢餓の国のニュースは、「変な人が騒いでいる」と全く同じ捉えられ方をしていないだろうか。
貧困も行き着けば「声にならない=ニュースにもならない」のだ。


でも、貧困の隣人は、隣人が貧困であることに気づくことが出来るはずだ。
その貧困の隣人も、そこそこ貧困であろう。
貧困の隣人の隣人は、貧困の隣人がそこそこ貧困であることを気づいているはずだ。
貧困の隣人の隣人は、一見貧困には見えないかもしれない。
貧困の隣人の隣人の隣に住むのは僕(あなた)かもしれない。

僕(あなた)ができるのは、隣人に興味(愛情)を持つことぐらいだろう。
でも、それが、一見貧困には見えない隣人の心を動かし、そこそこ貧困である隣人の隣人の心を動かし、貧困を少しずつ和らげる行動を起こすことが出来るかもしれない。

今暮らしている環境を受け入れ、周囲に興味=隣人愛を持つことが鍵なのか!?

ということで、なんだかブログ的に書くのはここまで。
後は一人で考えてみよう。

Blog Action Day 2008 Poverty from Blog Action Day on Vimeo.

火曜日, 10月 14, 2008

秘境の写真


まず、スタート地点。普通のレンタカーです。


そして、こんな道を延々歩いて下って行きます。


下ってきた道の出口。そう思ってみなければ出口とは思えない。。。


そして、そこにはキッチリ全てのウネリで割れる最高の波。


一応、こんな感じのキャンプ。あの坂道を下りて来る、そして明日には登って行く車があるんですねぇ。


気持ちいい日の出と波。いつでもここには最高の波がある。(と思わずにはいられなかった)

そういえば、

ちょっと前になるけど、このブログにPSP®「プレイステーション・ポータブル」でアクセスした人!
あまりに珍しい!

ただそれだけ~。

秘境への旅(写真は明日)

さて、もう二週間前になるが、チャリではなく車を借りて遠出したサーフキャンプの話。


沖縄、本島でも北のほうは余り開発が進んでおらず、かつ、北の東側は、なーーーんにも無い。
とは聞いていたが、実際に行ってみると本当に(本島だけに)無い。
いや、何にも無いとは失礼な話で、人工物が少ない。密林とその中を貫く舗装された道路。ただそれだけ。
結果、その辺りはヤンバルクイナの生息地であったりするわけで、目撃情報は北の東側に多い。
そんな北の東側の話。日本の秘境百選にすら漏れた秘境中の秘境。(と、個人的には思っている。)


その日、私は休暇を取っていたにもかかわらず朝の定例のテレコンだけは出社して出席(←ここテストに出します。私は遊んでいるばっかりでもないのです。)、昼食を食べてから既に仲間が向かっている現地に向かいます。


今回はサーフキャンプということで、近所の自動車学校で"化石燃料内燃動力源搭載賃貸四輪車"を借ります。
キャンプだからというより、チャリでボードは持っていけないし、その目的地にチャリで行っていたら日が暮れるし、バッテリーは持たないし、そもそも一日でいけそうもないし、、、やはり文明賜物"化石燃料内燃動力源搭載賃貸四輪車"でしょう。
そこには、たった2台の"化石燃料内燃..."改めレンタカーがあって、知る人ぞ知る、、、という感じで、貸してくれるのです。ちなみに、"化石燃料内燃動力源搭載賃貸二輪車"=レンタバイク(クドいっ!)やレンタチャリもあるのですが、周囲を山に囲まれた谷間にある自動車学校でレンタチャリを借りても、何処に行くにも辛そうだと思うのは余計なお世話でしょうか。。。


たった2台のレンタカーのうち、1台を借り出します。当然のごとく知る人ぞ知る貸し出し車なので予約無しでも借りられます。
昼を回っていたので、明日の営業時間中(7:00~19:00)に返せば一日分の代金で良いとの事。
超アバウトな上に安い。その代わり、車中には誰のものともわからない私物。
キャンピングシートだったり、MD(聞いてみても趣味が合わない。。。)だったり、そんな事は気にせず借り出します。
ちなみに、助手席にフットブレーキが装備された教習車を貸し出しているわけではありません。普通の"わ"ナンバーの車です。あしからず。


こんな日のために通販でゲットしておいたソフトキャリー(サーフボードを屋根に括り付ける為のロープ)を装着し、サーフボードをそのまま縛り付けて、ハナから海パンで出かけます。
おおよその方角しか分かっていないのですが、たまーに、先発隊から連絡があり、どうも、キャンプ地の近くの「共同売店」が待ち合わせ場所との事。
そんな店はナビには載っているわけも無く、とにかく、その村に向かうしかありません。


高速から市街地を抜け山を越えること2時間のドライブ。
密林の中を貫いた舗装された山道を抜け、久方ぶりの建物。
山に囲まれた川沿いに10軒ほど軒を連ねた集落。目的地はこの辺りです。
うーん、海の香りはしません。ただ、川の先にはきっと海があるのだろう、、、という程度の感じで、漁村ではなく山村です。


心配した、その共同売店なるものは、いとも簡単に見つかりました。
そりゃそうです、その辺りの幹線道路(間違いようが無い一本道。チョットでも脇道にそれたらケモノミチ的な道しかない)沿いに人家は全く無く、ようやく家があったと思ったら「共同売店」なのですから。


さて、待ち合わせ場所に到達したものの、先発隊に電話をかけても「電波の届かないところに・・・」、、うーん、繋がりません。
致し方なくその売店で、頼まれた蚊取り線香をゲットし頼まれてない小豆バーアイスを食べ、連絡を待ちます。
待つこと10分ほどで電話がかかってきました。音声は途切れ途切れです。どうも電波がギリギリのところからかけているらしい。。


電話での指示はその売店から車で10分ほど山道を登ったところから、「多分、普通の車では入ってこられませんよ」というケモノミチを、やはり10分ほど歩いて下ったところが今回のキャンプ地。
うーむ。借りたのは普通の車だよなぁ。っていうか、先発隊は普通じゃない車で来ているんだぁ。
そういえば、彼らはジープだって言ってたなぁ。


さてさて、一抹の不安を感じながら「まぁ、大丈夫だろう」と向かいます。
川を渡り、その先の山道の急坂を登ります。下ったり登ったり、はするものの、結局、これから海に入ろうというのに、最後は急坂をグングン登っていきます。
暫く進むとようやく海に歩いて下りていく道の目印とされていた「土砂持ち出しを禁ず」的な、唐突なお役所の看板に出会います。


「おぉ、ここだここだ」
その先は一応、普通の車で何処まで行けるか見てみよう。。。と、車を降りて10mほど歩いてみて、
「普通の車って言うか、道が無いじゃん」
という状況に愕然とし、車を看板の脇にきっちり寄せて停車します。
レンタカーを山の中に置き去りにする。。。。とりあえずレンタカー屋さんには黙っておこう。


その道、道というより、その山の斜面を斜めに「木だけは切り落としておきました」という長い長い坂になった岩場。
到底普通の車、いや、普通の4WDも車高がよほど無ければ入り込めません。
入り込んだところで、両側からわずかな空間に倒れこんできている茂みは幅2mほどしか空間を残していません。
そして、谷側は急斜面。。。


頼まれたヤカンやら着替えやらで、サーフボードまで持っていくのは断念し、とりあえず二往復を覚悟します。
「この先がキャンプ地じゃなかったらどうする?」
との疑問が頭の隅に浮かびます。
考えたところで確かめようはありません。もう、行ってみて間違いだったら、
「ゴメン。わかんなかった。」
で帰るしかありません。っていうか、そのイモリ的な生物がチョロチョロ這い回る茂みを、サンダルで進むうちに、間違っていなくても帰る気になっていたのだと思います。
そもそも、進んでも進んでも、海らしい雰囲気も伝わってきません。。。


岩にサンダル履きの足を滑らせながら、10mほど進んで左に折れ、50mほど進んでヘアピンカーブを右に、チョロチョロ行き先を横切るイモリ的な生物は見て見ぬ振りをしながら、100mほど進んでまた左に。
もう、汗だくです。木々の木漏れ日すらあまり届かないジャングル。
一人川口探検隊(←昭和です。今ならあるある探検隊!?)の気分で、心細くなりながらも、進んでいくと、ようやく谷側にチラッと海が見下ろせます。まだまだ結構な高さです。


そんな道を汗だくになりながら降りていくと、降りていくと、本当にいきなりその瞬間はやってきます。
ずっと下りだった茂みの曲がり角をちょっと登り気味で曲がると、そこでいきなり青空と海が視界に飛び込んできます。
トンネルは終わりを向かえ振り返るとトンネルすら見分けがつかないただの藪の中から自分が現れた事に驚きます。


そして、そのせり出した山の尾根に囲まれた海は、100mほど沖で、見たことも無いような綺麗な完璧な三角の形でキッチリ波が割れています。割れた白波は、ゆっくりと幅100mほどに広がっていきます。しかも、笑っちゃうほどウネリの度にしっかり割れています。
しばらく、山道での疲労も忘れてボーっとして、その近くでテントをこしらえている先発隊に合流したのでした。


あ、しかし、その直後に、もう一度歩いて山を登ってボードを取りに行ったのは言うまでもありません。さらに、レンタカーに携帯を忘れて、もう一度、、、と、サーフポイントの前にイモリポイントをしっかり記憶に刻んでしまったのでした。


サーフィン!?そりゃぁ、押して知るべしです。
最高の波だったとしか書けません、教えられません!?
The day @Aha. とだけ書いておきましょう。

写真、気が向いたら整理して明日にでもupしてみますね。

土曜日, 10月 11, 2008

(口コミです)Blog Action Day 08


10月15日はBlog action dayなのだそうだ。
世界中で一つのテーマでBlogを書く日。今年のテーマは「貧困(Poverty)」。
一つのテーマを世界中で考えてみるのも面白いけど、参加ブログのアフィリエイトなど広告収入から幾ばくかの寄付を募ってチャリティするんだそうだ。


ヒトは、むしろ、お金を持てば持つほどお金をもっと増やしたい/失いたくないという貧困な心の生き物になるみたい。テーマ「貧困」は、(狙ってたわけでは無いだろうが)この世界同時株安の時期にタイムリーなテーマ。


世界同時株安で100兆円!?を超えるお金を金融システム保護の為に使うなら、飢餓の人々に回してあげればいいのに、、、それができない人類って。。。
実が伴わない金融経済活動で大穴が開いて、そんな実が伴わない世界で大儲けしてきた人たちに、これからも同じように生きられる場所を確保するために、バブルの恩恵も何も無かった人たちの税金が投入されるんだよなぁ。
税金の投入が決まった破綻した会社の幹部が、破綻後に、優雅なバカンスを取ってたとかニュースになってたし。。
などと、坂道に汗をかきたくなくてアシスト付き自転車に乗り、お腹が空けば好きなものを食べ、退屈すれば買い物をする、、、そんな生活を続けながら何を言っても説得力ないよなぁ。
←結局自分も大儲け軍団の片棒を担いでいたわけだ。。


神様、いっそ、強制的にガラガラポンも致し方ないのかもしれません。
(あぁ、なんと消極的なんだろう。せめて、崇高な人達の邪魔をしないようにしよう。。)

水曜日, 10月 08, 2008

名護の夜

さて、翌日、朝からスッキリ快晴。
台湾から戻ってくる台風が気になるものの、この分だと暑い一日になりそう。

朝からチャリで名護市内を散策。
古い市場、市場の裏に広がるスナック街、市場は那覇にある公設市場と作りは同じような感じなのだが、土曜ということもあってかひっそりと営業している。
テーブルにもやしを広げ、髭を取るおばあたち。

魚市場にも行ってみた。
既に市場は後片付けがされていて、(いや、土曜日だからか?)静まり返っていた。
ここは昔、イルカ漁(実際には小型の鯨)が盛んだったそうだ。
しかし、今はあまりりイルカ漁は盛んでは無いらしい。
ただ一箇所で控えめな「イルカ肉あります」の看板を見かけたぐらいだ。


昼は宿お勧めの定食屋さん。
いい雰囲気で、ここはやっぱり島の料理、、、と思っていたのだが、宿のお勧めは「カツ丼」と「ぜんざい」。
そう言われちゃ仕方がない。まずは「カツ丼」を注文する。
それがこれ。。。。



甘~い、しいたけタップリの野菜炒めに卵が絡んでいて、そこにカツが。
うーーーーん、少なくとも「カツ丼」では無い。
そもそも、丼が中華どんぶりだし。。。。
中華どんぶりだけあって、量は大量。食べ終わる頃には「ぜんざい」の余地はなくなっていました。
ごちそうさま。次回はスタンダード(ちゃんぷるうとか)を頂きまーす。


そうこうして、ようやく野外ライブ「ブルーラグーンフェスタ」の開始時間に。
もう、朝からウロウロして汗だく。ライブ会場ではビールが進みます。
残念ながら撮影禁止なので雰囲気はここで。。
トモ君開始と同時に雷雨でびしょぬれになったけど最高のライブでした。
(何回か行った横浜のライブで覚えのあるファンが数人いたのには驚いた)
(あ、これが銅像コントのオチかぁ。いまいち。。。)


そして、宿へ。
今夜は、宿の仲間?達がゴルフコンペをやって、その打ち上げバーベキューが宿の食事だとか。
帰ってみると、いますいます。もうみんな出来上がってます。
昼間から飲んでいたにもかかわらず、ここでも飲みます。びしょ濡れのTシャツだけ着替えて飲みます。そうなんです、予定外の雨でもう着替えが無いのです。。。
宿の飲み会の風景はこちら。


僕が部屋を明け渡すことになったのは、台風でオープンカレッジ見学が一週間ずれた高校三年生の男の子がいたから。
うーん、なかなか可愛い子なので部屋を譲ろう。
こういう時はやっぱり「感じよいこと」は大切だねぇ。
他は誰がなんだかよくわからないまま、酒盛りは続いたのでした。


酒盛りの最中に分かってきたこと。
・食事や部屋割りを切り盛りしていた若女将は宿のオーナーのお嫁さん。
・この女将にお兄さんが三人いて、三人とも飲みに来ていること。
・どうやらこの飲み会は二次会がスナックであるらしいこと。
・これから行くスナックは「VIP」という店らしいこと。


スナックに行って分かったこと
・やっぱりスナックではカラオケを歌うんだということ。
・やっぱりスナックではママ+チーママ+新人のピラミッドがあるということ。
・やっぱりスナックではおじさんはセクハラ全開になるということ。
(念のため、、私では無い。)
・そんな時にママが一番ノリノリになるということ。
(ママは身を挺してチーママや新人を守っているのかもしれない。)
・泡盛の水割りに缶コーヒーを垂らすと、とても美味しいということ。
・スナックのソファの吸湿能力が高いこと。(雷雨でパンツまでびしょ濡れだったが乾いた)
・宿のオーナーが近所の店に自分のドラムセットを置いてあるということ。
・三次会があるということ。


三次会に行って分かったこと
・分かったというより、相当広い店だけど、突然行っても貸しきり状態で、好き放題できる店に驚いた。
・やっぱり生音(ドラム)はいいということ。
・酔っ払いドラム演奏は激しい曲だとの1コーラス目でダウンするということ。
・シメは沖縄そばだということ。

そんな感じでシメの沖縄そばを頂き、本当に楽しい夜でした。
そして、急遽ハナ肇さんと同室になったものの、二人とも酔っ払って気を使う余地が無かった。。いや、気を使ってもらったかもしれないがわからなかった。。


翌朝、途中雨に降られながら、さすがにチャリがちょっと壊れながら、とはいえ無事故で帰れたことに感謝。
また行こう。南海民宿と皆さんに感謝。

火曜日, 10月 07, 2008

銅像コントをどうぞ♪


さて、どこまで話したっけ。
そうそう、宿の予約して、宿に向かったところ。
14:00頃に出発して17:00頃に宿に着きました。

宿は、なかなかの雰囲気。
←こんな感じ。
とても感じの良い、宿の女将と呼ぶにはまだ若い女将?に自転車置き場や夕飯の時間など説明を受け、部屋に案内される。
部屋に案内された時にサラっと、「明日はこの部屋は他のお客さんに使ってもらいたいので、明日の夜は今日夕飯を一緒に食べる男性と相部屋にしてもらえると助かるさぁ」と。
何がなんだか分からないまま、でも、面白そうだと同意するしかないのであった。なにより、目的の野外ライブの会場は目と鼻の先、そして、宿泊料金は超リーズナボーなのだから。


で、通された部屋は昭和な雰囲気の漂う、ナントカ荘的な畳の部屋。
夕飯を待つ間、ゴロゴロしながら宿の漫画本を読む。
(テレビは100円テレビ。懐かしいー。)
さて、漫画本も飽きてきた頃、夕飯のお呼びがかかる。


夕飯はとっても美味しかった。
ぐるくんのホイル焼きは意外にもイタリアンテイスト、他にもお豆腐あり、チャンプルーあり、のビールが進む夕食でした。


一杯飲んでいると、明日相部屋となるオジサン(僕もオジサンだが、もう少しオジサン?、、多分。。向こうも同じ思いかも。。。)がやってきた。
「初めまして」と挨拶するも、目が点。
黒いのだ。何が黒いって、全部黒いのだ。
黒い物体が短パンとTシャツをまとって動いてくるのだ。


食堂は座敷で、その座敷に腰掛ける僕の正面に座った彼。
僕は、まるでハナ肇の銅像、その前にポカンと口を開けるしかない。
「ど、ど、ど、どうしたんですか。真っ黒じゃないですか。」
初対面なのに、速球しか投げられない。僕だって有色人種じゃないか。いいのか!?
しかし、そこを避けて通るわけにはいかない。なにしろ、明日は相部屋の相手なのだ。
僕にも守る操があるのだ。


ハナ肇はとてもにこやかに笑っているようだ。さもなければ、よほど僕に歯を見せたいのか、どちらかだ。
始めは真っ黒に見えた物体もだんだん目が慣れてくると表情も読み取れる。
うーん、黒くて分からなかったが、かわいらしい目をしているようだ。
もしかすると、僕よりも若いオジサンなのかもしれない。さすがに年齢は不詳だ。
普通、年齢不詳という表現を使うときは、見た目と洋服や行動などとの、ちぐはぐさ加減を感じ取って年齢不詳と言うのだが、見た目が年齢不詳なのだ。というか、目を凝らしてみてもよく見えない。


それから、ビールを(成人していることだけは年齢不詳ながら判別できた)酌み交わしながら、ハナ肇が東京から旅行で来ている事や、一週間ぐらい滞在していること、那覇で借りたバイクで各地を回っていること、沖縄に限らず島フリークなこと、等などを聞かせていただいた。
どの話もとても楽しく、現地に行って溶け込んでいないと知り得ない貴重な経験の話だったのだが、それにも増して何より驚いたのは、彼のこの言葉だ。
「いやぁ、今年はまだそんなに焼けていないんですよ。いつもは、影に間違われるんです。」
正確には、テーブルなどで隣の人と腕を並べたようなときに影と見間違われるのだそうだ。
「いやいや、もうそれ以上焼いたらいい香りがしそうです。」っていうか、銅像コントのオチは、バケツの水をかける事に決まっている!
などと失礼千番を表に心に繰り返しながらも楽しい夕食を終えたのでした。


気持ちの良い手入れの行き届いた寝床に入り、明日のライブにワクワク、その後のハナ肇との同衾にソワソワ←なわけないっ!、しながら、さすがに一気に深い眠りに着いたのでした。平和だなぁ。
明日の夜もこんな平和な夜に違いない。この時は一旅行者(チャリだけど)の僕は、そう信じて疑わなかった。
まさかコントのオチが自分にやってくるなどとは。。。

月曜日, 10月 06, 2008

名護への旅(その1)



●9/26

9/27は、なんと沖縄でトモ君(東田トモヒロ)のライブが見られる!!
一ヶ月以上も前に買ったチケット。
ブルーラグーンフェスタっていう野外ライブで、たくさんのミュージシャンとともに出演するので、持ち時間はそれほど長くない。多分。
でも、これを逃しては見ることはできないのだから、、、と、チケットを購入していたのだった。

場所は名護市。
家から40Kmほど離れたところにある街。行った事は無い。
いや、親戚が泊まって観光していったときに、通り過ぎた街だ。
本来なら小さい地方都市のイメージだけど、今の生活では大都市。
TSUTAYAだって、ガストだってある。

この街は西側、東シナ海側にあるので、山を越えて行かなくてはならない。
疲労困憊でライブを観るのは嫌だったので、前日の金曜日に午後半休を取り、会場近くの南海民宿という宿を予約した。

この予約が大変だった。
楽しそうな食卓の写真がWEBで公開されている。珍しい。
そして、電話。とても優しい声のおばあが電話に出る。
しかし、おばあは予約の受付はしない。眼が悪いのだ。
誰かを呼びに行こうとするが、どうも、離れに住んでいる様で予約の話は曖昧に。
そこで、時間を置いて電話をするが、やはりおばあが出る。

どうも、おばあは電話に出ないように(電話は出なければ転送されるらしい)言われているらしいのだが、何故だか電話を取ってしまうらしいのだ。
「何故(電話を)取ってしまうんだろうねぇ、、、」と言われても応えに窮する僕。
そんなやり取りをしながらも、翌日の夜だったかにようやく宿の人(あくまでおばあは宿の人(オーナー)のお母さん)に電話が繋がり予約ができた。しかし、その予約も、「受け付けましたからぁ、また、二・三日前に電話したらいいさー」と、心もとない。


そんな経緯を経て、ライブを週末に控えた水曜に、やはりおばあと何十分も会話し、おばあが眼が悪いことなんかの話を聞いた上で、ようやく予約を確認。
宿の人:「あぁ、予約してあるから大丈夫さぁ」
っていうか、電話しろって言われたからしたのにぃ。。


そうやって、宿の予約でも大いに気分は盛り上がり、チケットを忘れないように何度も確認し、たかだか半日の野外ライブ(ライブは二日間に渡って開催されるがトモ君は初日のみの出演)に、二泊三日の予定で金曜の午後に旅立ったのでありました。

アシスト付き自転車でも汗だくになる山道。
そんなんでも、まぁ、なんとか宿に着いて、驚きの宿の申し出。
まだまだドラマは続くのだ。

ふぅ。話せば長くなるので今日はここまで。
写真は山を越えて遂に見えた「東シナ海」。
そして、名護の入り口にあった"めんそーれいるか"。(←勝手に名付けた)

ダイヤルアップ復活!?

お待たせしてませんでした~。

復活しました。AUカード。
メーカーは「当該現象は再現されませんでしたが、基盤は交換しました」との話でしたが、明らかに全てが新品で戻ってきました。
(アンテナを指すゴムの蓋をカッターで切り取っていたのに、ちゃんと蓋付きのカードが戻ってきた)
加えて、「電波状況が悪いと聞いていましたので、近々、電波調査にお伺わせていただきます。」
との事で、どうやら、家庭用のアンテナがセットされるかもかもです。



このネット難民だった二週間あまり、やっていた事といえば、一にも二にも仕事だったりそうじゃなかったりするわけだけど、とりあえず、いわゆるイベントはこんな感じでした。

・日付は不明
ポテサラ、カボチャ、秋の新メニュー。
・9/26(金)~27(土)
東田トモヒロも参加する名護市での野外ライブへ
「沖縄中部最大の都市名護市へチャリは行く。台風、宿の仲間と行く地元のスナック、予約しても知らないおじさんと相部屋、そして、自転車崩壊!?」
・10/5(金)~6(土)
秘境でサーフィン&キャンプ
「ヤンバルのふるさと、車も分け入れられぬ密林の奥でのサーフキャンプで見たもの!?幻の波は果たして!?」

ということで、内容はまた。

月曜日, 9月 29, 2008

ネット難民

本当のネット難民になってしまいました。

唯一の私のプライベート利用のネット接続環境、AUのパケットサービス用PCMCIAカードが先週から故障中。
今週中には直るといいのだが、、、、


ということで、久々サーフィン情報、名護サイクリングとんでも民宿情報、台風第二段情報は近々公開予定。
かみんすーん。しーくぁーさー。しーさーさー。しっこしーしー。

木曜日, 9月 18, 2008

台風

台風がやってきた。そしてどこかへと姿をくらました。
一部の町では水不足も心配されていた今夏、ようやく水不足が解消されるだけのまとまった雨だった。


台風がやってきてわかったこと。変わったこと。
・通勤はタクシーで5分。未だ路線バスの開拓が終わっていない。
・雨は横に降る。そして、それがいつまでも続く。
・突然雨がやむ。そして、また降る。
・みんな、なんとなく嬉しそう。
・朝の通学風景。中学生は傘をささない。
・朝の通学風景。中学生は傘を持っていても傘をささない。
・みんな、台風情報を交換し合う。なんとなく楽しそう。
・河口の海は真っ赤になる。沖縄は赤土でできているのだそうだ。
・台風が通り過ぎたと思ったら回り込んで戻ってくる。戻ってきたときの方が勢力が強かったりする。
・雲の隙間から雷様のパンツが見える。
・台風一過の晴れた朝、サッシの隙間にヤモリが一家で避難していることに気がつく。
・台風一過の晴れた朝、サッシを開けると網戸とサッシの間に避難していたヤモリが降ってくる。
・降ってきたヤモリ一家のうち一匹は、どさくさに紛れて家の中に入ってくる。
・台風期間は日中に日が差さないのでシャワーが冷たい。
・タクシーの運転手さんもなんだか嬉しそう。
・・・・・

そのうち台風レポートごっこをやってみよう、と心に誓ったのでした。

水曜日, 9月 17, 2008

十五夜(9月14日)


※9/14 部屋から見える見事な月(携帯で撮影)※



ブログの更新をしない間も、日々の生活は続いていたわけで、先週末の十五夜の夜、一旦通り過ぎた台風の狭間できれいな月を見ることができました。
。。。。という風流な習慣は無く、夜にニュースを見ていて「今夜は十五夜」と聞き、そういえばこの何日かスーパーで見慣れないお餅が売られていたなぁ、、、「あ!あれは沖縄の十五夜用お餅なんだ!」とようやく気づき、そこは当然、暇なので買いに行ってきました。
(22時過ぎにスーパーにお餅を買いに行く中年男っていうのは存在する)


そのお餅は「ふちゃぎ」というもの。
多分、「おはぎ」が訛ったのだろうか。。。
←と、思いググったら、吹上餅が訛ったのだそうだ。

話を戻して、夜中、スーパーに季節モノ、しかもその最終日に買いに行くと売れ残りが半額になっている。
黒糖味とよもぎ味の二種が売られていたので、半額の追い風を受けて二種共にゲット。
一パックに4×12cm位の餅が5個入っているので、計10個の餅を手に入れたのでした。

↑周りにブツブツくっ付いているのが小豆。小豆は潰すと魔除け効果が失われるのだそうです。


食べてみて。。。
このお餅は、、、
・吹上餅なので、粘性が高い。壁に投げつけるとそのまま張り付いていそうな感じ。
・お持ち自体はほとんど甘くない。黒糖もよもぎもうっすら味がする程度。
・周りにボツボツと張り付いている小豆もそれほど甘くなく自然な味わい。お餅自体の味が薄いので、小豆味をじっくり味わうことになります。
・お腹に溜まる。食いしん坊の僕でも二個食べると、お腹一杯になります。やはり薄味なので味わって食べるからかも。


その後、、、
10個もあるわけで、日曜夜→月曜朝→火曜朝→水曜朝→木曜朝、と五日間楽しむことができたのでした。
(二日目以降はチンして食したのですが、むしろ二日目以降のほうが甘く感じ美味しかった。)

火曜日, 9月 16, 2008

ブラック○○デー

ニュースを見ていて改めて思った。

やっぱり「金融中心の世の中は有り得ない」っていうこと。証券会社が潰れようが何にも困らない。
株安の影響や景気の影響は短期的にはあるだろうが、それもグローバルスタンダードで頑張っている人たち中心の話。
地味に頑張っている農林水産業的には円高はむしろWelcomeなのかもしれない。食うには困らなければよいのだ。
ここのところ問題になっている油代だってチョットは安くなるかもしれない。
(しばらくは、マトモな株にも回らなくなったお金が、更に怪しいエリアを彷徨うのだけは間違いないけど。)



でも、今回のNYの株の下落って、率にすると5%も変動していないんだね。
なんか感覚的には、5%未満って、世の中の常としてバッファのようなもの。
だから、大騒ぎしているけど、株で儲けようと思っていない人にとって見れば大したニュースじゃない。
※浅はかな素人考えなのかも知れないけどね。でも、お金がお金を産むって、やっぱり変。



それよりも、株価がフラクタルのような何らかの周期的な動きだとすれば、20回に1回(5%)は、むしろ、もっと大きな触れ幅になってブラックセプテンバーとか言われ、そのまた20回に一回は、ブラック20XXとか言われるのだろう。
貨幣信仰を定着させたホモサピエンスは、貨幣の物理的移動による決済を不要とした今、口座データのビットを動かすことに寝食を忘れて没頭している。いつか目が覚めるまで。


そう考えると、これからは、株式公開していること自体がリスクになっていくのかもしれない。
数年前までは、とても素敵な取り組みをしていると思っていたベンチャー企業が、株式公開とともに、集めた資金を使いきれずにスペースシャトルを買い取って会社の会議室にする、、、みたいな事を始めている。
既に、創業者達の当初はすばらしかったアイデアも知恵も戦略も、最近は色褪せて見える。


余ったお金をどうするか、余っていないのにそんな事を考える→眠くなる→お腹が空いて目が覚める→ご飯を食べる→余ったお金が無いから大人しく過ごしている→そんな事を考える→眠くなる→・・・
こんなループを彷徨っていた週末でした。

※よくよく見たら、超久しぶりの更新。フラクタルな(気まぐれな)更新なのでした。

↑ヒロインを演じる「シャニン・ソサモン」を、ずーーーっと、アンジェリーナだと思い込み、それはそれでハッピーな時間を過ごさせてもらった映画。
ぁぁ、アンジェリーナよゴメンよ。

金曜日, 8月 29, 2008

ノルマ

●成果を挙げるために
仕事で成果を挙げるための方法の一つに「ノルマを課す」というのがある。
もう少し紳士的に言えば「目標を与える」ということ。
ノルマについて考えて見えてきたのは、ノルマが機能するのは、本人の資質ややる気以上に環境によるのだということ。
ノルマが機能しない環境下でノルマを課しても何の成果も得られないということ。

●ノルマが機能する時代
高度成長時代、企業は(特に営業職員に)ノルマを課し、社員はノルマをこなしてきた。
報酬は増え続け、ノルマを課す事はモチベーションを与えることでもあった時代だ。
そりゃそうだ。身分は保証され、報酬は着実に増え続け、会社は大きくなる。
今考えると、そんな夢の様な時代に、ノルマぐらい屁でもなかっただろう。

●ノルマが人を殺す時代
そして今。成長は停滞し、どの業種も一握りの勝ち組とその他の負け組みとにくっきり分かれる時代。
報酬は増えるどころか下がることもあり、身分は不安定になり、会社の存続も気を抜けない。
ノルマを課すことはモチベーションを与えるどころか退職者や鬱患者を増やすことにしかならなくなりつつある。
そして、もっと怖いのは、数値目標になるノルマは、顧客ニーズよりもノルマ達成に関係者を踊らせ、顧客ニーズを見失い、ひいては顧客を失うことにもなりかねない、、、という事だ。


●ノルマの語源
そもそもノルマっていう言葉は、
「ノルマ(ロシア語:Норма, norma)とは半強制的に与えられた労働の基準量であり、大抵の場合時間的強制も付加される。
太平洋戦争時、シベリアに抑留されていた日本人捕虜が帰国した際に伝えられ、日本語の語彙として広まったとされる。」wikipediaより
なのだそうだ。

●じゃあ、どーするのか。
ほったらかしでいいのか?
否。最近は、「目標管理」という便利なものがある。本来の目標管理は、本人が自ら考え設定するもの。
しかし、90年代の不況以来、最近はノルマ管理的な目標管理制度が横行しているのだそうだ。

●ノルマな毎日
毎日三回ご飯を食べるノルマを課せられ、毎日朝晩歯を磨くノルマを課せられ、毎晩寝るノルマを課せられ、毎日朝会った人に「おはよう」と挨拶するノルマを課せられ、、、、
できる事も「ノルマ」として課せられると嫌な気分になるものだ。
あるいは、毎日8回ご飯を食べよ、毎日4回歯を磨きなさい、毎晩10時間以上寝なさい、毎日10回以上「おはよう」の挨拶をしなさい、、、、、
努力しても出来そうもない事を「ノルマ」として課せられるのも嫌な気分になるものだ。

●自己設定目標な毎日
「健康な体力を維持する食事をする」が目標であれば、「日に三回ご飯を食べる」のではなく「お腹が空いたらしっかり、空かないときは軽めに、体調が優れないときは食事よりも休養を優先」というような事を自ら考え実施するだろう。そして、顧客ニーズである「健康な体力を維持する」事をストレスなく実践できる。


●言いたかった事
そんな風に、"うるま"でノルマを考える金曜日なのでした。

水曜日, 8月 27, 2008

マウスの掃除

私は、密教「トラックポイントがあればマウスは使わない教」の信者なので、普段はマウスは使っていない。
そんなわけで、マウスの掃除といえば、「マウスの底のボール」「ボールを支えるローラー」しかイメージしていなかった。←どんだけ昔の人!


いつの頃からマウスというものは光学式だったり、コードレスすら珍しくなくなっているんだよね。
最近、知り合いが「マウスの調子が悪い」と相談されたときも「掃除すれば~」と昔のまんま回答していた。


でだ、その知り合いから続報。
「掃除したら治った!」
と、ここまでは想定範囲。
「ボールとローラーを掃除しても治らなかったので、」
と、これは驚き。まだボール式を使ってたのかいっ。
「クリックするところとカリカリスクロールのところの隙間を掃除したら治った」
って、そんなとこ掃除できるのかいっ。


っていうか、ボール式じゃないマウスの掃除はどうしているのか私は知らない。。


ちなみに、クリック&スクロールの場所は、耳掻きの先をティッシュで包んで掃除するのだそうだ。
消耗品だなんて買い換えずに、調子の悪いマウスがあったら、お試しあれ。

写真は「マグカップマウス」。マグカップとして使用できるマウス。
どんな心持ちの人が使うのか興味津々。いつでもコーヒーこぼせます。



















←売ってるんだ。。。

火曜日, 8月 26, 2008

民宿開業

随分と更新に間が開いてしまった。
これは、何分にも、夏休みシーズンで来客が多かったせいでもあり、自分自身が外出することも多かったからである。決して、お盆明けで、溜まった仕事に忙殺されてなどいなかったことを強調しておきたい。


引っ越して4ヶ月、遂に我が家を宿にする人が一気に三人も登場し、一人で暮らしていて何の不自由も無かったのが、人を迎えるとなると準備が必要だったのだ。


不足していたものと対策
●布団
これはいくら沖縄が暖かい、いや、暑いとはいえ、敷布団ぐらいは必要だろう。
当初、レンタルなども調べたんだけど、結局、井草でできた敷マットと井草でできた枕を調達。
●食器
これは案外、来客の際は外食が中心で、朝食ぐらいは不揃いの食器で済ませました。
とはいえ、コーヒーカップぐらいは数が揃ってないと、最大3人が重なって泊まった日の朝食は、一人は蕎麦猪口でコーヒー飲んでもらいました。。
ぼちぼち沖縄名物フリマで揃えていかなくては。
●車
以前から気になっていた、知る人ぞ知る近所の自動車教習所のレンタカーを利用。
一応、予約していたものの、たった2台のレンタカーは、余裕で借り出せました。
ちなみに、このレンタカー、誰のだか知らないけど、相当私物(CDやレジャーカーペットや電卓など)が載ったまま貸し出されていました。
●居酒屋
普段、一人で店で飲むことは無い上に、付き合いで飲むときは隣の沖縄市が多い。
来客中は近所の居酒屋二軒を制覇しました。
近い順に一軒ずつ遠くに向かっているので、次回は、カラオケ付きの居酒屋になる予定。
●観光地
やはり「ちゅら海水族館」は別格。一日いても飽きません。
年間パスポートがチケット二回分と聞いたので、購入を検討。
※年間チケットの問題は、チャリで行くには遠すぎること。。。
●ビーチ
整備されたビーチもいいんだろうけど、近所のサーフポイントが一番良かった。
まるでプライベートビーチ。
何も無い場所の上に浮き輪すら無くて、ただプカプカ浮いているだけの時間に大満足。
そういえば、海底に転がっている馬糞ウニ?みたいなのを、割って食べたら美味しかった!
※↓これこれ。たまたま地元の子供がいたから食べられることを知った。
●花火
忘れてました。やればよかった。
●メニュー
サービスの基本。やはり、民宿的にはメニューを用意したほうがいいのか!(笑)
その前に家とはいえ、会社の借り上げ社宅ですから~!残念っ!



そんなこんなで夏は過ぎていきます。
これから台風シーズン。どうなることやら。

火曜日, 8月 19, 2008

すかいらーくは応援したいけど投資会社は応援したくないなぁ。。

↑応援って言ったって、お店でGチキンを食べるぐらいだけど。。。

10代後半の何年かを過ごした事もあって、とても気にかかっていた"すかいらーく"の経営は、投資元が自らが担いだ創業家出身経営者を交代させることになった、、とのニュースを見た。
新経営陣は500人のリストラ350店舗の閉鎖も考えているとの事で、結局、ワリを食うのは末端の社員だったりアルバイト。。


(投資会社)
→この会社はデカイ会社の割りに業績が悪い(株価が安い)
→株価が安いので株を掻き集めやすい
→投資家のお金を掻き集めやすいような経営再建計画を立案
→計画が"実現可能"に見えるようにカリスマ経営者(創業経営者)を担いでしまえ
→ついでに一旦非公開にして全部株を買い占めてしまえ
→さぁて業績回復したら公開して一気に利益を回収!ヤッホー!
→業績回復しない!?じゃあ社長は交代。
→計画は変更しないよー。お金集めちゃったもん。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080818/168102/


なんであれ残念ながら、「すかいらーく」は法的に株主のモノである。
株主/投資会社から見れば投資先はお金を産むモノ以上の価値は無く、そこに働いている人や、そこのサービスに期待する顧客などは見えていない。彼らは投資のリターンを稼ぎ出したいだけだ。
投資会社で計画立案しているコンサルタントや偉い人は自分のお金を賭けているわけではない。もしかしたらすかいらーくで食事すらしていないのかもしれない。


先日、テレビで糸井重里と対談していた"原丈人"という実業家が気になって調べてみました。
この人、去年の秋に文藝春秋に論文を発表しているようで、テレビでもこの主旨の発言をしていました。それは、、、

・アメリカはあと10年くらいは金融中心の国家にとどまる
・マネーゲームは何も生み出さず、収奪していくばかりなのでいずれ破綻する
・金融と言うのは新たな産業をつくるための脇役
・金融を主役だと煽るアメリカの風潮、この分野の自由化こそが構造改革だと勘違いする一部のメディア、知識人は、世界を破綻に導く。
・アメリカの猿真似をしているようでは、日本に未来はない
・日本発の新しい基幹産業を創出して、世界経済を牽引する国になるべく、まず一歩を踏み出すことが必要

という事です。

●「(行き過ぎた)防衛」 = 戦争
人類の英知を"人間の殺戮に使う"人間の活動。
愚かな活動なんだけど、一方でコンピューターの発展や原子力技術やインターネットなど戦争起源の技術は少なくない。

●「(行き過ぎた)金融」 = 短期的な投資
人類の英知を"投資家の利益に使う"人間の活動。
少数の勝った投資家は一生かかっても使えないほどの莫大な利益を得られる。
多数の負けた投資家は、、、、
大多数の関係しない人たちは、、、、
投資の対象となって人生を左右された人たちは、、、、


とりあえず、頑張れ!すかいらーく(の現場の人達)!

金曜日, 8月 08, 2008

ビーチでランチでアッチッチ



気が向けば、お弁当を買って、ビーチでランチ。
東京で言えば、会社の近所の公園でランチ、、、といったところか。

海を吹き抜ける風が涼しい。天然のエアコン。

沖縄では旧暦でお盆を過ごす。
今年はちょうど来週がお盆。
そして、昨日、旧暦で7月7日は、先祖をお迎えする準備の日。
お墓の掃除をするのだそうだ。
お盆の最中は海には入らないのがしきたりだそうで、この習慣は本当に徹底されている。
来週後半に海に入っているのはナイチャー(本土の人)だけらしい。

儀式はさておき、年に一回ぐらい、自らの祖先を考えるのも楽しいかも。
僕の祖先はヤモリに何かをされたに違いない。

Googleストリートマップを体験して

ようやく日本でもGoogleストリートマップがリリースされた。
残念ながら今住んでいる沖縄はまだサポート範囲外なのだが、以前住んでいた横浜はサポートされている。

このサービス、よくある
地球→日本→住んでいるまち→家を判別できるレベルの上空からの写真
の先に、街並みを歩いているような景色(360°のビュー)を確認できるもの。
現実の写真を使ったバーチャルリアリティな散歩。

ある日ある時の街並みの写真なんだけど、リリースされてしばらくすると、
ある地域のストリートビューに写っていた有名人の写真だとか、家だとか、そんなのが話題になることでしょう。
一応Googleでは、自動的に写っている人物の顔にはモザイクを入れるような処置をしているけど、10年もすると、「2008年のストリートビュー」とか、ヒストリー機能も加わるんだろうな。
これから育っていく子供たちは、自分の子供のころの生まれ育った街並みを、その時代の街並みを、歩く人たちを見ることができるわけだ。
「だからなんだ」っちゅう話なんだけど、ついつい見ちゃうのがサガなんだよね。


ちなみに僕が確認したのは、以前に住んでいた家。
今は知らない誰かが住んでいるのだが、ベランダにお布団が干されていて、、、とか、しっかり確認できました。



こうやって、やっぱり人類はこの世界で起こる全てを記録し尽くそうとしている。
既にたくさんの「写っちまった」事件写真を集めるサイトが人気を博し始めています。
うっかりGoogleの撮影車の前で立ちションなどしないように。

月曜日, 8月 04, 2008


※this photo are available for download under a Creative Commons license.




←写真は文末のはみ出しの写真。きれいなので本文より先に掲載しちゃいます。
※パックマンみたいに映し出されているのが日食中の太陽の光。












先日、会社の同僚(うちなんちゅ)に最近"ミルクぜんざい"にはまっている事を話すと、「だったらフジヤのぜんざいは食べたほうがいーさー」などと言われ、不二家ってペコちゃんの?と思いきや、"富士家"という県内でチェーン展開する専門店の話なのでした。


そして週末、今週は波も無く、波チェックの帰りに目的も無くチャリを走らせていると目の前に巨大スーパーが出現。(既に目的無しの散歩が半径10kmぐらいになっている。行動範囲はバッテリーの持続時間に依存するようになってきました。)
あまりに陽射しが強いので涼を求めにスーパーに入ると、あーるじゃありませんか、富士家さん。
よくあるフードコート(グローバルなハンバーガー屋さんとか、新進気鋭っぽい看板のラーメン屋さんとか、ミスマッチな男子高校生が焼くクレープやさんとか並んでいる)の中に一番小さいスペースで販売していました。

そもそも、他の食べ物やさんは壁際に並んで営業していて、いくらフードコートとはいえ厨房もあるのに、この"富士家"さんはフードコードの利用客が食べるテーブルの片隅、フロアのど真ん中に、まるで実演販売のような3畳ほどの小さいスペースで営業している。
そのスペースには片側めいいっぱい5台ほど床置きの冷凍庫が並んで、反対側に調理スペース。
そして、店員は女の子一人。


ちょっとエアコンの効き過ぎた店内で食べるのはイマイチだなぁ、などと思いつつも、注文しました。
「ミルクぜんざいくださーい」と注文すると「直ぐ召し上がりますか?」との応対。
と、メニューを見ると、食べる時間(今なのか、一時間後なのか、二時間後なのか)を選ぶようなメニュー。
「今すぐ食べまーす」とお願いすると、冷凍庫の一つを開けてカップを取り出します。既にこのカップに氷が入っているようです。
そうなのです。この店は、店頭でカキ氷をガリガリ作るのではなく、あらかじめ凍らせておいた氷を販売しているのです。(これじゃあ、コンビニの氷アイスとおんなじ!?)
取り出したカップに大粒の小豆をタップリ(カップの1/4ぐらいが小豆か!?)載せ、その上に、練乳をかけて出来上がり。


さて、フードコートの片隅に陣取り、エアコンが効いていないとこで食べたいなぁと考えながらも、「直ぐ食べるバージョン」を買った以上、直ぐ食べなければならないなぁなどと思いながら、カップをつつきます。

冷えた小豆は充分にやわらかく、でも、一粒一粒がしっかりしていて、冷えていて、美味しい。
そして、その下の「直ぐ食べるバージョンの氷」にスプーンが届きます。
やや黒味がかった氷は、小豆の煮汁を凍らせたものだそうです。この氷にいとも簡単にスプーンが沈んでいきます。かといって溶けているわけではない。
なるほどぅ、どうやっているのか良くわかんないけど、食べやすい氷のやわらかさで販売しているわけです。
多分、"2時間後バージョン"なんかはカチカチに凍っているんでしょうねぇ。


タップリの小豆とさっぱりした甘さで、充分に軽いランチとなりました。

【はみ出し】
写真は8/1、カザフスタン・バイコヌールで撮影された日食による幻想的なスナップショット。
ぶどう棚を通して"たまたま"この様な景色が広がっていたようです。

木曜日, 7月 31, 2008

イノベーションジレンマその2:身の丈という贅沢(vs 株主の期待にこたえるいうこと)

今、「すかいらーく」が苦境に陥っている。
ファミレス業界は拡大~定着~競争淘汰~安定~~~、、、の過程を経て構造不況業種になっているようで、僕は知らなかったけどすかいらーくは一旦、上場を取りやめて再上場を目指した業績改善に取り組んでいるところだったようです。

20数年前、街の洋食屋さんが、品質と効率を追求しながら海外にまでチェーン展開するようなファミレスとなっていく過程をアルバイトとして数年間経験させてもらっただけに、感慨深いものです。

単に僕個人の思い入れ、すかいらーくの一ファンであるという立場で、この「構造不況」について考えると、「身の丈」というものの意味が見えてくる。

構造不況に強い=持続力がある、持続的である
持続的である=世の中の流れ(環境変化)に強い
環境変化に強い=変化しやすいターゲットは狙わない!or 変化にあわせられるようにする(多角経営など)


じゃ、ターゲットはというと、、
●元々の顧客層
街の洋食屋さんであれば、
・その近隣に住んでいる
・週末は家族で外出している
・外出でやや遅くなった帰りに立ち寄りそれほど高くないけど満足できる美味しい夕飯を食べる
・平日の昼は近所の主婦同士でランチを食べに立ち寄る
みたいな顧客。

●新しい顧客層
イノベーションを起こして「街の洋食屋さん」→「ファミレス」を目指した事で対象顧客ががらりと変わる。
・その道路/ルートを車で利用する人
・家で食事を作らない人
・一人、友達同士の顧客も無視できない
・食事の目的はフリードリンクで長時間過ごせるなど「休憩場所」として利用する顧客も無視できなくなる


「ファミリー向けレストラン」から「ファミリーおよび手軽な食事を求める人全般向けレストラン」に変わったわけだ。
そして、「・・・人全般」というのが移り気だったわけだ。
その上、移り気な顧客のせいで煩い/混んでる/雰囲気悪いファミレスには寄り付かなくなったファミリーもいたりしてね。


僕が知っている限りイノベーション企業のすかいらーくは多角化には早くから取り組んでいました。
また、ニュースサイトを読んで知ったのですが、現在の構造不況にも取り組みが早くて業界内でも注目されていたようです。
しかし、
・多角化とは言っても顧客層別のバランスは偏りがあった(結果論ですが)
・変化が予想をはるかに超えるスピードだった
ということなのでしょう。
創業家社長がベストを尽くしても、株主は2期連続赤字の社長交代を要求しているようで、甚だ気の毒ではあります。。
もしかすると、街の洋食屋さんという"身の丈"を守るということは、株式公開/上場による創業者利益の何億円、何十億円をもフイにするという、とんでもない贅沢なのかもしれない。


僕としては料理のレシピはもちろんだけど、工業化の基本となる
・熟練者の作業を科学的に分析(マニュアル化)
・機能分離(センターキッチンの導入)
・統計的売り上げ予測/在庫管理(看板方式からPOSの導入)
辺りまで、たかがバイトでも学習させてもらった「すかいらーく」。
復活を心から期待します!
(できれば、"ガスト"ではなく"すかいらーく"で復活して欲しいな。非株主の声は届かないのであった。)

※"すかいらーく"で検索すると、ネガティブな本が先にヒットするようになっちまったか。。

水曜日, 7月 30, 2008

記憶と記録 ●番外はアリ(蟻)の話

※車載用レコーダー
車載の監視カメラのようなもの。常にビデオデータを記録していて、事故発生時の前後数十秒が記録として残されるような仕組みになっているもの。



車載用レコーダーのニュースを見て、ニコラス・ネグロポンテの言った「人は生まれてから死ぬまでの全てを無機質な媒体に記録しようとしている」を思い出した。
DNAなんていう限られた、不安定な媒体では満足しないという考え方。


すでに全てを記録する最終段階は始まっている。想像するに、
1.超特別な記念写真時代
成人式、卒業写真、出征時、などなど
2.家庭の記念写真時代
家族のイベント、家族旅行、などなど
3.個人の記念写真時代
プリクラ、スナップ写真(写るんです系)
4.個人の記録写真
写メ、車載事故用記録
5.常時撮影
警備用撮影記録
と、進んできていて、ビデオは今は2~3あたりか。
あと18年*もすると誕生した赤ちゃんに常時連続撮影カメラ(カード型。首からぶら下げる。要:年に一回メモリー交換)をプレゼントするのがブームになるかも。

鉛筆を捨ててキーボード中心の生活になって、漢字が書けなくなっていたり、自分の字が下手なことは忘れたりしている現状を考えると、その時代の人たちは記憶力は低下するんだろうなぁ。
記憶の世界に生きている人間と、記録の世界に生きていくニンゲン。
その時代は「記憶」とは「妄想」と同じ意味になるのかも。
すみません、オチ無しです。

*ムーアの法則で考えると、18年後には1TBの小型メモリーカードが普及期に入る。


●はみ出し
ここのところ、家の中ではヤモ君を見かけなくなってます。
これは、通り道と思われたサッシの隙間をガムテープで塞いだ効果なのだと思う。
それに代わって、ここのところ毎日オフィスのデスクでほんの2mmほどの小さなアリを見かけます。見つけるたびに指でつぶしていたんだけど、毎日のことなので隣の席の同僚○さんに聞いてみた。


「あのさぁ、ここのところ、僕のデスクにアリが出没してるんだけど、○さんの席もそう?」
○さん
「あぁ、、そっちまで行ってるかぁ。それ、私が家から連れてきてるさー。」

「えぇっ?どーゆーこと?」
○さん
「うち、家の中に普通にアリがいて、財布とか持ち帰ったPCとかに入り込むさー。
会社に来て財布を机の上に置くと、何匹か出てくるさー。
PCだと、電源を入れると、うじゃうじゃ出てくることもあるんだよねー。はははは(笑)」

ということで、○さんのご自宅(緑に囲まれた素敵なお宅のようです)のアリ達の勢力拡大の一端を見させて貰っていたわけでした。
このアリ、彼が言うにはアリには"活発な動きのアリ"と"のんびりアリ"がいて、(期せずして)連れてきているのは"のんびりアリ"なんだそうです。
ちなみに彼の家では、庭にはキノボリトカゲがいて、ヤモ君は普通に家の中で暮らしいているようです。
(汗)

火曜日, 7月 29, 2008

システム管理(運用)者の日:7月最終金曜日

今年は、去る、7月25日だったのだが、この日はSystem administrator appriciation dayなのだそうだ。



もう、シスアドの歌まであって、「ログインできないと文句を言われて出かければCapsLockがONになっているし、やってらんねーよー」みたいな唄のようです。(誰かちゃんと歌詞に起こしてほしいな)
この歌っている人がTed Kekatos(後述)で、システム管理(運用)の世間のイメージはこうなんだなぁと、改めて思い知りました。


年に一日ぐらいはシステム管理者を労おうじゃないかと、Ted Kekatosというカナダのシステム屋さんが自らを労う日を提唱し、どうも、Wikiに載るほどになったようです。
http://www.kekatos.com/
↑典型的システム屋さんのホームページ。今まで使ったPCとか、スペックとか、勝手に製品評価とかしてます。
うーん、気持ちもよくわかるし、このオジさんと話が弾んでしまうかも知れないと思うと自分も怖い。
(汗)


とはいうものの、こんな感謝の日が無いと、もはやシステム管理の存在は人々の意識から消されかねない。
基本的にシステム管理というのは感謝されることも、日々存在を認識されることも無く、彼らの日々の努力や苦労は、ともすると彼ら以外の何か、目の前の(くそったれとパンチを食らわしたくなる)WEBフォーム画面や、目の前の(リセットしないだけで褒められる)PCへの感謝で終わっているのだ。

毎晩徹夜していようが、そんな事は関係ないのである。
ウィルス対策を永遠にやり続けなければならないようなエクセレントな仕組みを、システム管理者は管理し続けなければならないのである。


ということで、日本でも関連の行事や、まさにシステム管理の部署でささやかな労いがあったり、と、確実にシステム管理者の日は根付いているようです。
よく考えると、その昔、日頃の特に労われることも無い労働者を労う為に「勤労感謝の日」があったと思うんですけどぅ。。。

月曜日, 7月 28, 2008

台風

今回、ようやく(などと言えるのは今のうち?)台風の誕生を感じることができた。
ホームとする近所の浜は、太平洋側でかつ大きな湾の一番内側なのでこの二ヶ月、サーフィンからは干されていた。
(実際には可能な日は二・三度あったのだが、他の予定などでできなかった。)
この干されっぷりが半端ではない。なにしろ、最後に入ったのが5月の中旬じゃあないかぁ。
いくらここの生活で「波にさえガツガツしない」と新たな信条という名の言い訳をこしらえた所で、これはまずい状況だ。
老体の筋肉はあっという間に衰え、なにが残念って、いくらチャリでどこまで遠乗りしようが、下半身しか鍛えられないということだ。


そんな二ヶ月間、毎朝、職場のそばの河口でうねりが入っているかチェックするのだが、まったく、うんともすんともだった。
しかし、先々週の終わりに、「??」と思うような日があり(わずかだがうねりが入り始めていた)、先週半ば~先週末にかけては、会社の帰りにポイントチェックに出かけたり、先週末は早起きして波を確認しに行ったり、もう、気分はどんどん高揚していった。
もう、パンツを何枚も降ろしながら「できる?できない?まだできなぁんい♪」とのけぞる程度に波が入り始めていたのだ。
その辺りから天気予報を注意して見るようになり、その時点で「熱帯低気圧」が南東海上に留まっていたのだった。


この熱帯低気圧を応援する日々。前回の台風は西側過ぎて、僕の(敢えて"僕の"と言わせてもらう)東側には波が入らなかった。
そして、沖縄はリーフブレイクなので、まして湾の内側でサーフ可能になるのは干潮時になる。
干満表をみながら、着々とベストタイミングを予想。今度はいい角度に熱低がネばっティいてくれる。がんばれネッテイ!


そして、先週いっぱいかけて、このネッテイは、無事に台風8号「フォンウォン(山:ラオス語)」君を無事に出産し、着実に育ってくれたのである。
もう先週後半には、週末にドンピシャだと確信し、一ヶ月のブランクに備え、ヤモ君のベース基地となっている物置からボードを運び出し、ワックスを塗り、金曜の夜にはもうバッチシの状態だったのだ。

そして、遂に土曜日。
いつものポイントは、干潮前後の3時間ほど、波を立たせる沖の浅瀬できっちり割れてくれる。
なんだかんだで朝寝坊はしたものの、7時過ぎには入水、きっちり入ってくれるウネリに、強風で面は荒れているものの、
干潮までの1時間ほどを堪能し、パドルに疲れ家に帰り、前日に作りおいたおにぎりを食べ、睡眠をとり、夕方の干潮時にもう一時間ほど入り、久々の筋肉痛と疲労に翌日は昼過ぎまで寝ていたのでありました。

今週はフォンウォン君が去った後の風が収まった辺りが狙い目か。

ちなみに、今回の台風は距離が遠かったせいか、
・海は荒れている
・風は強い。風にチャリで逆行は、平地や緩い下り坂でもアシストが必要。
・雨は時々短時間(30分ほど)風とともに強く降る。この時は台風中継並みの嵐。ただし、時間がたつと青空。
という感じで、生活には支障はありませんでした。


【読書】
とはいえ、昨日は一日降ったり止んだりの中、J.アーチャーの「ケインとアベル」を読み終え、いまさらながらアメリカは黒人や移民を社会に受け入れる事で自らイノベーションを起こし成功したんだなぁと、感心したのでした。
「ケインとアベル」中高生ぐらいのときに一度読んでおいて、社会人になってもう一度読むといい、そんな感じの壮大な物語でした。


【映画】
「転々」を、観ようとしました。
三浦友和の演技に惹かれつつ、寝ました。実はこれ、映画館でも観たのですが、その時も寝てしまい、今回は観た事も忘れて借りてしまった。。。。
僕の記憶が"点々"という事でした。

金曜日, 7月 25, 2008

イノベーションジレンマ

最近、といってもこの何日かマイ・ブームなのが「イノベーション・ジレンマ」である。



日々、製品やサービスを作り出し、同業他社との競争に切磋琢磨している中でこのジレンマは起こる。
通常製品は、生産され販売されている中で消費者のニーズを拾いながら、あるいはより人気のある他社の仕様を拾いながら、よりよい製品へと改善されていく(持続的イノベーション)。
しかし、その持続的イノベーションの活動自体が、気がついたら本質的なニーズ(人間の欲求)と乖離し、あるいは、ニーズが時代とともに移り変わり、あるいは、根本を揺るがす技術革新によって、新興企業にそのマーケットをかっさらわれる(破壊的イノベーション)、そのジレンマ。


たとえば、その昔、ラジカセは一家に一台、いや、一部屋に一台ぐらいの勢いで「普通はあるでしょ家電」だった。それほどオーディオマニアではないけど、音楽は大好きな人は、手軽にラジカセで音楽を聴いていました。でも、今、音楽好きはどうしているのでしょう?
いろんな人がいるとは思いますが、ま、多くの音楽好きはiPodで楽しんでいます。
iPodを作っているAppleという会社はラジカセ、あるいはオーディオの会社だったでしょうか?


そんな事から、そもそもイノベーションは、企業が生き続けたいという欲求を源にしていてはいつかしっぺ返しがくる。自分が携わる製品やサービスは人間のどんな幸せへの欲求に応えるのか(上述では「手軽に音楽を聴きたい」)を忘れちゃだめなんだなぁ、という話でした。
そして今、今までは「幸せへの欲求≒快適さの追求」だったことが「幸せへの欲求≒(環境にも配慮した)ある程度自然な中での快適さ」に変わってきている事も忘れちゃいけない、、、などと考えるのでした。


なんか、文章にしたら至極当たり前。なのに、気になったということは、僕がその事実(幸せへの欲求に応える事)を忘れていた、、、ということかな。
根本を忘れては幸せは続かない、、、ということ。


【はみ出し】
●ラジカセもiPodも、人が歌う「唄」にはなれないんだなぁ。まだまだ破壊的イノベーションの余地はある。
●古い映画で、蓄音機はゼンマイ?かなにか手回しで聞いていたような気がするけど、そんなiPodがあったら素敵かもしれない。
●液晶TV+ラジオ+DVD+iPod+巨大スピーカー+折りたたみ/分割機能+目覚まし時計+メール機能、なんていうNeoラジカセも欲しくないけど見てみたい。
↑限りなくモバイルPC+スピーカーだな。。。。トースターもつけるか。。。
●あまりに天気がよいので「太陽電池セット」を調べてみてるけど高いんだよねぇ。iPodぐらいなら太陽電池で動き続けないかなぁ。
●「ミニマンゴー」よりも「ちびマンゴー」の方が可愛い!
●「イノベーション・ジレンマ」と「ジョンレノン・イマジン」は似ている。

Tile :John Lennon - Imagine


Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

You may say that I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say that I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one



『イマジン』訳詞 忌野清志郎 (1988年)

天国は無い、ただ空があるだけ
国境も無い、ただ地球があるだけ
みんながそう思えば
簡単なことさ

社会主義も、資本主義も
偉い人も貧しい人も
みんなが同じならば
簡単なことさ

夢かもしれない
でもその夢を見てるのは
一人だけじゃない
世界中にいるのさ

誰かを憎んでも、派閥を作っても
頭の上にはただ空があるだけ
みんながそう思うさ
簡単なこと言う

夢かもしれない
でもその夢を見ているのは
きみ一人じゃない
仲間がいるのさ
平和に生きている

水曜日, 7月 23, 2008

沖縄の甘味

本題に入る前に、、、
相変わらず、ほぼ毎晩、家の中に出現するヤモ君と格闘してます。
地元の人に聞くと、どうも家の中にヤモ君一家の通り道があるらしい。
ゴキブリホイホイという手もあるらしいのだが、殺してしまうのは忍びないので、ヤモ君専用鍋つかみを用意して手作業で排除できるようにしていこうと思う。
まだ、素手で掴めるほどには心が通い合っていないのだ。
(涙)





【沖縄ぜんざい】
さて、「沖縄ぜんざい」の話。
沖縄では「ぜんざい」というとカキ氷の事である。アズキとシロップと氷。
アズキは大きめのモノでナイチ(本土)でいうところの「金時」とは別物。
また、抹茶シロップなども使わない。シロップは単なるシロップ。
しかも、このアズキはトッピング的にちょこっと乗っかっているのではなく、底にたっぷり入っている。
お腹が一杯になるほどである。

ここのところ、この「ぜんざい」のしかも「ミルクぜんざい」にハマっている。
器の下から、あずき>氷>シロップ>氷>あずき>ミルク、な感じで出てくる。200円~300円程度。
もう、「大」なんか食べたらランチはいらないのである。涼しいのである。


【ミニマンゴー】

マンゴーは高級品、ましてや特産品としてナイチに送り込まれるマンゴーは、大粒で傷がなく大切に大切に取り扱われたもの。
でも、マンゴーだって農産物なわけで、傷もつけば小粒のものもある。
これが地元では手に入るのだ。

そうは言っても一粒100円ぐらいにはなるのだが、これが旨い。しかも皮ごと食べられる。

そもそも、フルサイズのマンゴーなんて、食べなれてないからカットにも困るのである。
昔ファミレスのバイトで「マンゴーフェア」の時のカットしか出来ないのである。
フォークを種に突き刺して皮をむくしか知らないのである。
これは、面倒で、まだ巨峰を皮を剥いて食べるほうがいいぐらいである。
だから、決して高級だからというわけではなくて、面倒だからマンゴーは食べないで生きてきたのである。
(長い言い訳になってしまった。。。)

ということで、ミニマンゴー。
沖縄に来る機会があったら、JAとかの直売所によってみると売ってたりします。
お試しあれ。





【島バナナ】

普通のバナナより小さいモンキーバナナ?が、観光向けはもちろん、たまにはスーパーでも見かけたりします。
でも、先日、果物を沢山取り扱っている物産店で、普通サイズのバナナで沖縄で清算されたものをみかけました。全体に緑色をした大きな房のバナナ。
熟すまでに数日の間、部屋の中に吊り下げておくのだそうだ。
これもいずれ試したいな。

日曜日, 7月 20, 2008

侵入者



僕と仲良くしたがっているのはホオグロヤモリらしい。

ここのところ毎晩である。
何がって、ヤモリ君、ヤモリさん、ヤモリちゃん、ヤモリ様、ヤモリご一行様、ヤモリお礼参り、ヤモリツアー、とにかく毎晩といえばヤモリに決まっているのである。

家に帰ってきたときに、玄関にへばりついていた事がある。
風呂に入ったとき、天井に張り付いていた事がある。
もはや、窓ガラスの外に張り付いているのはどーでもよい。夜は窓は開けないのだ。
しかし、しかししかし、夕べは子供ヤモリ(どうも、一ヶ月ほど前からチッチッチッと深夜に激しく泣いていたのは子作り中だったのか??)である。窓の内側である。そう、子供ヤモリはサッシの隙間ぐらいは楽勝なのである。
※写真はチビたち。大人は肖像権を主張するので撮影していません。(怖いわけではない)

一昨日の玄関に張り付いていた奴も子供。
この子は尻尾が無かった。その前の晩に窓ガラスの内側で発見して、発狂しそうになった僕がほうきで追い払ったときに負傷した奴だ。その千切れた尻尾がいつまでも動いていたのは、もう、忘れたい記憶No.3ぐらいの記憶になったのだ。

そして、今夜。
日中は暑いから、家の中にいるとクーラーガンガンで、不健康極まりない事になるのでチャリで隣の隣の町まで出かけていた。フルーツ村みたいな果物沢山取れまっせ、的な村。
そんなこんなで汗だくで帰ってきて、床屋に行って、シャワーを浴びて、さぁ、ご飯の支度、大家さんから貰ったナーベーラー(若いへちま)を料理しようとしていたときの事件だ。
善良な市民。温和で友好的で近所の評判もよく会社でもなかなかの逸材な人物。
休日も穏やかな一日を過ごす、なんだったらうちの嫁に、あ、おじさんじゃあ嫁には迎えられない、、、つーぐらいの僕に神は試練を下さった。


ちらっと見た台所の床まである大窓。
はいはい、いますね。ヤモリ君。
窓に張り付いてるのなんて、見慣れたものです。「オッス、切っても生えてくるのは尾っす」ぐらい大人のジョークだって言い合える仲。
しかし、、、えーーーーっ、何で君はお腹を見せずに背中を見せているの?
おかしいでしょ、ガラスに張り付いたら、お腹を僕に見せるでしょ。
だいたい、君は大きいよねー。15cm近くもあるし、大きく肥えてるし、よく育ったよねぇ。
、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、
ΘΣΕΔⅡλ○△×ぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉおおおおおおおーーーーーーーっ!
君は窓の内側に張り付いている?
いや、そんな事はないよ、背中にも吸盤があるんだよ、、、、、って言ってくれーーーーっ!


はい。内側にしっかりいました。
子供じゃありません。親です。
警察に電話しようかと思いました。いけませんか?
税金を大人のヤモリの不法家宅侵入罪で訴えてはいけませんか?


相手は大人です。僕の奇声にはビクともしません。
よく考えました。最初にすべきは、「話し合い」だと悟りました。
相手が不法侵入にもかかわらず、大人の僕は、お願いしました。
「出ていって頂けますよね?」「窓を開けたら出て行くつもりだったんですよね?」
普段の1.3倍ほど手を長く伸ばし、窓のロックを外しにかかります。
ロックは二箇所あります。
まず一箇所。
ガラスに振動が起こります。ヤモリ的にはマグニチュード3クラスの「くすぐったい」ぐらいの震度のようです。ちょっとだけ移動します。

「よしよし、後一つロックを外したら開けてあげるね。」

もう一箇所のロックを外にしかかります。
爆発物処理班の気持ちが良くわかります。
それにしても奴はすごい身体能力です。僕が彼のように垂直のガラスに張り付いていられたら、北京オリンピックに出ていることでしょう。
そんな悠長な事を考えている余裕などないのですが、彼は、何を思ったのか、チョロチョロと移動します。なんと、、、、、次のロックの近くにです。
仕方ないので、腕をさらに伸ばし、多分1.5倍にちょっと足りないぐらいまで伸ばし、ロックを外します。

今度はマグニチュード4クラスの「じっと立っていられない」ぐらいの震度だったのでしょう。
その揺れに対し、僕が彼のように出来たら北京オリンピックで金メダルも夢じゃないであろう俊敏な動きで、ガラスの上をスラスラと音もなく移動します。
その動きに負けない瞬発力で、僕も後方へ1.5mほどジャンプします。負けられません。


さて、爆発物処理班は仕事を終えました。ロックは外れています。
しかーし、奴もあっぱれ、その時、既に天窓へと移動しています。これは、いけません。ありえません。僕は下の窓(何窓って言うのかわかんないけど、人が出入りできる床までの大きな窓)を開けられるように危険手当も請求せずに爆発物処理班の仕事をやり終えたのに、天窓に移動なんて、そりゃないぜベイビー。

しかたありません、爆発物処理班は既に帰りました。
僕は、今や、カタクシンニュウシタヤモリヲオイタテル専用となった「必殺ほうき」、を持ち出します。
窓をちょっとだけ開けます。(一杯あけたらどんだけ入ってくるのか、その恐怖からちょっとしか開けられません。)
ほうきで、天窓の彼のそばを刺激します。マグニチュード2.5程度の刺激です。
あろうことか、彼は家の天井近くの壁に移動します。
「そっちはダメ~~~~~」
この家に僕一人だとしても構いません。
ちゃんと発声します。大きな声できちんと話します。
「そっちはダメだって言ってんじゃーんっ。頼むよぅ。」
基本は、話し合いです。語りかけます。

ほうきで彼の進行方向を邪魔しながら、格闘3分、ようやく、彼は開いた窓の隙間から外に出ます。
僕は勢いよく窓を閉めます。



・・・・・・・窓の外は網戸。
彼は網戸とガラスの間で、「だから、どうしろっていうんだよぅっ」と網戸に張り付いて、やはり、背中と目をこちらに向けて訴えます。
その目が一瞬、ニヤッとしたように見えたのは気のせいでしょうか。
僕は、「入ってこられるんだから、出られるでしょう。よっ、金メダル!」と励まし、カーテンを閉めました。




30分ほど経って、カーテンを開けると、おとなしくさっきの場所に張り付いてました。
仕方ないので、「動くんじゃないぞ」と念じ、窓を開け、網戸をずらしてあげました。

この分だと年内には、きっと僕の超プライベートゾーンまでやってくるに違いありません。
もう、僕は、ヤモリと暮らしている事を認めるしかありません。
いずれ僕はヤモリで出来ているなんてことになるのかもしれません。
そういえば、今の僕は、オトコヤモリって言うんでしたっけ?オトコヤモメ?ヤモリ?

それまで、なんとか話し合いで解決したいものです。
※小動物に怯える生活は、「Tシャツの背中のタグがくすぐったいだけなのに飛び上がる」「携帯着信のバイブに飛び上がる」などのように僕をまるで、小さい飛び上がる虫、のような存在にしていきます。
※※ナーベラーは炒めてもお味噌汁なんかの具にしても美味しいです。ナスと同じような感じで「使える」野菜です。
※※※床まである大きい窓は「掃きだし」っていうそうです。
←気が知れない本

金曜日, 7月 18, 2008

太陽と北風:ドーパミン型/ノルアドレナリン型モチベーション

職場、組織で大切なもの、絶対に失ってはいけないものは何か。
それはモチベーション。
お腹がすかなきゃ食べられない、モチベーションが無ければ仕事は出来ない。


モチベーションは個人個人が感じるもの。
だから一人一人が違うモチベーションを感じていて、違っていてもいい。
例えば、休日の楽しみが仕事のモチベーションの人もいれば、給料が仕事のモチベーションだったり、家族的雰囲気がモチベーションだったり、仕事大好き!がモチベーションだったり、その組み合わせだったり、一人一人違うのは当然です。


とはいえ、職場全体が総合的に「モチベーションが高い」状態でなければ組織の力なんて発揮できないでしょう。
職場の半数以上がモチベーションが低い、そんな状態になると、モチベーションハザードの状態になり、終身雇用を放棄した会社では離職率がどんどん上がっていきます。
あ、終身雇用もモチベーションの一つなのかもですね。


個人個人様々なモチベーションがある中で、モチベーションの低い人が増えると言うのは、その組織の運営状態や組織の人(主に上流、管理職)に致命的な欠陥があるのだと思います。よく、モチベーションの低さを、その組織に所属する人たちの意識の低さとすり替える管理者がいますが、それはあり得ません。
管理者しか職場のモチベーションをコントロールできないのですから。給料を決めるのも、残業を奨励するも削減するのも、自由に発言できるのも、直接関わろうが関わるまいが、管理者と呼ばれる人の責任なのです。

モチベーション低下で最も怖いのは、モラルすら崩壊する事です。
モチベーションハザード→離職率の上昇→利益低下→職場環境の劣悪化→更なるモチベーションの低下→→→「モラルハザード」による組織崩壊
です。持続可能な会社であり続けるためには末端組織所属員のモチベーションが必須なのです。



モラルハザードまで至る例。
あるお菓子会社。値段の割りに可愛らしくて美味しいケーキを作って全国展開していたとします。
工場でも売り場でも、社員もパートの人も、仕事に誇りをもって活き活きと仕事しています。
経営状態は、既に市場も飽和しており、それほどの伸びも無い代わりに、堅実な経営状態が続いていました。
ある時、経営者が交代し、体育会系的経営で元気よくなるぞーみたいな事になりました。
そこからこの会社の不幸が始まります。
現場には強烈なコストダウンの指令が降りてきます。最初の頃こそ、元々の無駄を削る事でなんとかしのいでいましたが、全国の工場、直売店舗、それぞれでコストダウンを競争するようになっていきます。
いつしか、賞味期限の扱いを誤魔化したり、多少の雑菌を見てみぬ振りをしたり、そんな事が常態化していきました。

この時、一番の問題は現場の一人一人の社員なりパートの方なりへのモチベーションへの影響です。
以前は工場などでは従業員が自社製品を喜んで安価に買って帰って家族と食べていました。しかし、これもコストカットの対象となり、それほど安価でなくなったばかりか、そもそも賞味期限のごまかしや雑菌の取り扱いの裏を知っている従業員は「自社製品だけは家族に食べさせない」という意識に変わっていきます。

自分の家族に食べさせないようになってから、製造現場では、「食品を取り扱う」意識は一気に低下します。「値段のつくモノ」を作っているだけです。
もはや、無視できない品質にまで製品の品質は低下していきます。
この状況に正義感のある従業員は管理者にクレームしますが無視されます。結果、正義感の強い人は辞めていきます。モチベーションの低い人が残るため、後から採用される人も長続きしません。
製品の品質は以前の状況では「あり得ない」レベルにまで落ちます。もう、腐ってたって平気です。
こうして、この会社の製品の品質がいつか公の場に明らかになった時、この会社は、もはや存続できない状況となるのです。
ここまで書いてきて、これって、大戦の日本の「過ちに気がついても後戻りできない組織」にも共通しているような。。。



さて、話を元に戻します。

人のモチベーションは「不快なことを避ける」「快適な事を追う」の二種類によりモチベーションが上がったり下がったりするのだそうです。
「不快な事を避ける」(怒られる:ノルアドレナリン型モチベーション:北風)に起因するモチベーションは短期的にはすごい効果があるそうです。しかし、長続きしないようです。
「快適な事を追う」(褒められる:ドーパミン型モチベーション:太陽)に起因するモチベーションは短期的には特に変化が無いように見えるのだそうです。しかし、長期的には着実に効果が出るのだそうです。



さて、北風的なものの例。
●朝礼でゲキを飛ばす
普通の人は、きっと、朝はそんなにテンションは高くないものです。少なくとも私はそうです。
そんな朝礼で、飛び上がるほどビックリするような大声で「オハヨーっ!ゴザイマスっ!」などと叫ばれ、その後、「声が小さいですよ!もう一度!」などと言われたりすると、何か特別なイベントの日ならまだしも、毎日ではもはや元気が出るどころか、お腹が痛くなって帰りたくなります。
●過度に競争心をかきたてる
少数精鋭を育て、その精鋭が事業を引っ張っていく、そういう職場であればそれも良いかもしれません。
しかし大人数で組織的な成果を出していくような職場の場合、多少は競技種目を増やしても大概トップグループには同じ人たちが顔を連ねる事になります。
これは、言い換えれば、競争をすればするほど多数の人は「自分は賞は取れない」というネガティブな感覚を積み重ねる事になります。種目を増やして毎日やればやるほど多数の人たちにとっては逆効果なのです。
●精神論(厳しい系の精神論)
精神論、いいですよね。私も否定するものではありません。
しかし、精神論は一人一人の目をきちんと見て、親が子供に伝えるように気持ちを伝えていかない限り、伝わりません。
1対Nで精神論をぶつと、言われたほうは、いいとこ「なんか暑苦しいからやってあげるかな」ぐらいのものです。自分で率先して取り組むような気にはなかなかならないものです。
●権威主義、目上主義
先輩を立てるべき。これも基本は正しいです。私もそうしてます。多分。(汗)
しかし、自分が目上の人には実践すべきですが、自分の(役割として)下流にいる人に対して要求してはいけません。
職場は、いろんな歴史、いろんな経緯、いろんな経験を積んできた人たちの集まりです。
どんな立場の違いであっても、お互いに相手をリスペクトするという意味で、先輩/後輩の論理は危険です。

ということで、管理者は多数を相手にする限り、日常では北風を武器に使ってはいけないのです。
ドーパミン:太陽に勝るものなし。
ノルアドレナリン:北風=日本的体育会系的なものは短期決戦に取っておこうっていう話でした。

月曜日, 7月 14, 2008

ナマカとシノターかんじ①

この週末、万座ビーチで25年の歴史を誇るハーリー(ボートレース)大会に出場した。
大きな声ではいえないが、横浜、江ノ島、大阪方面のどっか、琵琶湖?、方々の大会を荒らしているこの団体、実際のところは、ハーリー自体は箸休め的なイベントで、真の目的は仲間が集まることそのもの。(小さな声ここまで)
私にとっては前の前の職場を中心とした仲間との楽しい時間を過ごした。

あまりに楽しすぎて、関係者の皆様に写真を配る話は、今しばらく時間がかかりそうなことをこの場を借りてお断りしておきます。


大会前日に、関西/関東/北海道/九州/沖縄、、、おぉ、四国がいないっ、、から集まった仲間たち。みんな元気そう。
沖縄入り当日は沖縄組が観光地を案内。僕は沖縄組初心者なので、一緒に案内してもらう。
何処に行っても感じるのは、「広い綺麗な空」「広い綺麗な海」が最も人を感動させるということ。そして、飽きない。
綺麗な空と海を目にするたびに、住んでいたって、やっぱりため息が漏れる。


午後になり、パラパラと集まった残りのメンバーと高速のパーキングで合流。
あまりに久しぶりの仲間もいたりして、何故だか妙なノリで、体当たりのスキンシップ。
あるいは体当たりのギャグシップだったり、体当たりのシモネタシップ。
(この時点で、この集まりが「中学の修学旅行よ再び」的な事が確定)


特産品や名物に舌鼓を打ちながら、沖縄ぜんざいの残り汁(カキ氷の溶けた汁)を賭けたジャンケン大会。
自然公園?に行けば、公園のガイドさんに突っ込みを入れつつ、いい大人が真剣にブランコ遊び、そして真剣にヤギと戯れ、真剣に子豚を見て「旨そう」とのたまう。
もう、行動も言葉(到底、イイ大人の会話とは思えない、ウンチレベルの小学生会話)も子供に返っている、大人団体一行様。


宿(貸し別荘)でも、ちょうど中学生の修学旅行的なノリにお酒も加わって、大騒ぎ。
大人なところといえば、
①お酒は飲む。大量に飲む。
②BBQは食べられない。すぐお腹一杯になっちゃう。
事ぐらい。


中学生の修学旅行にしては、人生も語れちゃったり、あらマジ話しようとしてるぜこいつ、ちょっと聞いてんだから、♪ドはウンチのド♪、そんな唄最低、ヤバいっお尻が割れちゃいましたぁ、アチチ花火は手に持ってナンボっ、いてて頭から血が出てきた、花火は手で持ちましょう、イケイケさとー、いちにぃ・・・・サンっ、鈍いッつうの、何で水のペットボトルに泡盛がぁ、音楽聞こーよー、♪もう・・・♪、ふるっ、♪・・・おわりぃだねぇ♪、なんで結婚しようと思ったのか聞いたわけ、明太子は沖縄でも作ってる、たらこ味の明太子が出たんだって、みんながいいって言うからだって、みんな綺麗になったなぁ、セクハラ~触んないでよー、焼そば食べる人~、肉余ってるぞー俺のお腹ほらほら、もうこんなオヤジ死んでしまえ~、明日の大会パスでもいいじゃん寝坊しようよ、星が綺麗だよみんな見ようよってみんな寝てんかいっ!・・・
と夜はあっという間に更け、朝全員がボーっとしながら、二日酔いやらタンコブ(not単語ブーム)やら転倒の擦り傷やらを抱えながら無事に大会に出場を果たしお弁当を貰って引き上げた、チーム名「横濱海神(ヨコハマポセイドン)」なのでした。
↓「ハーリーの話はそれだけかよっ」て事です。



暑い、蒸し暑い、汗暑い、小便暑い、クソ暑い、、、風光明媚なビーチに似つかわない暴徒はそそくさと現場を離れるのでした。
10人を超える社会的責任を負ってるハズの中学生脳集団が、我が家への初めてのお客様となった(我が家のロストバージン)のはその一時間後なのでした。
・・・そのうち②につづく・・・

金曜日, 7月 11, 2008

長谷貴將(たかのぶ)医師

福知山線の事故で、現場から高速で1時間も離れた救急医療センターに勤務する
一人の医師が、
「あの規模の事故で医師が足りている訳が無い」
と判断し、1時間あまりをかけて現場に駆けつけ、救命医療に関わったそうです。
斉正会滋賀県病院救急医療センター センター長の長谷貴將(たかのぶ)医師。

あの悲惨なマンションの駐車場に突っ込んだ一両目付近の救命を担当し、
マスコミなどにも「瓦礫の下の医療」として取り上げられたそうです。

彼の想像通り、現場はもちろん、近隣の病院も手一杯で医師など足りるわけが無く、
ましてや救命医療のプロである彼の現場での活躍は想像に難くない。

この人が、今年の2月、自殺していた。
この事実は、その後、遺族が勤務していた病院を訴えた事で明るみになりました。
「過重労働」が原因だったと遺族は訴えているようです。

病院は、救命医療センター長就任時の彼が条件で提示した増員に応えるどころか、
福知山の事故をテーマに講演活動(病院の宣伝)に取り組むように指示していたの
だとか。


たまたま、見かけた福知山事故の被害者のブログ。
当時自分を救出してくれた医師を探して、お礼に会いに言った話。
多忙にもかかわらず昼休みに会ってくれたのだそうだ。


そして訴えたのは85才になる父親。
病院は「長時間労働は本人の裁量」と訴えに真っ向から反論しているらしい。
もう、何もかもが悲しすぎる。

水曜日, 7月 09, 2008

アクセシビリティ(利用しやすさ)とソーシャルネットワーク

質問①
目が見えなくなったらネットを諦めますか?
・諦める必要はありません。そもそも、たまたま目が見えてる僕は普段気にせずにPCやネットを使っていますが、視覚障害の方々だってPCもネットも使っているのです。

質問②
WEB2.0とかソーシャルネットワーク、話題になる前と後、あなたの生活は何か変わりましたか?
・なんだろーなー。よくわかんないなー。でも着実にこの潮流は私たちの生活を変えようとしています。


さて、質問①/②を踏まえて、、、、

Wikipediaに代表される「ユーザー参加型コンテンツ」。
発想はネット上のBBS(掲示板)の緩やかな相互チェック機能を、もう少しシステマチックにして、とかく「便所の落書き」になりがちなネットのコンテンツの正確性や即応性を担保していくというもの。
これには、ある程度多くの利用者数が必要なんだけど、ユーザーから支持されたサイトに関しては予想を遥かに超えて成果が出ています。wiki無しではいられない人は相当多くなっている。僕もその一人。
wikiの話はこれぐらいにして、久しぶりにこの潮流を旨く活かそうとした、そしてうまくいきそうな、うまくいったらいいなというニュースがありました。


随分前、10年ぐらい前になるけど、休日に視覚障害者のお宅を訪問してPCのセットアップや調整のボランティアをした事があります。
彼らは、PCの画面を読み上げるソフトを使ってネットサーフィンやメールをします。
そこで、PCの設定がおかしくなってるのを直したり、音読のソフト("読み上げ君"とか言ってたかなぁ。。。)をセットアップしたりするボランティアです。


この活動に参加して知ったのは、よくネットについて言われる「情報革命」が本当に起こっているという事。
ネットが広まる前の彼らの主な情報源(ソース)は、点字に翻訳された書籍、もしくはボランティアにより音読されたテープなどに限られていました。あるいは家族が読んで聞かせるとか。
当然、目が見える人たちが入手できる情報量とは雲泥の差だったのです。
ところが、ネットでデジタル化された情報が広く公開されると、音読ソフトを使うことで、ハンディキャップの無い人たちと同じ情報に、同じタイミングでアクセスできるようになった。
それこそ、このままだと点字の識字率が下がるんじゃないかという事まで話題になるほどインパクトのある出来事だったのです。


これは、同時に「アクセシビリティ」という問題が起きてきました。
これは、W3CというWeb標準化を進める団体が決めたHTML(ホームページの書き方)の規格にきちんと沿っていれば、読み上げソフトである程度は大丈夫なんだけど、インターネット初期のシンプルなページの時代はともかく、最近はビジュアルを重視したホームページが増えて規格に準拠していない事も少なくない。
例えば、リンクボタンが無くて絵や写真の一部をクリックするようなホームページだと、読み上げソフトは適切にガイドできない。(電子音声で)「メニュー・リンク、シャシン(写真)1、シャシン2・・・」のように読み上げられても何がなんだかわからない。
作っているほうは(無駄に)見た目に華やかなページを作りがちだけど、まさか、そんな風に音声読み上げでアクセスしている人がいるなんて知らない。
でも、読み上げソフト経由でアクセスしたかった人にとってはもちろん、ホームページを読んで欲しい側にとってもアクセスしてもらえない残念な状態だったのです。


で、こればっかりはどーにも出来ないかなぁ、、、と思っていたところ(W3C準拠=アクセシビリティを判定するソフトとかもあったが普及したとは思えない。。)で登場したソーシャルアクセシビリティのプロジェクト。
専用の読み上げ機能付ブラウザでサイトにアクセスすると、必要に応じて、そのサイトが読み上げソフト用には表現できていない情報(「シャシン1,シャシン2・・」、、とか)を、ユーザー相互に登録しあった補完情報を参照してガイド(「シャシン1セイヒン、シャシン2サポート・・」、、とか)してくれる。当然、補完情報の充実が必要なわけで、読み上げソフトで再生出来なかったサイト情報を登録すると他の(見ることが出来る)人が補完情報を登録する仕組みになる。

ここまでは、なんであれ大量の情報メンテナンスが必要になって大変だろうなー、、、っていう話。でも、ここからが凄い。
サイトごとの修正数のランキング表示もされるので、「たくさんアクセスされるけどアクセシビリティの悪いホームページ」の運営者はW3Cやアクセシビリティを意識したホームページを作るようになるきっかけにもなりそう。
例えば、ある企業が、"派手にネットで活動している割にアクセシビリティではワースト1位"なんて事になると、多分、自ら読み上げに対応したアクセシビリティの高いホームページに改訂する事になるでしょう。


ということで、今後の展開が大変楽しみなのでした。
ニュースはこちら
プロジェクトのホームページはこちら。

日曜日, 7月 06, 2008

サザエさんシンドローム

明日は月曜日。何とかして月曜日を回避したいと思う。
特に楽しい週末だった場合、その思いは妄想すら産みだす。
会社が火事になってたらとか、そーゆーのは危険だよ。

【月曜回避妄想その①】
突然、曜日が変わる。月~金・土・日じゃなくていいじゃん。
なんだったら、土・土・土・土・日・日・日ぐらいで良いと思う。
土・土・水・土・金・土・日もなかなか良いと思う。
内緒で僕だけ、金・土・日・金・土・日・日にしてくれてもよい。
日曜は畑を耕す日にしてもいいじゃん。

【月曜回避妄想その②】
3億円宝くじに当たっちゃう。

【月曜回避妄想その③】
3億円当たっている宝くじが部屋の中で見つかる。

【月曜回避妄想その④】
宝くじを買っていないのに、3億円の宝くじ当たり券が日ごろの感謝を込めて誰かから贈られてくる。

【月曜回避妄想その⑤】
新・年齢別休日制度発足。
20才は週休1日、30才は週休2日、40才は週休3日、50才は週休4日、60才は週休5日、70才は週休6日、80歳以上は週休7日。こーするとだね、僕は週休三日になるので、明日はお休み。
※理由というかこじつけというか屁理屈
どんどん早く進む時間、実際は、生きてきた長さに比較して時間を感じるから。

例えば、小学4年生のときの夏休み1ヶ月。長かったよねぇ。
これを、40才で感じる1ヶ月と比較すると、、、
1ヶ月/10年が小学四年生の時間の長さに対し、1ヶ月/40年だから、
40才だと小学4年生の四倍速く過ぎる。20才なら倍速く過ぎる。

で、この仮定が「そんなもんかな」と考えるなら、
30才までの10年、40才までの10年、50才までの10年は、それぞれ、
1/3、1/4、1/5となり、40才までの10年と50才までの10年は、
0.25:0.2で、20%スピードアップするはずなのです。

これはもう焦らなくてはいけません。
20%って言ったら、週末2日間の休日の5時間ほど、に当たります。
30才の人より僕は5時間も「アッと言う間に休みが終わる」事になるのです。
逆に30才や20才の人は休日が長くて時間をもてあまして、お金も溜まらないし困るわけです。
ね、なんかいい感じでしょ。
※若い人ほど業務時間が長く感じるっていうツッこみは無しね。オジサンは明日の月曜が問題なだけだから見逃してね。

【結局どうなるのか】
・明日、会社に行って、同僚にこのバカ話を披露して冷たい視線を浴びつつ「ガハハ」と笑って残業するのである。

【時間を感じるという事】
ちなみに、何もしないのんびりした時間、実際には「時間を感じる時間」なのかもしれない。
近所のビーチに行って、遠くで誰か親子連れが素潜りしているような、のんびりした休日。
ジリジリ照り付ける太陽を感じながら、汗が流れるのを感じながら、足の裏とサンダルの間に砂が巻き込まれても気にせずに、のんびり時間の動きを感じる。
思いのほか雲は早く形を変える事に驚いたり、ただベタリベタリと海底に張り付いているのかと思っていたウミウシが案外動いていたりとか、風は絶えず微妙に強さや向きを変えながら吹いているとか、セミが朝と昼では鳴き方が違うなぁと感じるとか、そんな時間。

空が見えるから、本当に雲をよく見るようになりました。これは楽しい。お勧めです。


まぁ僕のはバカ話だけど、こんな本もあるんです。

日曜日, 6月 29, 2008

東田トモヒロ

ここで暮らすようになって変わった事の一つに音楽の聴き方がある。
東京(横浜)での暮らしでは、通勤時間が読書/音楽の時間。
そしてここでは通勤時間は通勤のための時間。
会社まで(そりゃあアシスト付って軟弱だけどさぁ)は自転車を漕ぐ時間。
可能な限り、仕事は定時に終えて家に帰り、それからが音楽の時間。
夕飯の支度をしながら、近所を気にせず大音量で好きな音楽を聴く。
夕飯を終え、その日の気分で音楽を変えて読書したり。


そんな生活をしていると、気がついたらテレビは朝のニュースしか見なくなりました。
とりあえず、テレビを見なくても仕事は続いているし、同僚との話が出来ないわけでもない。
特に何も困る事はない。
サラリーマンネオぐらいは見たいけど、NHK位しか映りも良くないんだよね。あ、あれはNHKか。っていうか、まだやってる??


それとも生活そのものが観光気分だからなのかな。
ここ地元の街を散策していても、夕方になると、何処からともなく三線の音が聞こえてきたりする。なんか「イイ」瞬間。
琉球王朝の官僚は、中国の使者を(戦争回避の為に)接待するのである程度のレベルの芸事が出来たという。当時だって強大な中国の使者に対して、大和の国ならまだしも、小さな島琉球、その接待は「国を賭けた」ものでそれはそれは重要なものだったようだ。
その後、ペルーが江戸に到着する前に琉球に立ち寄り、「拳銃も刀も持たない人々が社会を構成する類まれな平和な国」と琉球を評した。
そうやって、音楽/唄/踊りなど様々な文化を産み発展させたのだという。
※その"優しい"文化に甘えて米軍基地を押し付けている本土の問題はここでは触れないが。。。


そんな今、僕のお気に入りの音楽。東田トモヒロ。
よく考えたら、彼も「キムタカ」の平田さんが島に帰ったように、生まれ故郷の熊本に住みながら、メジャーとマイナーの狭間で活動している。
「天才」とか「詩人」とか「技巧派」とかは似合わない。
「そのまま」とか「自然」が似合う音と唄。

彼の新しいアルバム。
「この世で一番好きな歌」
これまでの期待を裏切らない、自然なメッセージ。
人との繋がり、自然との繋がり、唄との繋がり、大切なものを見失いがちな世の中と、大切なものをわかっている事の素晴らしさを唄う。


このアルバムにも入っている彼の曲に、
「血を流す代わりに、愛すべき誰かの為に汗を流す。それは少しでも笑顔でいたいから。
・・・・War is not answer, its only answer・・・それは理想でもかまわない。胸の柱に刻んだ言葉。」
と唄っている曲がある。


そう。理想なんて照れくさいから言わなくてもいい。
だけど忘れないように、唄っておけ。
唄えないなら聞いておけ。
そして、忘れないように、心に刻んでおくといい。
いつか必ず必要になる事だから。

それにしても、トモ君といつも一緒のドラムのダイ君。
彼のプレイスタイルが「サンダーバード的正確無比ドラムマシンスタイル」から「ウットリロマンスインググルーブスタイル」に変わったのは何故?
見ている僕のほうが照れくさくなるほどの変わりぶり。
知っている人がいたら教えてください!

木曜日, 6月 26, 2008

キムタカ

キムタカといっても何のことかわからないのはナイチ(本土)の人。
漢字で書くと、「肝高」で、"志を高く持つ"意味を持つのだそうだ。

そのキムタカという本を読んだ。
中年の僕に、「情熱」が込められた日々、その積み重ねが持つ素晴らしい力、そんなことを再認識させてくれた本。

沖縄で巻き起こった、子供たちによる演劇活動を中心とした一大ムーブメント。そのムーブメントわ期せずして巻き起こした若者が書いた本。(マーケティングだとかビジネスモデルだとかでは絶対に起こりえないムーブメントなのです。)
そのムーブメントの始まりは、沖縄の寂れつつある歴史ある街の再生の話。街の再生を子供たちを通じて実現する話。いや、子供たちが親を、大人を、最後には地域を動かしていく素敵な話。


正直、実話なの!?っていうほど、ロマンのある、しかも、つい最近の話。


何がすごいって、沖縄全体を揺るがすようなムーブメントが、最初は本当にたった一人の純粋な情熱から始まったことに驚きます。そして、その情熱の源は、ただただ純朴に正直に自分の生きる意味を問い、自分の成長を支えた両親への感謝、そして、自分の感性を育んだ環境への感謝の気持ち。


この感謝の気持ちが半端ではない。
筆者の平田大一さんは、自分を構成するものが何かを真剣に考え(しかも大学生の若さで!)、自分を構成する人や環境への感謝の気持ちに真剣に向き合う。
結果、東京で掴みかけていた表現者としての成功に安住し活動の場を東京にすることよりも、自分を育んだ"島"(小浜島:沖縄の離島)で暮らしていく事を決断する。


当然、生活は厳しく表現者として大衆の賞賛に触れることも無い生活。普通の人の感覚では、ここで、「やっぱり都会に行かないとダメだ」と感じてしまうところ。島の人たちも、「何で東京の大学にまで行っておきながら帰ってきたんだ」と戸惑う。


しかし、彼は誇り高く(キムタカ)自らを育んだ土地を愛し、土地が育んでくれた自分自身を愛し、一人で出来る事(投資できるわけでもなく、本当に最初は小さな活動)から始め、それが沖縄全体を包み込むようなムーブメントへと発展していく過程は、とかく中年になって失いかけている情熱というものをもう一度信じずにはいられなくなるような、とても元気が出るお話でした。


一つ一つのエピソードが、子供のエピソードであれ、大人のエピソードであれ、もちろん平田さんのエピソードであれ、深く心を打たれっぱなしの一冊でした。
(嬉しい涙を流したい時に読むと良い本です。)



ちなみにこの本。休日に近所の中学校のバザーに立ち寄った際に、PTAのお母さん?に薦められて購入しました。本当はその場で、その後も脈々と続いている中学生の演劇のチケットを売っていたんだけど、自転車では行けないさそうな所(ヒヨっちゃいました。。)だったので、代わりに本を売ってくれた(買わされた!?)のでした。
この本の買い方もなかなか意味深い、と、読み終わって思ったのでした。
間違いなくこの本は老若男女にお勧めです。

火曜日, 6月 24, 2008

耳無し芳市号、盗難をまぬがれる


もう、やりたい放題、っていうか、「おじちゃん、鍵外していい!?」って聞かれちゃ、やってみなさーい!ってなるわけで、「うほほーい」ってなって、もう皆でいろいろ試してみるわけです。
←二人がかりで鍵外しに取り組む風景。明るい。




これがハッカーの起源。
間違いない。
ほぼ本能。
DNAレベル。
知恵も知識も無いのに暗闇で母親の母乳を探り当てようとする力。
そして、それは見つかり、生命を繋いでいく。


そういえば、C●TI BANKのオンラインシステムがリアルタイムにハッキングされた(銀行の基幹システムがネットワーク経由でハックされた事は無い)疑いがあるらしい。
こうなると、もう、振り込め詐欺とかオレオレ詐欺とかクレクレ詐欺とかモンデモンデ詐欺とか目じゃなくなるのである。
だって、無理して誰かにATM操作してもらう必要が無いもの。
自分でカードこしらえて自分でATMに行って好きなだけ下ろせばいいんだもの。


うーん。どうせなら慢性的残高不足の僕の口座の"0"(ゼロ)も横に増やしてもらいたいものだ。
ご利用は計画的に!

月曜日, 6月 23, 2008

「黒船iPhone」「よされよされ」の意味

※最後の床屋さんの話まではつまらない話です
先日、孫さん(って書いたからって面識はない)の発表もあり、いよいよ、iPhoneが国内で登場する。
これって、今の今まで気がつかなかったけど、その昔パソコンが数十万円もした時代にComapqショックといわれる黒船がやってきて一気に普及した時と同じような時代の転換期になりそうだ。


日本のケータイは世界でも類まれな進化を遂げてきたとはよく言われる。
僕が大嫌いな旧DんDん公社のケータイ端末(i-mode)なんて、悔しいけど最初のビジョンが良く出来ていて、ケータイを電話する機械ではなく持っている人の空いた時間の相手=暇つぶしに近い事をする機械として、肌色のお姉ちゃんがウインクしたり、肌色のお姉ちゃんが乗換駅を教えてくれたり、肌色のお姉ちゃんがニュースを教えてくれたり、肌色のお姉ちゃんがゲームしてくれたり、、、と、もう、肌色のお姉ちゃん大活躍で、キャリアとしては最高の「パケット垂れ流し端末」の先駆者だったのだと思う。
今では、辞書も路線図も天気予報もニュースもブログも全てケータイで済む様になった。


で、先駆者の土地にいる僕たちは、たまの海外旅行先で現地の人の携帯電話がピピピピッピピピピッとか電子音を鳴らしてるのを聞いて「着メロじゃないんだぁ」等と思っていたのだ
しかぁし、iPhoneである。同じiだからといって、iモードとかには対応しないのである。
もう、世界中の市場で流通するソフトが使えちゃったりするのである。
しかもキャリアは孫さんの所だけということではないと言う。


キャリア(Docomo,KDDI,SB)が牛耳ってきたケータイインフラ(プラットフォームとしてのケータイ)は、より下層のインフラとしてのみの機能(いかに大量のパケットをスムーズに届けられるか)を求められる事になる。コンテンツはappleのオープン(?)なプラットフォームに対応すればいいので同じコンテンツが他のキャリアでも使えるようになる。キャリアが違うから使えない、、、そういう事は無くなり、iPhoneじゃないから使えない、という事が起きる様になるわけだ。


Windowsという黒船でPCの業界地図が一気に塗り変わったように孫さんはいち早くキラー端末(実際はその端末で動くコンテンツ)投入で一気に塗り替えたいんだと思うよ。インフラやるならシェア取ってナンボだもの。

きっと、昔のPCブームやネットバブルのようなビジネスチャンスになるんだろうな。

その昔、電子手帳だ、PDAだ、と夢中になった時代もあったものの、正直、今はケータイで充分じゃんっていう自分。
mp3プレーヤーすらテーブルのDMやらタバコの空き箱やらの下に埋もれている。
(地方で自転車を移動手段とした瞬間に、移動時間は一生懸命移動する時間という宿命)



話は変わりますが、昨日、床屋さんに行きました。
床屋のオジさんは、カラオケマニアで、見事県大会を勝ち抜き、冬に新宿コマ劇場で行われる全国大会に出場するのだそうです。その彼の歌うサブちゃんの唄の歌詞に「よされ、よされ、と雪が降る」という歌詞があって、この「よされ」の意味を知らないかという話になりました。知らなかったんだけれど、ケータイでググると直ぐに判明。
「世去れ」の意味で、この世から疫病や不幸がなくなるように、、という意味でした。
「この世の不幸をかき消すように、降りしきる雪が全てを白くしていく」、そんな(かなり想像してますが、、、)歌だったとわかり、二人で感激した、そんな床屋さんでのひと時でした。
ケータイ便利じゃーん!

水曜日, 6月 18, 2008

怪我続き

昨日、自転車で転んだ。
転んだといっても、普通に走っていて、砂に滑って転んだとか、そんなつまらない転び方ではない。
冒頭につまらない転び方ではない、などと宣言して大丈夫かと思われるだろうが、かなりレアな転び方だ。
YouTubeに公開したら話題の動画になること間違い無しの転び方だ。
録画していないのが残念。。。


その瞬間はルンルンでベルピュンの直後に起こった。
(筆者訳;その瞬間は高揚した気分で契約勤務時間満了の直後に起こった。)

18:03:00、まだムッとする空気の中、チャリに颯爽と飛び乗り、オフィスの敷地内駐車場を抜け、ガードマンの立つ踏切に向かう。
18:03:46、アシストされなくたってスイスイ進むチャリ。この時間はオジイガードマン。ニコニコ笑いながらゲートを開けるスイッチを押す。
18:03:51、開いたゲートの下を通り過ぎようとする
18:03:52、突然ゲートが落ちてくる。
・既にゲートの直前なので見えていない。最初に気がついたのは額と鼻・口に何かがぶつかった事。
・この瞬間、慣性の法則どおり、僕のピカピカの耳無し芳一号は、私の体を離れようと全身を続ける。
・私の体はゲートに阻まれた私の鼻を中心にして下半身だけが自転車に付いて前進しようとする。
18:03:53、わけもわからず自転車/私が地球にハグをする。おぉ母なる地球よ。Love earth。
18:04:00、何が起こったのか、頭の中を整理しながら起き上がる。口の中に違和感。歯の詰め物が取れている。
18:04:15、脇に自転車を寄せ、言葉を失っているオジイガードマンに「顔、なんかなってますか?」と確認。
     オジイ「・・・・・」
     僕「ナンデコウナルノゥ」
18:10:00、しばらく詰め所で体の埃を落とし、顔をよくよーく触って出血が無いのを確かめ、自転車のペダルが欠けている事を確認するもの使用に問題が無いと判断し、腕の擦り傷が深くない事を確認し、オジイが言葉も失ったままそばを離れない事に、こちらが申し訳ない気持ちになる。
18:10:35、さて、気を取り直して外に出る。オジイも外に出る。
     ゲートがなんか辺だ。ぶらんと地面に着きそう。ゲートが僕の進行方向に曲がってしまって、降りた際にゲートを受けるU字型の柱に収まらなくなっているのだ。力尽くで直そうとするオジイ。「ゴメン、それを直すほど僕は元気が無い。」と心の中でオジイに声をかえけ、「大丈夫そうです。では、お疲れ様。」と言ってチャリで立ち去る。
18:12:54、敷地を出てしばらく走るも、顔の違和感(なにしろ顔面が痛いのだ)を感じながら、別の違和感に気がつく。
     「メガネが無いっ!」
     メガネを拾いに事件現場まで戻る。犯人は現場に戻るのだ。
18:14:03、現場に知恵の輪のように曲がった遺留品A(メガネ)、遺留品B(社員証/入館証)、遺留品C(ペダルの破片)を発見、回収する。
18:15:07、引きつった笑いをオジイに見せながら帰路に着く。「なんでなんだー」と呟きながらペダルを漕ぐのでした。

翌日。
夕べは鼻の回り全体が痺れていたが、今日はもう大丈夫。
そういえば、夕べ鏡を見たら鼻が曲がっている気がして、鼻の軟骨をクネッとやってみたら、治った。
今朝からは鼻のとおりも良く快適。まだちょっとだけ痺れてるけど。
そして、「ゲートは歩行者/自転車/バイクはゲートをくぐらずに詰め書の前を通る事」という新たなルールが検討される事になった。
オジイよ、新たなルールが出来た日にはヨロシク。


あ、タイトルが「怪我続き」となっているのは、先日のボート海釣りで、ハマったアンカーを引き上げる時に胸を圧迫したらしく、余りの痛みに病院に行ったら「肋骨を損傷している(ひびや折れた訳ではない)」との事で、バストバンドなる腹巻みたいなのをしていたのでした。ちょうど痛み止めも飲んでいるので、オジイイターゲート事件の痛みも一緒に緩和してくれているのでした。
ちなみにこちらの病院は、待合室はやはりオジイ/オバアの集会所と化していて、全く聞き取れない言葉を話しているのでした。
外国に来ているみたい。

日曜日, 6月 15, 2008

「おめでとう」

ストレスから体調を崩して会社を辞めた以前の同僚からメールを貰った。
田舎に帰って手に職をつけ(職人気質だったが本当に職人になった!)、就職先が決まったと言う。とにかくおめでとう。良かった。当時何も力になれなかったが、結果よければ全てよし、そういうことにしてくれ。おめでとう。



人間には人間に最適なペースがある。そして、その人間の中にも人それぞれのペースがある。
社会は一人一人の人間の為にあるはずなのに、いつの頃からか、社会=経済活動のターゲット、になってきた。経済活動に求められるペースは「スピード」だ。
自分が育った時の価値観をそんな簡単に変えてもらっては困るのに、せめて、必要な時間をかけてもらえないと多くの人がついていけないのに、やれ変革だ、それスピードだ、自己責任だ、、、
70年、80年の一生の中で、人は価値観を何度変えられるのだろう。案外柔軟だと思う。そう、多くの人は案外柔軟だと思う。でも、「多くの人」というのは何%の人?


いい学歴が一生を保障するというから酷い受験勉強を(青春を謳歌せずに)耐えて頑張ったのに?
←あなたの判断で勉強漬けだったんです。あなたの自己責任です。
マジメに仕事をしていれば、ちゃんと評価され、幸せな家庭を築いて健康な一生を送れたんじゃないの?
←マジメと評価は比例しません。あなたの自己責任です。
仕事をしたいと思っていれば、仕事が与えられ、食うには困らないんじゃないの?
←価値が無い労働力は不要です。あなたの自己責任です。


そのどれもが、経済活動の名の元に何の照れも無く反故にされていく。本質を考えるなんて無駄。考えるべきは結果としての利益。虚業が大手を振る世の中。。。
(H後屋はH後屋でいて欲しい。「お前も悪よのぅ」って言われ続けていて欲しい。皆がH後屋を目指したらどうなるのだ。誰が米を作るの?誰が人を助けるの?)
←回答:H後屋が米を作り、H後屋が人を助け、H後屋が対価をいただきます。



最近のニュースで驚いたのが(なんとなく考えてはいたが。。)石油、小麦/とうもろこし、二酸化炭素排出権、、、、この次に高騰するのは「水」なのだそうだ。
今の社会の延長に未来はあるのだろうか、と、考えさせられずにいられないニュースだった。


"水は「新たな原油」"のニュースソースはこちら。

海釣り(釣りに行かない理由)


ちょっとは職場に慣れてきたのか、忙しい一週間を過ごした。
そして週末、同僚の「船で海釣りして気分転換しようよイベント」に同行した。船も釣りもさほど興味は無いが(汗)一度経験するのは良いだろう。
※船を借り出す費用分担要員だということは後で気がついた。。。


朝、マリーナまで自転車。汗だくになって一時間で到着。
前の晩に用意した自画自賛せずにはいられない完璧なおにぎり。これを早く海上で食べたいと、それが最大のモチベーション。(笑)
そんなだから、とりあえず、その写真を貼っておこう。海の写真は他のブログで見ても同じである。(←ブログ自体も同じかそれ以下なのかもしれないじゃーん。自己満足の世界じゃーん。)


さて、マリーナを出て外海へ。なんという船か知らないが、小さいそのボートは、波を叩きつけながら結構なスピードで海上を駆け抜ける。
試しに船首の方に座ってみたが、ジェットコースター並みの揺れ、ジャンプ、飛ばされそうなほど。これは面白い。今日の収穫。「ボートでスピードを出すとジェットコースターの楽しみがついてくる。」(韻、知恵、ひねり、共になし)


15分ほどで本島から近い島。津堅島という島のそばにボートを停泊させる。
そんな小さなボートにもGPSと海底までの深さ、魚群探知機が搭載され、驚いた。特に海底までの深さは沖縄のように沖に出てもリーフの浅瀬が突然現れるようなところでは必須だと思った。


さて、停泊し、お借りした釣竿を垂らす。
今日は、釣りはやらなくていいやー、と思っていたのだが、擬似餌(ルアー)だったのでやらせてもらう事にした。


実は釣りは小学生の頃は良くやっていた。
近所の川で(海ではない。北上川。)よく雨上がりなんかは喜んで釣りに行っていた。釣りに行く前に庭の畑(庭なのかぁ、畑なのかぁ、空き地なのかぁ)の土を掘り返してミミズを捕まえて、バケツに無造作に放り込んでいくのだ。
ところが、小学校5年か6年?その頃のある日、喜び勇んで畑に行って土を掘り返す、いるいる、ウニョウニョと奴らは、より高等生物である魚類に食われんとするために今日まで土の中で頑張ってきたのだ。さぁ、おいで、神の手を差し出したそのとき、「うわぁ、、グロいよぅ」と、昨日まで田んぼを裸足でジャブジャブ歩いていたような僕は突然のミミズへの言われ無き嫌悪により、釣りを取りやめにした。
以来、一度も釣りはやっていない。千葉の海岸などをドライブすると釣り客向けの「ゴカイあります」の看板を見て、「ゴカイ」ってなんだ!?なーんて思った事があったが、ある日、その実物を絵(実物を絵って。。。)で見たときに「釣り人に近づくべからず」と思ったものだ。


さて、沖縄の釣り。どんな事情があるかわからないが、「島ゴカイあります」という看板を見たことがある。もう、想像なんてしません。とにかく、千葉のゴカイが島に来るとどういうことになるか、なのだろう。ピーマンみたいな島ししとう、米ナスみたいな島ナス、キュウリみたいなオクラ、象みたいな牛、新宿アルタ前の電光掲示板みたいな表札、もうなんでも大らかなのだから、「島ゴカイ」は誤解を受けるほどの生き物なのだろう。見ない、聞かない、食べない。
そう心に誓って参加したのだ。


そんな不安はルアーにより解決され、なにより、参加者(5名)のほとんど(4名)が内地の人でもあり、週末はゴルフ?海釣り?みたいなノリだったのだと気がついた。


で、ビギナーズラックも無く、美味しい(←ここ強調)おにぎりを海の上で食べ、竿を抱えながら昼寝し、二度寝し、目が覚めたら釣れていないからもう一度寝て、とても気持ちのいい休日を過ごしました。
釣れるのも南のお魚。うーん、ごめん。



そんなこんなで、船で海釣り、大いに結構、楽しいじゃん。
でもでも、やっぱり釣った魚は食べたい僕は、自転車で一時間かけていくほどのもんじゃないなぁ、などと思ったりもしたのでありました。
(なんなんだ、オチ無しかよぅ。)

月曜日, 6月 09, 2008

中年として気になる"the rest of my life"

映画(DVD)「ブロンドライフ」(2002,アンジェリーナ・ジョリー主演)を観た。

ジョリーの金髪の評価はさておき、なかなか気に入りました。
ジョリー演じるレイニーはキャリアアップを目指す地方のテレビ局レポーター。目指すは全米ネットのキャスター。

そんなバリキャリな彼女は偶然「自分が一週間後に死ぬ」事を知ってしまう。
死への5つのステップ、否認→怒り→取引→鬱→変容、を描いたストーリー展開。


ストーリーはおいといて(ググれば嫌というほど出てきます。。。)、劇中でlove measure?との問いに対して「I want to spend the rest of my life with you.」とのセリフが気に入りました。
異性への愛の定義としてとてもシンプルで、でも、家族愛や博愛など他の愛情とは異なる定義。
"the rest of my life:残りの人生"、そんなキーワードが気になるのはやはり中年だっていう事なのかな。
(汗)


レイニーは死の直前、全米キャスターの夢を果たす。そして死が訪れようとする、そして、「変容」する。全てを悟るのだ。
家族や恋人との関係よりも今の自分にはキャリアが優先すると行動してきた彼女。


映画ではハッピーエンドを迎えるのだけど、最後のシーンは「死を受け入れる彼女の変容。それが産み出した彼女の想像」だとも思える。
仕事に疲れた時に見るとよい映画でした。

※それにしてもジョリーはスッピンがいいねぇ。

日曜日, 6月 08, 2008

餃子の法則


昨日は休日出勤。最低な週末。。。。にならないために、今日は張り切って「餃子」を作る事にした。初めての餃子作り。




まぁ、レシピを見たりしながらおおよその予測をつけて買い物。「沖縄産豚ひき肉300g」の量に合わせてなんやかんや、ひたすら野菜のみじん切りをやったわけですよ。
なんか、いい感じに具が出来て、包む事になったわけですよ。
包んでも包んでも具が減らないわけですよ。
50個包んで具が1/3残ったわけですよ。
皮の分しか出来ないわけですよ。
知らなかったですよ。
冷凍したですよ。
ですよですよ。
ですよ。


というわけで、みじん切りに疲れた右腕をいたわりながら、今夜は餃子を好きなだけ食べるのです。
ビールもね。自家製ラー油もね。
はぁ、ちょっと元気が出てきた。
(これを書くまで、もう餃子を食べる意欲がそがれていました。)

金曜日, 6月 06, 2008

トップバリューよお疲れさん!そしてジャスコ詣で。

来ました来ました!
予想より早くやってきました。
「バイセコーウィズエレクトリック支援」またの名を「電動アシスト付き自転車」略して、「電動アシスト付チャリ」そう、電チャリ。


●水曜日
納車の連絡があり、残業もそっちのけで受け取りに。
(新車で最初に向かったのは残業の待ち受ける夜のオフィス)
おぉおぉ、いいじゃんいいじゃん。
しっかりカゴもつけてもらい、泥除けはオプションで後日という事で納車されました。



愛車トップバリュー号からボードキャリアを取り外し、新車に装着。
おぉおぉ、いきなりカゴ付、キャリア付、いいじゃんいいじゃん。


トップバリュー号は、自転車屋さんに引き取ってもらうことに。
お疲れ様。








●木曜日
そして、翌日、もう、盗難に遭う位ならと、いきなり油性マジックでカラーリング。
「耳無し芳一号」の出来上がり。


で、調子はどうかって?
もう最高。自転車の気持いい瞬間は、下り坂。
この自転車に乗ると、常に下り坂みたいな感覚になる。
ペダルは踏まなきゃダメなんだけど、そりゃもう、人生下り坂の私にピッタリ。


どこまででも時間が許す限り行けちゃう事になりました。


そんなわけで、仕事を定時に終えて、さっそく、投資を回収すべく宝くじを買いに15km近く先のジャスコに出かけることにしました。
道に迷ったりと、相当、遠回り(隣の沖縄市まで行ってしまった)したあげく、ようやくつきましたとも。巨大なジャスコ。
※宝くじは、そうそう売っている店がないのです。少なくとも僕の住んでいる町では売ってない。。


もう感激です。もっと感激してよ。えぇ、じゃあ少し。じゃすこし。ジャスコし。
なーんて、もう、駄洒落も恥ずかしく無いほどに感激です。
都会です。照明です。駐車場です。深夜までやってます。


入り口に行くと、ありました。懐かしい宝くじ売り場。よくぞここまで運を運んでくれたねぇ。
ちょっと涙ぐむ僕に、、、宝くじ売り場、、、、シャッター、、、???


【はみ出し】
宝くじ売り場に張り紙。

うーん、「お昼も休まず営業いたします。」かぁ。
確かに此処は沖縄でしたぁ。


ヤッホッホーイ、ジョンジョロリン♪

木曜日, 6月 05, 2008

送別会@那覇

以前、一緒に仕事をしていた仲間が那覇にいる。
このチームの一人が東京に赴任する事になり、送別会があると言う事で参加しました。
それは一昨日の夜、沖縄は激しい雨の夜でした。


うるまから那覇への行き方。
・タクシー:これは6000円以上かかるのでパス。
・高速バス:終バスが18時台に終わってしまうが、ほぼ、定刻運行。優秀。
でもたまに、満員(夕方、学生が結構乗ってくる)で、乗れない事も。
・路線バス:高速バスよりちょっとだけ安いけど、時間は倍かかってしまう。
・マイカー:無い
・マイバイセコー:遠い。さすがに辛い
・ニューマイバイセコー(予定):アシスト付なら気軽に行ける!?

ということで、高速バスで行くことに。
とはいえ、今日は雨。会社から高速バス乗り場(高速の料金所出口)までのタクシーを呼ぶ。
高速バスの時間を調べ、タクシーなら5分もあれば行くところを、20分前に来るように呼んだ。
僕の時間の最小単位は15分刻みぐらいなのだ。それ以上細かい時間はコントロール不能。
さて、タクシーが来る時間になり、オフィスを出るが、、、いない。
会社の敷地出入り口まで出て行くが、、、やはりいない。
警備の人と世間話をしつつ、5分過ぎたところでタクシー会社に再度電話。
タクシー会社の人「あぁー、、、あぁ、そうでしたねぇ。大丈夫です。直ぐ行きますよ。」
何が大丈夫なのかわからないが、とても柔らかい語り口でそう言われると、大丈夫なような気

になる。
話のとおり、3分ほどでタクシーが到着し、あっという間にバス停へ。
で、計算上では後5分ほどでバスが来るはずなのだが。。。。バス停の時刻表は違っていた。
もう、来る時間なのだ。ハラハラしながら待っていると、定刻にバスはやってきた。

そうやって、雨の中、那覇に向かった。


かれこれ5年以上前に出会った仲間たち。
今も若いけど、随分と力強く、逞しく、頼もしくなっていて、とても嬉しい限りでした。
そもそも、比較的離職率の高い職場、地域性の中で、この5人が一人も欠けることも無く、それどころか新たな仲間も増えて活動しているのは、奇跡的とも言えるような出来事。


自分の力が及ばない事がたくさんあって後ろめたい気持ちすらあったのが、全て吹き飛んだような気がして嬉しかった。


そして、チームに二人の仲間も増えていて、明るい前向きな、そして、ちょっとお馬鹿なチームカラーはそのままに、とても楽しい時間が、泡盛の酔いとともにあっという間に過ぎていったのでした。


豪雨の深夜、もはや交通機関はタクシーのみ。楽チンなタクシーで帰り着き、気持ちよく寝たとさ。どっとはれ。
(この時点で明日の通勤はチャリすら無い(会社に置きっぱなし)事に気がついていないのでした。)

月曜日, 6月 02, 2008

自動車購入へのプレッシャー

職場の同僚、上司、みんな中古自動車屋さんの回し者かというほど、車の購入を勧められる。

・本当に酷い雨の時は自動車じゃないと会社に来るのが大変
(既にそれなりに実績があるからか、"来られない"とは言われない。)

・自分の○○(車種名)を安く譲るよ。
(何故か必要台数+1台程度保有している人が多い。よくあるのが、自分+奥様+1台で三台とか。)

・せめて原チャリにしたら
(毎日汗臭いのかもしれない。。。)

・こっちにいるうちに、いろんなところに行っといたほうがいいよー
(言うほどみんなメジャーな所にしか行っていない。)
・・・

という感じで、気を抜けば、あっという間に自転車は倉庫行き。
しかぁし、この世知辛い世の中のニュースに私を救う神はいた。


(周囲)「だからさ、車買えばいいんだよ。楽しいよ~」
(私)「ところで、ガソリン代上がっているんだってねぇ」
(周囲)「そうなんだよ、もう、やってられないよ~。シャレにならない」
(私)「そうでしょう。大変ですよね。」
(周囲)「そうなんだよ。確かに自転車で通えるっていうのもいいかもだねぇ」

♪ザンザンっ

そうして大人の無駄話は仕事の会話へと移っていくのでした。